『VIVANT』第2シーズンで、コーカサス地方担当の別班員・田代久美子を演じるレイヤマダさん。冷静な話し方と存在感に「この人は誰?」と気になった視聴者も多いようです。
レイヤマダさんの本業は、2013年にデビューしたシンガーソングライター。音楽の世界で長年活動してきた一方、『VIVANT』では本格的なドラマ演技に挑戦しました。
役作りのためにアゼルバイジャン語を徹底的に練習した努力家ですが、テレビでは野球とビールが好きな親しみやすい一面も。さらに10月26日には、田代が敵のスパイではないかという視聴者の考察にも言及しています。
レイヤマダは何者?本業はシンガーソングライター
レイヤマダさんは東京都出身のシンガーソングライターです。「Ray Yamada」名義でも活動し、2013年にアルバム『COSMOPOLITAN』でデビューしました。
音楽を軸にライブや舞台など活動の幅を広げ、2018年には阿木燿子さんがプロデュースし、宇崎竜童さんが音楽監督を務めた舞台『Ay 曽根崎心中』にも参加。お初の歌を担当しました。
ドラマで初めて知った人には新鮮な顔ぶれかもしれませんが、表現者としては10年以上のキャリアを持つ人なのです。
音楽一家で育ち、海外でも活動
音楽メディアのインタビューでは、母親がクラシック歌手だったことや、若い頃から歌に親しんできたことを語っています。
国内だけでなく海外でも音楽活動を行い、2026年9月には阿木燿子さん作詞、宇崎竜童さん作曲の『Be here now』を発表。『VIVANT』への出演後も、歌手としての活動を続けています。
また、島根県との縁も深く、2017年には島根県ふるさと親善大使「遣島使」と松江市観光大使に就任。2026年10月には松江市でミニライブを開催しました。乃木憂助のルーツに関わる土地でもあるだけに、ドラマとの不思議なつながりを感じます。
『VIVANT』の別班レディ・田代久美子とは?
レイヤマダさんが演じる田代久美子は、コーカサス地方を担当する別班員です。視聴者からは「別班レディ」の愛称で親しまれています。
ドラマ内では2007年に陸上自衛隊へ入隊し、2009年に心理戦防護課程を修了。その後、別班員として活動するという経歴が明かされています。2013年からはアゼルバイジャン国営石油会社SOCARに赴任している設定です。
もちろん、これは役の田代久美子の経歴であり、レイヤマダさん本人の経歴ではありません。
田代は第18話で乃木憂助(堺雅人)と対面し、後方支援を約束。第21話では、追われる乃木たちを逃すため、現地のバスを利用した作戦を考案しました。
アゼルバイジャン語を猛特訓!口元が隠れる場面も
レイヤマダさんが役作りで特に力を入れたのが、アゼルバイジャン語です。
田代は現地で13年暮らしている設定。だからこそ、ただセリフを覚えるのではなく、現地の人だと思われるほど自然な発音を目指したそうです。
ところが、長いアゼルバイジャン語のセリフを披露する場面では、顔を覆うニカーブ姿。苦労して磨いた発音なのに口元が見えないという、本人も笑って振り返る出来事がありました。
友人から吹き替えを疑われるほどだったというのですから、練習の成果は十分伝わっていたのでしょう。
堺雅人の言葉に涙した理由
『VIVANT』はレイヤマダさんにとって、本格的なドラマ演技への大きな挑戦でした。
出演が決まった際は演技のワークショップに通うことも考えたものの、これまで歌手として培ってきた表現力を生かそうと決意したそうです。
長いセリフを何度も練習し、撮影に臨んだレイヤマダさん。堺雅人さんからかけられた言葉を振り返るインタビューでは、思わず涙する場面もありました。
長年ステージに立ってきた人でも、初めてのドラマの現場では緊張や不安があったのでしょう。別班員の落ち着いた姿の裏に、地道な準備があったことが伝わってきます。
田代久美子は裏切り者?本人がファンの考察に反応
2026年10月26日、レイヤマダさんはニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。『VIVANT』ファンによる思わぬ考察を紹介しました。
話題になったのは、第21話のバスを利用した脱出作戦です。田代は故障を装ったバスについて、修理に45分以上かかると説明しました。しかし、実際の展開との食い違いに気づいた視聴者から、田代が敵側の人間ではないかという疑惑が出たのだとか。
レイヤマダさん自身もSNSでこうした投稿を見かけ、疑われていることに驚いたそうです。
ただし、これはあくまで視聴者の考察。田代が裏切り者だと判明したわけではありません。
ちょっとしたセリフまで手がかりになるのが『VIVANT』らしいところ。本人まで考察の渦中に巻き込まれているのは面白いですね。
素顔は野球とビール好き!ドラマとのギャップも魅力
ドラマでは冷静沈着な田代久美子ですが、レイヤマダさん本人は気さくな一面も持っています。
10月25日放送の『サンデー・ジャポン』では、野球観戦とビールが好きだと紹介されました。かつて神宮球場の近くに住んでいたこともあり、特定の球団というより野球そのものを楽しむタイプだそうです。
趣味も料理や釣り、アウトドアなど多彩。任務中の別班員と、野球を楽しむ普段の姿には、なかなかのギャップがあります。
歌手として積み重ねた経験を武器に、初めての本格的なドラマ出演で強い印象を残したレイヤマダさん。今後も音楽と演技の両方で、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。
