1990年代のジャニーズJr.黄金期を知るファンから、懐かしい名前が再び注目されています。高橋譲(たかはし・ゆずる)さんです。
TikTokでSMAPやV6、KinKi Kidsなどの楽曲を踊る「(A)」(@akiko_idol)について、コメント欄では「高橋譲くんでは?」という反応が見られます。高橋さんは当時、高橋直気さんとの「W高橋」で知られ、滝沢秀明さんや小原裕貴さん、後の嵐メンバーらと同じ誌面を飾った元ジャニーズJr.です。
ただし、2026年10月5日時点で(A)さんが高橋譲さん本人だと確認できる公式情報や明確な本人発言は確認できていません。ここでは、なぜ高橋譲さんではないかと言われているのか、Jr.時代の経歴や退所後の情報まで整理します。
TikTokの(A)は高橋譲?V6やKinKi Kidsを踊る姿にファンが反応
注目されているのは、TikTokアカウント「(A)」(@akiko_idol)です。
投稿では、V6「Can do! Can go!」「Believe Your Smile」、Coming Century「夏のかけら」、KinKi Kids「DISTANCE」をはじめ、SMAPや少年隊など旧ジャニーズの楽曲を次々と踊っています。
コメント欄には「高橋譲くんなんですか!?」など、高橋さんの名前を挙げる書き込みが複数見られます。「夏のかけら」の動画にも、振り付けを見て高橋譲さんではないかと推測するコメントがありました。
選曲も、高橋さんがJr.として活動していた1990年代と重なります。当時からのファンにとっては、振り付けまで含めて懐かしさを感じる動画になっているようです。
一方、第三者のコメントは本人確認の根拠にはなりません。プロフィールなどを確認した範囲でも、(A)さん自身が「元ジャニーズJr.の高橋譲」と明記したものは確認できませんでした。
そのため現段階では、「高橋譲さん本人ではないかとファンから推測されている」というところまで。本人だと断定するのは避ける必要があります。
高橋譲はどんなジャニーズJr.?雑誌表紙を飾った主要メンバー
高橋譲さんは1990年代に活動していたジャニーズJr.です。現在の知名度だけでは当時の立ち位置が分かりにくいですが、雑誌の記録を見ると存在感の大きさが分かります。
1997年5月号の『Kindai(近代映画)』では、二宮和也さん、相葉雅紀さん、滝沢秀明さん、小原裕貴さん、川野直輝さん、穴沢真啓さん、高橋譲さんの7人が表紙を飾っています。
同号の付録にも、滝沢さん、小原さん、川野さん、高橋さん、穴沢さん、二宮さん、相葉さんによるジャニーズJr.のポスターが付いていました。
客観的な人気ランキングが残っているわけではないため「トップ人気だった」とまでは断定できません。しかし、Jr.黄金期を代表するメンバーと並んで雑誌の表紙に起用されていたことから、当時注目されていたJr.の一人だったことはうかがえます。
高橋直気と「W高橋」として知られていた
高橋譲さんを覚えているファンからよく出てくるのが、高橋直気さんとの「W高橋」です。
現存する公式資料で「W高橋」という正式ユニット名までは確認できませんでしたが、当時を振り返る複数のファン記録で2人が「W高橋」と呼ばれていたことが語られています。
高橋直気さんも90年代のJr.を代表する存在の一人。2人をセットで覚えている人が多いことも、高橋譲さんの名前が現在まで記憶されている理由の一つでしょう。
中居正広主演「勝利の女神」に出演
高橋譲さんはアイドル活動だけでなく、ドラマにも出演していました。
1996年4月16日にスタートしたフジテレビ系ドラマ「勝利の女神」では、石原伸一役で出演。主演は中居正広さんで、高橋直気さんも田川一樹役で出演しています。
WEBザテレビジョンの当時のキャスト情報にも、高橋譲さんの名前が現在まで残っています。雑誌だけでなくドラマにも出演していたことからも、当時の活動の幅が分かります。
高橋譲はなぜジャニーズJr.を辞めた?MAで活動したとの記録も
高橋譲さんはその後、ジャニーズJr.から姿を消しています。ただし、退所理由について本人が説明した一次情報は確認できませんでした。
退所時期については、2001年8月に投稿された「教えて!goo」の回答に「2000年1月初め」とする当時のファンの証言が残っています。
同じ回答では、ダンスを得意とするJr.によるユニット「Musical Academy(MA)」として20th Centuryのツアーに参加している最中だったとも書かれています。
高橋さんがMAのメンバーだったとする記録はほかにも残っていますが、当時の公式プロフィールを現在確認できないため、正確な加入・離脱時期を含めて断定は避けたほうがよさそうです。
少なくとも、2000年前後にJr.を辞めたと記憶する当時のファンがいたことは確認できます。
退所後は読者モデル?2003年には目撃情報も
高橋譲さんはJr.退所後、完全に消息が途絶えていたわけではないようです。
2003年の人物追跡サイト「恐怖の追跡~あの人たちは今?~」には、高橋さんについて複数の情報提供が寄せられています。
そこには、2002年ごろから本人のものとされるウェブサイトが開設されていたという情報や、「BiDaN」「キラリ!」「CHOKi CHOKi」などの男性誌に読者モデルとして登場していたという投稿が残っています。
ただし、これらは編集部による取材記事や本人の現在の公式プロフィールではなく、2003年当時の読者から寄せられた情報です。そのため「退所後に読者モデルとして活動していたとの情報がある」という扱いが適切でしょう。
それでも、Jr.退所後の足取りを考えるうえでは興味深い記録です。
TikTokの(A)が本人なら約四半世紀ぶりの再会に
高橋譲さんがJr.を離れたのが2000年前後だったとすれば、すでに約四半世紀が経過しています。
だからこそ、TikTokで90年代の楽曲を踊る(A)さんを見て、高橋さんを思い出したファンが反応しているのでしょう。
特にV6やComing Century、KinKi Kidsなど、高橋さんがJr.だった時代と重なる楽曲を当時を思わせる振り付けで踊っている点は、昔からのファンには印象的です。
ただし、現状では「似ている」「振り付けを知っている」「コメント欄で高橋譲さんと呼ばれている」という状況です。これだけで同一人物と断定することはできません。
今後、(A)さん自身がJr.時代について語ることがあれば、長く気になっていた高橋譲さんの「現在」が明らかになるかもしれません。
二宮和也さん、相葉雅紀さん、滝沢秀明さん、小原裕貴さんらと雑誌表紙を飾り、高橋直気さんとの「W高橋」として記憶されている高橋譲さん。約30年前のJr.を今も覚えているファンがいること自体、当時の存在感を感じさせます。
TikTokの(A)さんが本当に本人なのかはまだ分かりませんが、懐かしい曲と振り付けから青春時代を思い出した人も少なくなさそうです。いつか本人の口から過去について語られる日が来るのか、今後の投稿も気になるところです。