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GACKTのNISA発言なぜ話題?「主要株」の意味とスピンドル騒動

GACKTさんが語ったNISAへの持論が、2026年9月になってSNSで拡散されています。

特に注目されているのが、「NISAに投資する」「NISAの利益が生まれる構造」「NISAの主要株」といった趣旨の発言です。

結論からいうと、NISAはそれ自体が投資商品ではなく、株式や投資信託などから得た利益を非課税にできる制度です。そのため、NISAそのものを一つの金融商品のように捉えているようにも聞こえる表現にツッコミが集まりました。

さらにSNSでは、GACKTさんが過去に関わった暗号資産「SPINDLE(スピンドル)」についても再び注目されています。

目次

GACKTのNISA発言が2026年9月にバズる

話題になっているのは、YouTubeチャンネル「DROPOUT ドロップアウトした冒険者たち」が2026年1月16日に公開したGACKTさんのインタビュー動画です。

タイトルは「【GACKTの稼ぎ方】無思考にNISAだけやってるヤツは◯カなのか?【金はどうやったら稼げるのか】」。公開から約8か月が経った9月下旬、NISAについて語る部分の切り抜きがXで拡散し、元動画もあらためて注目されました。

動画でGACKTさんは、お金を同じ場所に置き続けるのではなく動かすことや、一つの投資先に集中させずリスクを分散することなど、自身のお金に対する考え方を語っています。

その流れでNISAの話になると、「ボクはNISAが正しいとはまったく思わないね」「NISAに投資したいともまったく思わない」と発言。さらに、仕組みを理解しないまま周囲がやっているからという理由で始める姿勢について「思考が止まってんだよ」と持論を展開しました。

つまり、発言全体の中心には「自分が何に投資しているのか、仕組みを理解せずにお金を出すのはどうなのか」という問題提起があります。

一方、その説明の中にNISAの制度とは噛み合わないように聞こえる表現があり、こちらが大きなツッコミを受けることになりました。

GACKTのNISA発言はなぜツッコまれた?

もっとも分かりやすいポイントが、「NISAに投資する」「NISAの利益が生まれる構造」といった趣旨の表現です。

金融庁の説明では、NISAは投資で得た利益が非課税になる制度です。2024年からのNISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、それぞれの枠を使って対象となる投資信託や上場株式などを購入します。

たとえばNISA口座で投資信託を買った場合、利益や損失が生じるのは購入した投資信託の運用によるものです。成長投資枠で個別株を買った場合も、企業の業績や株価などによって損益が変わります。

NISA自体が利益を生み出す金融商品ではなく、投資による利益の税制上の扱いを変える仕組みということです。

さらに動画では「NISAの主要株って何?」という趣旨の発言もあります。

NISAに特定の「主要株」が設定されているわけではありません。成長投資枠では対象となる上場株式などから投資先を選べるため、「NISA=特定の銘柄をまとめた商品」ではないからです。

ただし、これらの発言だけからGACKTさん本人がNISAを金融商品だと思い込んでいるとまで断定することはできません。あくまで、そのように受け取れる表現があったことでツッコミが集まった、と見るのが正確でしょう。

「理解せずに投資するな」という主張は別の話

今回の発言を「全部間違っている」とまとめてしまうのも適切ではありません。

GACKTさんが動画で繰り返しているのは、投資対象の仕組みを理解しないまま「みんながやっているから」という理由だけでお金を出すことへの疑問です。

金融庁もNISAを活用した資産形成で「長期・積立・分散投資」を紹介していますが、NISAを利用すれば必ず利益が出るわけではなく、投資には元本割れの可能性があります。

そのため、「投資対象を理解することが大切」という問題提起と、「NISAという制度をどう説明しているか」は分けて考える必要があります。

なぜGACKTのスピンドルまで再び話題になった?

今回のNISA発言が拡散されると、SNSではGACKTさんが過去に関わっていた暗号資産「SPINDLE(スピンドル)」を思い出す声も出ています。

SPINDLEへの関与自体は確認された事実です。

GACKTさんの公式サイトでは2018年、GACKTさんを「SPINDLE Chief Strategist GACKT OSHIRO」と紹介。SPINDLEの事業説明や今後の展開などを発表するイベントへの出演も告知されていました。

SPINDLEは2018年5月に海外の暗号資産取引所へ上場しましたが、その後価格が大きく下落。GACKTさんの関与をめぐっても、さまざまな報道が出ることになります。

今回、GACKTさんが投資について「利益が生まれる構造を理解しているのか」という趣旨の問いを投げかけたことで、過去のSPINDLEを引き合いに出す反応が再び出た形です。

ただし、SPINDLEの価格下落と「GACKTさんが投資詐欺をした」という話を同一視することはできません。

「売り抜けた」という疑惑についてGACKTは否定

SPINDLEをめぐっては過去に、GACKTさんが上場後に売却して利益を得たのではないかという趣旨の疑惑も週刊誌で報じられました。

ただし、これは確認された事実ではなく、GACKTさん本人は否定しています。

2024年に「DROPOUT ドロップアウトした冒険者たち」に出演した際、GACKTさんはSPINDLEについて、単なる広告塔として参加したわけではなく、世界各国の人をつなげる役割だったという趣旨の説明をしています。

また、自身が売り抜けたとの見方についても、創設メンバーには一定期間売却できないロックアップがあったとして反論しました。

そのため、SPINDLEの価格が大きく下落したことと、過去に報じられた「GACKTさんが売り抜けた」という疑惑は分けて扱う必要があります。

確認できる情報から、「GACKTさんが投資詐欺をした」と断定することはできません。

今回のバズは「NISA否定」だけが理由ではない

元動画全体を見ると、GACKTさんの主張は単純な「NISA反対」だけではありません。

なぜその投資を選ぶのか、利益はどこから生まれるのか、自分のお金をどこに置くのかを自分自身で考えるべきだ、という考えがベースにあります。

一方でNISAは金融商品ではなく制度です。そのため、「NISAに投資する」「NISAの利益が生まれる構造」「NISAの主要株」といった表現が、制度を知る人ほど引っかかりやすかったことが今回のバズにつながったと考えられます。

さらにGACKTさんにはSPINDLEに深く関わった過去があるため、「投資の仕組みを理解しているのか」という問いが過去の活動と結び付けられた面もあります。

NISAについての制度上の説明と、GACKTさんが伝えようとした「自分で考えて投資する」という考え方。それぞれを分けて見ることが、今回の発言を理解するポイントになりそうです。

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