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おばあちゃんのラピュタ呪文が長い理由!復興は膨大な時間がかかるから?

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ラピュタで気になるシーンの1つに、シータのおばあちゃんが登場してラピュタの呪文を教える場面がありますよね?

ただ長ったらしい呪文なので1回聞いただけでは思い出せないはずです。

それと、もう1つの呪文(バルス)は短いのに、なぜ“おばあちゃんから教わった呪文”はゴチャゴチャして長いのか?と気になっている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、シータのおばあちゃんが教えたラピュタの呪文について解説していきます!

おばあちゃんが教えたラピュタの呪文とは?

まず「天空の城ラピュタ」では物語中にラピュタの呪文が2つ出てきます。

  • 復活の呪文
  • 滅びの呪文

滅びの呪文はあの有名な「バルス」ですね!

物語の終盤、ムスカ大佐から与えられた3分間でパズーとシータが作戦を練り、意を決して「バルスッ!」と叫んだシーンはあまりにも有名ですよね?

一方、物語の序盤に登場する復活の呪文って「困ったときのおまじない」としてシータが祖母から教わったんですけど、なんとも長ったらしいので1回聞いただけでは覚えられませんよね?

そこで、おばあちゃんから教わった復活の呪文を調べてみたところ…

リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール

と言っていることが判明しました。

リーテ…長ったらしいけど、一体どういう意味なの?

ラピュタのおばあちゃんの呪文

まずこの単語の意味を調べてみました。

ラピュタ語で「我を助けよ、光よ甦れ」という意味だそうです。

シータがこの呪文を叫んだシーンを思い出していただけると、スーッと頭に入ってくるはずです。

ムスカ大佐たちに身柄を拘束されていたときにシータが叫んだ瞬間、首元の飛行石が光り輝き、ラピュタのロボット兵が動き始めてシータを助けようとしましたよね?

もともとシータはラピュタの王族の一員なので、この呪文を唱えると困ったときのお助けマンが登場してくるということです。

ちなみに、困ったときに使える呪文なので、他にも物を探したり、病気を治す力があるそうです。




データの消去がたった3文字とか、危機管理が甘すぎるとか、バルスの呪文が長ったらしいとまったく異なる結末になるから、などなど。

皆さん色んな意見をお持ちのようです。とっても参考になりました。

でもですね。こればかりはジブリ作品なので、そもそもどれが正解なんてないはずです。

本作を手がけた宮崎駿さん自身もあらゆることを想像しながら2つの呪文を決定したはずですので。

ただ、「天空の城ラピュタ」のテーマが軍事開発と文明の進歩だと思い出したときに、ふと気づいたんです。

呪文が長い理由は「核」が関係していた!?

ラピュタ

滅びの呪文が「バルス」と3文字なのに、復活の呪文がリーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリールなどと長ったらしい本当の意味は...

何かを滅ぼすのは簡単だが、復活するのは難しい。

宮崎駿さんはラピュタの2つの呪文にこのようなメッセージをこめているのではないでしょうか?

「天空の城ラピュタ」のテーマは軍事開発と文明の進歩。

本作は1986年に上映されたので、戦後からちょうど40年以上経った頃ぐらいです。

ラピュタの物語には、戦争を忘れかけた日本人に対するメッセージが込められていると言われていますので、やや勝手ですけどラピュタの呪文を核兵器と捉えてみます。

核兵器ってそれこそ「核のボタン」を押せば一瞬で街は崩壊しますけど...その街を再生するにはとてつもない時間がかかりますよね?

崩壊:簡単だから3文字

復活:難しいから20文字以上

このように考えるとつじつまが合います。

ラピュタのテーマは「軍事開発と文明の進歩」なので、おばあちゃんが教えたラピュタの呪文が「復活する、復興する」と考えれば長ったらしいワケも理解できたのではないでしょうか?

ジブリ作品は奥深いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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