極楽とんぼ・山本圭壱さんを中心に、遠藤章造さん、田村淳さん、ワッキーさん、庄司智春さんらが集まる「軍団山本」。2026年には初のコントライブも開催され、改めて「そもそも軍団山本とは何だったのか」「昔は何をしていたのか」と気になった人も多いのではないでしょうか。
軍団山本は、もともと番組企画で結成されたグループではありません。1990年代の銀座7丁目劇場をきっかけに、山本さんを慕う後輩たちがプライベートで集まるようになった集団です。若手時代の山本さんと遠藤さんが「夜な夜なナンパ」していたことも、遠藤さん本人が後年に明かしています。
一方、ネット上で語られる派手な女遊びのすべてが確認されているわけではありません。2006年の山本さん個人の問題とも分けながら、事実と噂の境界を整理します。
軍団山本とは?主要メンバーは5人
軍団山本のルーツは、1990年代に東京のお笑いシーンを支えた「銀座7丁目劇場」にあります。
2026年のコントライブ開催会見で田村淳さんは、当時劇場のトップにいた極楽とんぼの山本さんに付いていった側が軍団山本であり、山本さんを慕う後輩がプライベートで集まった集団だと説明しています。
つまり正式な芸人ユニットとして結成されたのではなく、山本さんを中心にした後輩芸人のプライベートな仲間集団だったわけです。
2026年現在、軍団山本の中心として表に出ているのは次の5人です。
- 山本圭壱(極楽とんぼ)
- 遠藤章造(ココリコ)
- 田村淳
- ワッキー(ペナルティ)
- 庄司智春(品川庄司)
2026年の「逃亡者たち!~軍団山本スペシャルコントライブ~」もこの5人で開催。結成から30年以上たって、軍団として本格的にコントへ挑戦する形になりました。
一方で、過去の軍団は現在の5人だけを指していたわけではありません。本人たちの回想では非常に多くの後輩が集まっていた時期もあり、現在の5人は長年関係を続けてきたコアメンバーと考えるのが分かりやすそうです。
軍団山本は昔何をしていた?山本と遠藤は「夜な夜なナンパ」
「軍団山本は昔かなり遊んでいた」というイメージがありますが、確認できる話とネット上で膨らんだ話は分ける必要があります。
少なくとも山本さんと遠藤さんについては、若手時代に一緒にナンパをしていたことを遠藤さん本人が明かしています。
2025年8月にTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」で山本さんと共演した遠藤さんは、芸能界に入ってから長い付き合いであることを振り返り、劇場で過ごした後に「夜な夜なナンパしたりして」と当時を回想しました。
そのため、「山本さんと遠藤さんが若い頃に女性をナンパして遊んでいた」という部分は単なるネットの噂ではなく、本人証言があります。
ただし、田村淳さん、ワッキーさん、庄司智春さんまで含め、主要メンバー全員が同じ行動をしていたと裏付ける一次情報は確認できません。
「軍団山本は女遊びが激しかった」という噂は本当?
ネット上では昔の軍団山本について、「女性関係が派手だった」「ナンパや合コンを繰り返していた」「飲み会に女性を集めていた」といった話が長年語られています。
ただ、これらの中には出典が不明な書き込みや、後年になって語られた噂も少なくありません。軍団全体が組織的に女性を集めて問題のある遊びをしていた、と確認できる確かな根拠は見つかりませんでした。
一方で、すべてを「ネットの作り話」と片付けるのも違います。前述した通り、遠藤さん自身が山本さんとの「夜な夜なナンパ」を語っており、少なくとも初期の中心人物2人が若手時代にかなり活発に遊んでいた様子はうかがえます。
田村淳さん自身も2026年の会見で軍団山本を「プライベートで集まる集団」と説明しています。仕事上だけのユニットではなく、若手芸人たちの私生活でもつながりが強かった集まりだったことは確かです。
したがって、現時点で言えるのは「山本・遠藤のナンパは本人証言あり」「軍団全体の過激な女遊びについては未確認の話が混在している」というところまでです。「軍団山本=女性問題を起こしていた集団」と断定するのは行き過ぎでしょう。
山本圭壱が2006年に起こした問題とは
軍団山本を振り返るうえで避けられないのが、2006年の山本圭壱さんをめぐる問題です。
当時17歳だった女性をめぐり山本さんは書類送検され、その後、女性との間で示談が成立。最終的には不起訴処分となっています。
この問題を受け、山本さんは当時所属していた吉本興業を離れ、テレビ番組からも降板。長期間、芸能界の第一線から離れることになりました。
ここで重要なのは、書類送検されたものの、示談成立後に不起訴処分となっていることです。一方、2016年に約10年ぶりに「めちゃ×2イケてるッ!」へ出演した際には、山本さん自身が過去について謝罪しています。
その後、極楽とんぼとして全国ライブを行い、2016年には吉本興業への復帰が発表されました。
2006年の問題は「軍団山本の事件」ではない
混同しやすいのが、2006年の問題を「軍団山本が起こした事件」のように捉えてしまうことです。
確認できる報道では、これは山本圭壱さん個人をめぐる問題です。遠藤さんや淳さん、ワッキーさん、庄司さんらがこの件に関与したという事実は確認できません。
山本さんが吉本を離れたことで、それまで山本さんを中心に集まっていた軍団も以前のようには表に出なくなりました。しかし、人間関係そのものが完全に途切れたわけではありません。
2016年の極楽とんぼ復活ライブでは、遠藤さん、淳さん、庄司さん、ワッキーさんが「軍団山本」として登場。山本さんが吉本を離れていた10年間も陰ながら応援していたことが報じられています。
2026年に5人でコントライブへ
長い年月を経て、軍団山本は再び5人で表舞台に立つことになりました。
2026年には山本圭壱さん、遠藤章造さん、田村淳さん、ワッキーさん、庄司智春さんによる「逃亡者たち!~軍団山本スペシャルコントライブ~」を開催。30年以上の歴史がありながら、本格的にコントへ挑戦するのは初めてという異色のライブです。
若手時代の山本さんと遠藤さんが「夜な夜なナンパ」していたことは本人の口から語られていますが、ネットで語られる軍団全体の過激な女遊びには確認できない話も混ざっています。そして2006年の問題は山本さん個人の出来事で、軍団全員の問題ではありません。
それでも30年以上たって同じメンバーが集まり、今度はコントに挑戦しているところに軍団山本らしさがあります。昔の豪快なイメージだけでなく、長く続いてきた芸人同士の関係まで含めて見ると、2026年に再び注目されている理由も分かりやすいのではないでしょうか。