YouTubeショートで「親友に○○してみた」という動画を見かけたことはありませんか? 仕掛け人のじんさんと、いたずらを受けるしらすさんによる「ブルーシー」です。
2024年と2025年、YouTubeの国内トップ登録者増加クリエイターで2年連続1位になった人気コンビ。ところが、以前は心霊動画を投稿し、やらせを認めて謝罪した過去もあります。
なぜ心霊系からドッキリ系へ変わり、ここまで人気が伸びたのでしょうか。2人の関係や実際の人気動画をもとに、その理由を探ります。
ブルーシーはなぜ人気?ショート動画で急成長した理由
現在のブルーシーは、じんさんが親友のしらすさんにいたずらを仕掛けるショート動画を中心に投稿しています。
人気の理由としてまず挙げられるのは、冒頭ですぐに企画の内容が伝わること。食べ物や掃除、身近な道具を使ったドッキリなど、日常生活にあるものを思いがけない方向へ展開させます。
もう一つは、しらすさんのリアクションです。じんさんが仕掛け、しらすさんが驚く。その掛け合いが動画の軸になっています。
短い動画でも始まりからオチまで楽しめるため、初めて見る人にも入りやすいのでしょう。もちろん、人気の理由を一つに決めることはできませんが、企画のわかりやすさと2人のやり取りは大きな魅力です。
ブルーシーの人気動画は?数千万回再生の企画も
再生数の多い動画を見ると、ブルーシーの特徴がよくわかります。
親友に逆ライフハック叩き込んでみたww
2025年7月8日公開。動画ランキングサイト「ユーチュラ」の2026年10月29日時点の集計では、約4286万回再生を記録しています。
便利な工夫を意味する「ライフハック」をあえて逆にするという、タイトルの時点で続きが気になる企画です。
親友をディズニーから歩いて帰らせてみたww
2025年8月10日公開で、同じ集計では約4049万回再生。思わず「本当に歩くの?」と気になる設定が印象的です。
親友に徹底掃除、叩き込みまくってみたww
2025年9月12日公開。約3927万回再生を記録しています。掃除というありふれた題材でも、見せ方次第でエンタメになるのが面白いところです。
いずれもタイトルに「親友」が入り、誰に何をする動画なのかが一目で伝わります。再生回数は集計時点のもので、その後も変動します。
しらすとじんはどんな関係?実は小学校からの幼なじみ
2人は単なる仕事仲間ではありません。2025年12月の「リアルサウンド テック」のインタビューで、小学校時代からの幼なじみだと語っています。
しらすさんは、以前の活動が終わった際にじんさんを誘ったことや、じんさんが加わってから数字が伸びたことも振り返っています。
じんさんは基本的に顔を見せず、声や仕掛けを通じて出演。一方、しらすさんは画面の中心でリアクションを担当します。
2人の役割分担がはっきりしているからこそ、初見でも関係性がつかみやすいのかもしれません。
じんが企画を全部考えている?
動画ではじんさんが仕掛け人として登場するため、企画の発案者という印象を持つ人もいるでしょう。
ただし、すべての動画をじんさん一人で企画しているという裏付けはありません。動画の中での役割と、制作現場での役割は分けて考えたいところです。
ブルーシーは昔、心霊系だった?やらせ騒動の経緯
ブルーシーは2021年に活動を始め、初期はしらすさんとマグロさんによるコンビでした。
事故物件や怪奇現象を扱う心霊動画で注目を集めましたが、映像の信ぴょう性を疑う声も上がります。
2023年10月には、配信者コレコレさんの配信をきっかけに騒動が再燃。しらすさんは心霊動画の演出を認めて謝罪したと報じられています。
本当の心霊現象だと受け止め、心配していた視聴者もいただけに、批判が集まりました。過去の騒動を振り返るうえでは、単なる作り物の映像だったという話だけでなく、視聴者との信頼関係が問題になった点も重要です。
マグロの脱退後、じんとのコンビへ
初期メンバーのマグロさんは2022年に脱退。その後、しらすさんはじんさんと活動するようになり、現在のいたずら・ドッキリを中心としたスタイルへ移っていきました。
ただし、マグロさんの脱退と心霊動画の騒動を、単純な因果関係で結びつけるのは適切ではありません。時期も異なる出来事です。
炎上後になぜ登録者が増えた?転身が成功した背景
ブルーシーは2024年、YouTube公式の「国内トップ登録者増加クリエイター」で1位を獲得。2025年も同ランキングで1位となりました。
心霊動画と現在のショート動画では、楽しみ方が大きく違います。
以前は怖い映像を見たい人が主な視聴者でしたが、現在は料理や掃除など、身近な題材のいたずらを短時間で楽しめます。ジャンルを変えたことで、新しい視聴者に届く機会が広がったと考えられます。
また、じんさんが仕掛けてしらすさんが反応するという定番の形があるため、動画を続けて見ても楽しみやすいのが特徴です。
一方で、人気が伸びたことと過去の騒動への評価は別の話。現在の実績だけで、当時の問題がなかったことになるわけではありません。
2026年のブルーシーは?テレビ出演の話題や寄付も
2026年2月には、しらすさんがTBS系「それSnow Manにやらせて下さい」への出演をXで告知し、ファンの間で話題になりました。
また同年8月には、しらすさんがじんさんと相談のうえ、熊本の地震被災者に向けて100万円を寄付したことを報告しています。
活動の幅が広がるなかでも、YouTubeでは親友へのいたずらを中心とした動画を発信しています。
心霊系として知られた時代から、ショート動画の人気コンビへ。ブルーシーの歩みは、YouTubeで求められるコンテンツの変化を感じさせます。
今後も、2人ならではの掛け合いと意外な企画に注目したいですね。
