『食戟のソーマ』の作画で知られる漫画家・佐伯俊さんが2026年11月1日、集英社との専属契約を終了したと発表しました。
「もうジャンプで描かないの?」「そもそも専属契約って何?」と気になった人も多いはず。今回の発表で分かったことと、今後の活動について整理します。
佐伯俊が集英社との専属契約を終了!理由は?
佐伯さんは自身のXで、長年結んでいた集英社との専属契約を「満了(解約)」したと報告しました。関係者への感謝を伝えるとともに、新しい仕事の募集も始めています。
契約を終えた具体的な理由や、いつから終了を検討していたのかは説明されていません。集英社とのトラブルや不仲があったという発表でもありません。
専属契約が終わったことと、出版社との関係が悪化したことは別の話。今回の投稿だけで「決別した」と受け取る必要はなさそうです。
漫画家の専属契約とは?終了すると何が変わる?
漫画家は出版社の社員として働くとは限りません。独立した立場で制作しながら、特定の出版社と専属契約を結ぶケースがあります。
専属契約では、一定期間その出版社を優先して作品を発表したり、他社での仕事に制限を設けたりすることがあります。ただし、報酬や契約期間、制約の範囲は契約ごとに異なります。
他の出版社で漫画を描けるようになる?
専属契約による制約がなくなれば、他の出版社からの依頼を受けやすくなると考えられます。講談社や小学館などで新作を発表する可能性もありますが、具体的な移籍先が発表されたわけではありません。
反対に、専属契約が終わっても集英社から仕事を受けること自体は可能です。今後ジャンプで描く機会がなくなると決まったわけでもありません。
『食戟のソーマ』の権利はどうなる?
今回終了したのは佐伯さんと集英社との専属契約です。過去作品の出版契約や著作権の扱いまで変わったという発表はありません。作品の販売やアニメの配信が終了するという意味でもありません。
今後は新しい仕事を募集!長期案件を見送る理由は?
佐伯さんが今回募集しているのは、漫画の作画担当、イラスト、キャラクターデザインなどの仕事です。これまでの経験を生かした幅広い依頼を受け付けています。
一方で、本人は長期にわたる仕事を現状見送る方針も示しました。何年にも及ぶ連載のような仕事を、当面は控える可能性があります。
ただし、長期案件を見送る理由は明らかにされていません。健康問題や漫画家引退などと結びつける根拠はなく、新規の仕事を募集していることからも、創作活動は続ける意向がうかがえます。
まずは短期の作画やイラストなどで新しい作品に関わるのかもしれません。次にどんな絵を見せてくれるのか、楽しみですね。
佐伯俊の代表作は『食戟のソーマ』と『テンマクキネマ』
佐伯さんの代表作『食戟のソーマ』は、原作・附田祐斗さん、作画・佐伯俊さん、料理協力・森崎友紀さんによる料理バトル漫画です。2012年11月から2019年6月まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、単行本は全36巻。アニメ化もされました。
料理の迫力や登場人物の表情など、佐伯さんならではの華やかな作画が作品の魅力でした。料理漫画なのにバトル漫画を読んでいるような熱さがあったのも印象的です。
その後は附田さんと再び組み、映画制作を題材にした『テンマクキネマ』を2023年に連載。『ONE PIECE』のサンジを主人公にしたスピンオフ『食戟のサンジ』でも作画を担当しています。
漫画だけでなく、キャラクターデザインなどの分野でも活動してきました。今回の募集内容は、まさに佐伯さんが得意としてきた仕事と重なっています。
佐伯俊は今後もジャンプで描く?新作に期待
2026年11月1日時点で、新たな出版社との契約や次回作の連載先は発表されていません。
ただ、専属契約の終了は漫画家としての引退でも、ジャンプとの絶縁でもありません。むしろ今後は、これまでとは違う出版社や作品で佐伯さんの絵に出会える可能性が広がります。
『食戟のソーマ』で見せてくれたあの迫力ある作画を、次はどんな物語で楽しめるのか。新しい活動の発表を楽しみに待ちたいですね。
