2026年10月31日、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんが『王様のブランチ』の生放送を欠席しました。前日に第2子となる男の子の誕生を報告したばかり。番組には「藤森、サンキュー(産休)に行っちゃいまショータイム!」という本人らしいメッセージが届きました。
男性タレントが育児のために仕事を休むことは、今では珍しくないのでしょうか。実は、つるの剛士さん、古坂大魔王さん、杉浦太陽さんなど、以前から育休を公表してきた芸能人がいます。藤森さんの今回の休みと、過去の事例を比較します。
藤森慎吾はなぜ『王様のブランチ』を欠席?育休はいつまで?
10月31日の放送では、MCの佐藤栞里さんが藤森さんの欠席を伝え、日比麻音子アナウンサーがメッセージを代読しました。藤森さんは男児誕生の喜びと、出産を頑張った妻への感謝を表現。妻も娘も息子もかわいいと、持ちネタを交えて伝えています。
前日のInstagramでは、生まれた息子を「元気なチャラ男くん」と紹介。妻が産後の回復に専念できるよう、長女と初めて二人で生活していることも明かしました。
最初の夜は娘が母親を恋しがって泣いたものの、翌日には少しずつ父親との生活に慣れたそうです。食事の準備や保育園の送迎、掃除、洗濯、寝かしつけまで、慌ただしい一日をユーモアたっぷりにつづっています。
藤森さんは「出産に伴い、今週は仕事の方も調整させていただき」と説明しています。今回の番組欠席は育休として報じられていますが、長期の休暇を取るかどうかや、復帰の具体的な日程は10月31日時点では公表されていません。
男性芸能人で育休を取った人は?期間も比較
つるの剛士|2010年に約2か月、2016年に約1か月
男性芸能人の育休を語るうえで外せないのが、つるの剛士さんです。2010年、4人目の子どもの誕生に合わせて約2か月間の育休を取得。当時はテレビで活躍していた時期だけに、仕事をまとまって休む決断が注目されました。
2016年には5人目の誕生に合わせ、再び約1か月の育休を取得。本人は後のインタビューで、最初は楽しかった家事も、毎日同じ作業を繰り返すうちに大変さを実感したと振り返っています。
家事や育児は頑張っても評価されにくい。実際に家庭を支える側になったことで、それまでとは違う景色が見えたようです。
古坂大魔王|2020年に約2週間
ピコ太郎のプロデューサーとしても知られる古坂大魔王さんは、2020年、第2子の誕生を控えて約2週間の育休を取ると公表しました。
第1子の出産直後には仕事で海外に行くことになり、妻に負担をかけたという思いがあったそうです。今度は妻の気持ちを大切にしたいと、レギュラー番組も休む決断をしました。
長さだけでなく、家族が必要とする時期に仕事を調整することの大切さが伝わる事例です。
杉浦太陽|2025年8月6日から31日まで
妻の辻希美さんが第5子を出産した2025年、杉浦太陽さんも育休を取得しました。期間は8月6日から31日まで。本人は約3週間の休暇として紹介しています。
第5子の誕生は8月8日。杉浦さんは出産前から仕事を休み、新しい家族を迎える準備を進めました。
7人家族になった生活のリズムをつかむことが育休の目的だったといいます。レギュラー番組の代役や収録の前倒しなど、周囲の協力もあって実現しました。
育休を終えた杉浦さんは、かけがえのない時間になったと振り返り、9月1日から仕事に復帰しています。
男性芸能人の育休期間はどれくらい?
- つるの剛士:2010年に約2か月、2016年に約1か月
- 古坂大魔王:2020年に約2週間の取得を表明
- 杉浦太陽:2025年8月6日~31日(本人は約3週間と説明)
- 藤森慎吾:2026年10月、出産に合わせて仕事を調整。休暇全体の期間は未発表
同じ「育休」でも、期間や休み方はさまざま。藤森さんについては、今回の欠席だけで長期育休と決めつけないことが大切です。
芸能人の育休は会社員とどう違う?
会社員などの労働者には、一定の要件のもとで育児・介護休業法に基づく育児休業制度があります。一方、芸能人には事務所に雇用される人も、個人事業主として活動する人もいます。
そのため芸能人が「育休」と呼ぶ休みが、必ずしも法律上の育児休業を意味するわけではありません。番組や撮影の予定を調整して自主的に仕事を休むケースもあります。
生放送のレギュラー出演者なら、代役や番組スタッフとの調整も必要です。杉浦さんが語ったように、周囲の協力があって初めて実現する休み方でもあります。
藤森慎吾の育児報告が共感を集める理由
藤森さんの報告で印象的なのは、単に「育児を頑張っています」と伝えるのではなく、長女との生活を細かく書いているところです。
せっかく作った料理を食べてもらえない。寝かしつけが終わったと思ったら、また抱っこを求められる。そんな日常の一コマは、子育て経験のある人なら思わずうなずいてしまいそうです。
つるのさんが2010年に育休を取得してから16年。古坂さん、杉浦さんと続き、今度は藤森さんが生放送を休んで家族との時間を選びました。
芸能界でも、子どもの誕生に合わせて仕事を調整する選択が少しずつ広がっています。藤森さんが番組に戻ったとき、父娘二人の生活をどんなふうに語るのか楽しみですね。