ナイチンゲールダンスのヤスさんが、2026年10月31日付で吉本興業とのマネジメント契約を終了しました。
本人が明かした理由は「個人でお笑いライブを主催したこと」。さらに、吉本興業に残る相方の中野なかるてぃんさんまで劇場メンバーから外れ、予定されていた主催ライブ2公演が中止になりました。
なぜライブの主催が契約終了につながったのか。コンビはどうなるのか。本人たちの発表を中心に、令和ロマンやキングコングとの違いも整理します。
ナイチンゲールダンス・ヤスが吉本退所!理由は個人主催ライブ
11月1日、吉本興業はヤスさんとのマネジメント契約を10月31日付で終了したと公式発表しました。
同日、ヤスさんもXで報告。「僕が個人でお笑いライブを主催したこと」を契約終了の理由として挙げています。
ここ数カ月SNSを更新していなかったのは、自身の発信による誤解や会社への迷惑を避けるためだったそうです。吉本興業への感謝と、謝罪を重ねてきたことも明かしました。
ただし、会社側の発表は契約終了とコンビ継続の報告にとどまり、問題となったライブの名前や、どのような契約上の取り決めが関係したのかは説明していません。
問題になったライブはどれ?3月23日の同期ライブが話題に
今回の発表を受けて注目されているのが、2026年3月23日に東京・IMM THEATERで開催された「ヤス主催あつまれ同期ライブ〜ネタとコーナーの90分〜」です。
この公演は18時30分開演、前売4,000円・当日4,500円。ナイチンゲールダンスをはじめ、そいそ~す、軟水、バリカタ友情飯、ピュート、マリーマリー、めぞん、ぱーてぃーちゃんの信子さん・金子きょんちぃさんらが出演する、同期芸人中心の企画でした。
公式の公演告知もあり、FANYでもチケットが取り扱われていました。一般的なネタとコーナーのライブとして案内されていたものです。
とはいえ、この3月23日の公演が契約終了の直接の原因だったと決まったわけではありません。ヤスさんは問題となったライブの名称や開催日を明かしていません。
個人主催の何が問題だったのか
芸人が仲間を集めてライブを開催すること自体は、珍しいことではありません。それだけに、今回の報告に驚いた人も多いはずです。
事務所所属の芸人が公演を主催する場合、出演者の手配やチケット販売、収益の管理などについて、会社との取り決めが関係する可能性があります。
ただ、今回は許可の有無や具体的な契約内容が公表されていません。「無許可だった」「闇営業だった」などと決めつけるのは早計でしょう。
相方・中野なかるてぃんも劇場メンバーから外れる
ヤスさんの退所に加え、ファンを驚かせたのが中野なかるてぃんさんの発表です。
中野さんは吉本興業に残ります。しかし11月1日のXで、自身も劇場メンバーから外れることを明かしました。
そのため、渋谷よしもと漫才劇場で予定されていた12月1日の「中野なかるてぃんのおもしろゲームライブ」と、12月3日の単独ライブ「てぃん独ライブ」は中止・払い戻しになりました。
中野さん自身が、劇場メンバーから外れることで漫才劇場での主催ができなくなったと説明しています。
吉本興業への所属と、漫才劇場のメンバーであることは同じではないというわけです。
ただし、中野さんが劇場メンバーから外れる理由や、相方の退所に伴う一律のルールがあるかについては、詳しい説明がありません。
ナイチンゲールダンスは解散する?今後はどうなる
ナイチンゲールダンスは解散しません。
吉本興業は公式にコンビ活動の継続を発表。中野さんもXで「ナイチンゲールダンスは解散する訳ではない」と明言しています。
今後はヤスさんが吉本興業を離れ、中野さんは同社に所属するという形でコンビを続けます。
ただ、コンビとしての次の出演日や、ヤスさんがフリーで活動するのか別の事務所に所属するのかについては、11月1日時点で発表されていません。
ナイチンゲールダンスは2017年結成。2023年にはツギクル芸人グランプリで優勝し、M-1グランプリでも2023年、2024年と連続で準決勝に進出しました。
実績を重ねてきたコンビだけに、今後どのような場所で2人の漫才が見られるのか気になりますね。
令和ロマンやキングコングも片方だけ吉本を退所
実は、片方が吉本興業を離れてもコンビを続ける例はほかにもあります。
令和ロマンはくるまが退所、ケムリは残留
令和ロマンは、髙比良くるまさんが2025年4月に吉本興業との契約を終了しました。相方の松井ケムリさんは吉本興業に残り、コンビとしての活動を継続しています。
退所に至った事情は今回と異なりますが、「所属事務所は別々でもコンビは続く」という点は共通しています。
キングコングも西野が退所、梶原は吉本所属
キングコングでは2021年1月に西野亮廣さんが吉本興業を退所。梶原雄太さんは吉本興業に残りました。
その後も2人は「毎週キングコング」などで共演を続けています。
ただし、所属先が分かれたコンビの劇場出演や仕事の管理がどうなるかは、それぞれの事情によって異なります。
令和ロマンやキングコングの事例があるからといって、今回の中野さんの劇場メンバー離脱が自動的なルールによるものだとは限りません。
2人の漫才をまた見られる日はいつ?
ヤスさんの契約終了、中野さんの劇場メンバー離脱、そして12月の主催ライブ中止。ナイチンゲールダンスを取り巻く環境は大きく変わりました。
一方で、2人ともコンビを続ける意思を示していることは、ファンにとって明るい材料です。
個人主催ライブをめぐる詳しい経緯はまだ明かされていませんが、これまで培ってきた漫才の面白さまで失われるわけではありません。
また2人そろって舞台に立ち、いつもの掛け合いを見せてくれる日を楽しみに待ちたいですね。