GUのCMになぜスーダラ節?起用理由と歌手・20周年の関係

GU(ジーユー)の新CMから流れてくる、昭和の名曲「スーダラ節」。今どきのファッション映像にこの曲?と驚いた人も多いのではないでしょうか。

実はGUは、なぜこの曲を選んだのかを公式に説明しています。理由は、明るく軽快で自由な雰囲気が、自分らしく服を選ぶというCMの世界観に合うから。単に懐かしい曲を使いたかった、という話ではありません。

2026年のブランド20周年との関係や、原曲の歌手、CMで歌っている人についても整理しました。

目次

GUのCMになぜスーダラ節?公式が明かした起用理由

2026年10月23日に全国放映が始まったGUの新CM。テーマは「なんでもいいけど、どうでもよくない」です。

GUの公式発表によると、「スーダラ節」を選んだのは、曲が持つ明るさや軽快さ、自由に生きる楽しさが、ファッションを自由に楽しむCMの世界観と重なったため。

CMでは「好きに着てる?」「好きに生きてる?」と問いかけます。周りの目や時代の流行だけに合わせるのではなく、自分の感覚で服を選ぶ。そんなメッセージを、肩の力が抜けた昭和のメロディーが後押ししています。

もちろん「スーダラ節」は、ファッションについて歌った曲ではありません。だからこそ、軽快な曲調と現代の服装の組み合わせに意外性が生まれています。

昭和レトロや購買層を狙った選曲なの?

昔のヒット曲なら、原曲を知る世代には懐かしく、初めて聞く世代には新鮮に響く可能性があります。幅広い年代に向けたCMとしても相性がよさそうです。

ただし、GUは「中高年の購買層を狙った」「昭和レトロブームに乗った」とは発表していません。これらは広告の効果についての考察であり、公式の起用理由とは区別しておきたいところです。

GU20周年のブランド刷新と「自由」のメッセージ

2026年秋、GUは20周年を迎えました。しかも今シーズンは、ブランドの方向性を改めて打ち出す節目でもあります。

2026年秋冬からは、イタリア出身のデザイナー、フランチェスコ・リッソさんをクリエイティブ・ディレクターに迎えて商品全体を刷新。リッソさんは2016年から2025年まで「マルニ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていました。

GUはブランド名の由来でもある「自由」に立ち返り、価格だけでなく、服の組み合わせや個性を楽しむ提案を進めています。

新CMに登場する「BE YOUNG. STAY FREE.」も、若い人だけを対象にした言葉ではありません。GUによれば、年齢や既成概念にとらわれず、好奇心を持ってファッションを楽しもうというメッセージです。

1961年の曲を2026年の服に合わせるのも、時代の枠にとらわれないという考え方にぴったり。選曲の背景を知ると、あの意外な組み合わせが少し違って見えてきます。

スーダラ節は誰の曲?GUのCMで歌っている人は?

「スーダラ節」は1961年に発表された、ハナ肇とクレージーキャッツの楽曲です。植木等さんの歌唱で広く知られています。

作詞は青島幸男さん、作曲は萩原哲晶さん。青島さんは放送作家や作詞家として活躍し、のちに東京都知事も務めました。

曲では、分かっていてもつい失敗してしまう人間の姿が、ユーモラスに描かれています。明るい曲調と、ちょっと情けない主人公のギャップも魅力です。

今回のCM音源は植木等さん本人?

ここは注意したいポイントです。GUは原曲を「植木等さんの歌唱で知られる」楽曲と紹介していますが、今回のCM音源を誰が歌っているのか、原曲の録音を使っているのかについては、2026年10月27日時点で公表していません。

つまり「原曲を歌ったのは植木等さん」と言えますが、「GUのCMで歌っているのも植木等さん本人」と断定することはできません。新たなカバーなのかどうかも、公式の追加情報を待つ必要があります。

スーダラ節は以前にもCMに使われていた

「スーダラ節」がCMに使われるのは今回が初めてではありません。2020年には出前館のCMにも使われ、楽曲を管理する渡辺音楽出版が使用を紹介しています。

同じ曲でも、サービスの親しみやすさを伝えるCMと、自由なファッションを表現するCMとでは、受ける印象が変わるものですね。

GUの新CM動画は2種類!実際に見比べてみよう

GUが発表した新CMは「なんでもいいけど」篇と「どうでもよくない」篇の2種類。いずれも15秒で、2026年10月23日から全国で放映されています。

「なんでもいいけど」篇(15秒)

さまざまなスタイルを楽しむ人々を、スーダラ節の軽快なサウンドとともに描いています。

「どうでもよくない」篇(15秒)

服を選ぶことは自由。でも、自分の好きなものはどうでもよくない。そんなCM全体のテーマを感じられる一本です。

なぜ最近のCMは昔の曲を使う?GU以外にも例が

GUだけでなく、懐かしいヒット曲を使ったCMはほかにもあります。例えばカーセンサーのCMでは、GLAYやORANGE RANGEなど、平成を代表するアーティストの楽曲が話題になりました。

聞き覚えのあるメロディーは、短いCMでも気づいてもらいやすいもの。昔の曲を知らない若い人には、むしろ新しいサウンドとして届くこともあるでしょう。

ただし、これは一般的な広告表現についての考察です。GU自身が今回の選曲を懐メロ戦略と位置づけているわけではありません。

関連記事:カーセンサーCMが平成すぎる!懐かしい曲と出演者まとめ

まとめ|GUがスーダラ節を選んだ理由は「自由」

GUが新CMに「スーダラ節」を起用したのは、曲の明るく軽快な雰囲気が、自由にファッションを楽しむというメッセージと重なるためです。

2026年はGUの20周年。新しいクリエイティブ・ディレクターを迎え、ブランドが改めて「自由」を打ち出す時期でもあります。

原曲は植木等さんの歌声で知られますが、CM音源の歌唱者は現時点では未公表。昭和の名曲が令和のファッションにどうなじんでいるのか、公式動画で聞き比べてみるのも面白そうです。

参考:GU公式プレスリリース(2026年10月23日)/GU「新しいジーユー、はじまる。」

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