「コンサル出身の赤ちゃん」というショート動画で注目を集めている、臼井拓水(うすい・たくみ)さん。
Instagramなどでは「usutaku」の名前で活動し、AIの仕事術やビジネスに関する動画を数多く発信しています。
「コンサル出身の赤ちゃん」という強烈なフレーズから知った人も多いと思いますが、実は国際基督教大学(ICU)を卒業し、Amazon Japan勤務を経て起業したという経歴の持ち主です。
さらに現在は、会社経営だけでなくデジタルハリウッド大学の特任准教授としても活動しています。
臼井拓水さんとは一体何者なのか。「コンサル出身の赤ちゃん」が話題になったSNSでの活動とともに、大学時代からAmazon、起業までの経歴をまとめます。
「コンサル出身の赤ちゃん」でバズった臼井拓水とは?
臼井拓水さんを最近知った人にとって、もっとも印象に残っているのが「コンサル出身の赤ちゃん」という動画ではないでしょうか。
Instagramでは、臼井さん自身が登場し、ビジネスや仕事に関する考え方をテンポよく紹介するショート動画を投稿しています。
「コンサル出身の赤ちゃん」の動画もその一つ。難しくなりがちなビジネスの話を、あえてインパクトのあるタイトルや設定で見せることで、多くの人が気軽に見られる内容になっています。
動画では「僕は学生の時、投資ファンドで働いていて」と自身の経験を語っており、単なるネタ動画ではなく、実際のキャリアをもとにした内容も特徴です。
Instagramのプロフィールでは「usutaku|Usui Takumi|今すぐ使えるAI仕事術を発信」と名乗り、AI関連の情報を中心に発信しています。
臼井拓水(usutaku)は何者?現在はAI起業家&大学准教授
臼井拓水さんは、生成AIを活用した事業を手掛ける起業家です。
全国大学生活協同組合連合会が2026年に公開したインタビューによると、国際基督教大学(ICU)を卒業後、Amazon Japanに入社。その後、生成AI研修などを展開するMichikusa株式会社を立ち上げ、代表取締役を務めています。
さらに2025年からは、デジタルハリウッド大学の特任准教授(数理・データサイエンスAI)にも就任しました。
2026年7月公開の大学生協連のインタビューでは、SNSの総フォロワー数が60万人を超えていることも紹介されています。
企業経営、大学教育、SNS、書籍など複数の分野でAIについて発信している人物です。「コンサル出身の赤ちゃん」のような親しみやすい動画とのギャップも、臼井さんが注目される理由の一つなのかもしれません。
臼井拓水の大学やAmazon時代は?学生時代から異色の経歴
臼井拓水さんの経歴で興味深いのが、大学生のころからビジネスの現場に飛び込んでいたことです。
本人のnoteによると、ICU在学中にはBusiness Insider Japan、PKSHA Capital、令和トラベルなど複数のインターンを経験しています。
特にPKSHA Capitalではベンチャーキャピタルの仕事を経験。「コンサル出身の赤ちゃん」の動画で語っている「学生の時、投資ファンドで働いていて」というエピソードも、こうした学生時代の経験が背景にあるとみられます。
本人が公開している経歴を見ると、ラグビー部、塾講師、学内でのパーカー販売、学校祭の模擬店責任者、カードゲーム制作、クラウドファンディングなど、さまざまな活動に挑戦していました。
大学卒業後に入社したのがAmazon Japanです。デジタルハリウッドの公式プロフィールでは、Amazon JapanでAccount Managerを経験したことが紹介されています。
大手企業でそのままキャリアを積む選択肢もあったはずですが、臼井さんの人生を大きく変えたのが生成AIでした。
臼井拓水はなぜAmazonを辞めた?24歳でAI起業家へ
臼井さんによると、2022年11月にChatGPTを初めて使い、大きな衝撃を受けたそうです。
翌2023年には友人と生成AI関連の受託開発事業をスタート。そして2023年8月、Amazon Japanを退職しています。
ただし、Amazonに不満があって辞めたという話ではありません。本人が2023年に公開したnoteのタイトルも「大好きなAmazonを辞めて起業するまでの経緯」となっており、Amazonでの経験を肯定的に振り返っています。
2025年に公開した本人のnoteによると、Amazonを辞めた後は友人2人と創業したAI会社に専念したものの、約1カ月後にはその会社を離れています。本人はこの時期について「無職になった日」というタイトルで振り返っています。
その後、2023年10月に24歳でMichikusa株式会社を登記しました。
大手企業を辞めてそのまま成功したという単純なストーリーではなく、一度キャリアが途切れた時期を経験し、現在の事業を立ち上げているところも興味深い経歴です。
Michikusa株式会社は何の会社?AI研修などを展開
現在、臼井拓水さんが代表を務めているのがMichikusa株式会社です。同社では生成AIを活用した業務効率化や、法人・個人向けのAI研修などを展開しています。
社名の「Michikusa」は、日本語の「道草」が由来です。AIによって効率化を進める一方、人間らしい寄り道や好奇心も大切にするという考えが込められています。
そして会社経営と並んで臼井さんの知名度を大きく高めているのがSNSです。
AIの使い方だけを淡々と説明するのではなく、「コンサル出身の赤ちゃん」のように、思わず内容が気になる企画やタイトルを取り入れているのが特徴です。
デジタルハリウッドが2026年5月に公開したプロフィールではSNS総フォロワー50万人超、同年7月の大学生協連のプロフィールでは60万人超と紹介されており、短期間でさらに規模が拡大したことがうかがえます。
著書には『Notion AIハック 仕事と暮らしを劇的にラクにする72の最強アイデア』もあります。
「コンサル出身の赤ちゃん」という動画だけを見るとユニークなSNS発信者という印象を受けますが、その背景には大学時代の投資ファンド経験、Amazon Japan勤務、AI企業の立ち上げというキャリアがありました。
現在は会社経営に加えて大学教育にも携わっている臼井拓水さん。SNSでAIや仕事術への関心がさらに高まれば、今後ますます名前を目にする機会が増えそうです。
