ゲーム考察系YouTuber「上級騎士なるにぃ」さんが約5085万円を集めたゲーム『誓いノ淵』。発売予定を過ぎても完成せず、2026年10月には返金方針が注目されています。
結論からいうと、従来の開発体制は頓挫しましたが、ゲーム自体の完全中止は発表されていません。返金は、希望者全員分を合わせて月額約5万円を個人資金から充てる方針です。
なるにぃの5000万円クラファンはどうなった?
2023年2月10日から3月31日にCAMPFIREで支援を募集し、目標3000万円に対して5085万1500円が集まりました。支援者は3851人、達成率は169%です。
当初予定の2024年発売は実現せず、2025年末に開発の中心メンバーが離脱。2026年10月23日の活動報告では、開発を続けていると説明しています。
開発が頓挫した理由は?
なるにぃさんは10月23日の動画で、前ディレクターに開発と人員管理を任せていた一方、納期や問題発生時の責任を定める契約が十分でなく、進捗確認にも問題があったと振り返りました。これは本人側の説明であり、双方の主張を独立に検証できたわけではありません。
体制変更後の開発データ調査では、動作する部分が「0~1%、好意的に見ても3%」程度と評価されたと報じられています。ただし、この数字はゲーム制作全体の厳密な完成率ではありません。
5085万円はどこへ?支援金の使い道
10月23日の公式活動報告で、なるにぃさんは支援金をすべて開発費に充てたと説明しました。現在は開発資金に余裕がなく、そこから返金費用を出せないとのことです。
費目別の詳細な支出や支払先を独立に検証できる資料は確認できませんでした。「私的流用」「詐欺」などと断定する根拠はありませんが、支援者にとって使途の透明性は気になる点でしょう。
返金は月5万円?申請方法と受付期間
なるにぃさんは、希望者への返金を個人資金から少しずつ進めると発表しました。充てられる金額は全希望者分を合わせて月額約5万円で、1人につき月5万円ではありません。
返金希望額が合計100万円なら、単純計算で20か月かかります。実際の希望総額や返金完了時期、返金済みの金額は確認できていません。
返金希望者はCAMPFIREで再申請
返金受付はCAMPFIREのメッセージに統一されています。過去に連絡した人も、改めて申請するよう案内されています。
一次集計は2026年10月23日から1か月間、返金希望の受付全体は約3か月間で、2027年1~2月ごろまでを予定しています。申請前にはCAMPFIREの公式活動報告を確認してください。
「お人好しタイプ」発言はなぜ炎上?
10月23日の説明動画では、返金を求める支援者への語りかけの中で「お人好しタイプ」という表現が使われ、批判が集まりました。本人は罪悪感を抱いてほしくないという趣旨で話していましたが、長く完成を待つ支援者への言葉として疑問を持つ人もいます。
その後、なるにぃさんは殺害予告などを受けたと報告しました。開発や返金への批判と脅迫行為は、区別しなければなりません。
『誓いノ淵』は今後完成する?
なるにぃさんはゲーム会社との制作協力を協議していると説明しています。シナリオ監修には長井知佳さんが参加すると報じられました。
ただし、正式な開発契約の成立や発売日は確認できていません。公式活動報告でも、Steamページや発売日の案内にはもう少し時間がかかるとしています。
今後は、新しい開発体制、動作するゲーム映像、発売時期、返金の進捗が焦点になりそうです。
まとめ
約5085万円を集めた『誓いノ淵』は、旧開発体制が頓挫したものの、2026年10月現在は制作継続を目指しています。返金は月額合計約5万円を個人資金から充てる方針で、完了時期は未定です。