フェリスのベリーダンス部は何が問題?動画削除と本来の踊りを解説

フェリス女学院大学のベリーダンス部「JAMIL(ジャミール)」が、大学祭の告知動画をきっかけにSNSで話題になりました。

気になるのは「何が問題だったのか」「なぜ動画が削除されたのか」という点です。結論からいうと、ダンスそのものが大学から不適切と判断されたという発表は確認されていません。削除の詳しい経緯も明らかになっておらず、SNSで広がった推測とは区別する必要があります。

目次

フェリスのベリーダンス部に何があった?

話題の中心となったのは、2026年10月31日・11月1日の大学祭「Ferris Festival 2026」に向けた団体紹介動画です。

10月28日ごろに大学祭実行委員会のXで公開されたとされる動画が、ほどなく見られなくなり、その後は第三者による転載が広がりました。

動画には華やかな衣装で踊る学生たちが登場していたと紹介されています。SNSではダンスへの関心とともに、出演者の容姿や身体を性的に捉えるコメントも見られました。

ただし、元の投稿日時や削除の判断過程を示す当事者の詳細な説明までは確認されていません。「抗議があったから削除された」「踊りが問題視された」といった説を事実として受け取るのは避けたいところです。

JAMILが無断転載を問題視した理由

JAMILの公式Xでは、公演時の撮影や画像・動画の無断転載を禁止する方針が示されています。話題になった映像についても、無断転載の削除や通報を求めたと報じられました。

大学祭の告知として公開された映像が、出演者の意図とは違う文脈で切り取られ、繰り返し拡散される。今回の騒動では、そうしたSNS特有の問題にも目が向けられています。

なお、転載を問題視したことと、元の告知動画を削除した理由が同じだったかどうかは別の話です。

そもそもベリーダンスとは?性的な踊りなの?

ベリーダンスは、中東や北アフリカのさまざまな踊りを背景に発展してきたダンスです。エジプトの舞台芸能「ラクス・シャルキー」などが広く知られています。

腰を小刻みに震わせる「シミー」、骨盤を滑らかに動かす動作、胸や肩の繊細な動きなどが特徴。身体の一部分を独立して動かす技術や、音楽のリズムを表現する力が求められます。

お腹を出した華やかな衣装のイメージが強いものの、すべての演目で肌を露出するわけではありません。長いドレスなどで踊るスタイルもあります。

官能的な表現が含まれることはありますが、それだけがベリーダンスの目的ではありません。祝祭、交流、舞台芸術としての側面も持つ踊りです。

日本の大学にもベリーダンスサークルがある

実はフェリスだけでなく、早稲田大学にも公認ベリーダンスサークル「SARAHbelly(サラベリー)」があります。

早稲田大学の公式サークルガイドによると、プロ講師によるレッスンを受け、早稲田祭などの学内イベントや学外ステージでも踊りを披露しています。未経験から始めるメンバーも多いそうです。

SARAHbellyは公式YouTubeチャンネルで公演動画を公開しています。大学生たちが音楽に合わせて踊る姿を見ると、ベリーダンスが一つの舞台表現として親しまれていることが伝わってきます。

※公式動画の個別URLについては投稿元の最終確認が取れていないため、誤った映像を掲載しないよう現時点では埋め込みを見送っています。

JAMILはどんな部活動?

フェリス女学院大学の公式サイトには、JAMILが大学のクラブとして掲載されています。

紹介によると、緑園キャンパスで週2回活動し、月2回ほどプロ講師の指導を受けているとのこと。大学祭を主な発表の場とし、学外での活動にも取り組んでいます。

初心者の参加も歓迎しており、学生たちが練習を重ねて舞台に立つ、れっきとした大学の部活動です。

削除された動画は公式で見られる?

話題となった告知動画について、公式の再公開先は確認されていません。SNS上で見かける映像が元の公式投稿と同じ内容とは限らず、JAMIL側も無断転載を禁止しています。

そのため、この記事では第三者が転載した映像を掲載していません。

まとめ|問題は踊りそのものだったのか

今回の騒動では、大学祭の紹介動画が削除され、その後も転載によって注目が広がりました。

一方で、衣装や腰の動きはベリーダンスに見られる表現であり、それだけで不適切な踊りと決めつけることはできません。

学生たちが積み重ねてきた練習や舞台表現にも目を向けながら、動画の扱いと出演者のプライバシーを考えたい出来事です。

  • URLをコピーしました!
目次