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ハイヒールニキは誰?元ネタの武志剛とチョコプラ松尾似を調査

中国の街をハイヒール姿で颯爽と歩く男性が、日本のSNSで「ハイヒールニキ」「ハイヒールおじさん」と呼ばれ話題になっています。

姿勢の良さやエレガントなウォーキングに加え、「チョコプラ松尾さんに似ている」「ぜひモノマネしてほしい」という声まで広がり、ついには松尾駿さん本人が再現動画を公開しました。

では、元ネタの男性はいったい誰なのでしょうか。中国SNSで確認できる情報や、日本でバズった経緯、ネット上で別人の情報が混ざっている点まで整理します。

目次

ハイヒールニキは誰?元ネタは中国の武志剛とみられる

2026年9月、日本のXなどで急速に拡散された「ハイヒールニキ」。

短髪の男性が細いハイヒールを履き、街中をモデルのように歩く動画が印象的です。単にヒールを履いているだけではなく、背筋を伸ばし、頭の位置をほとんどぶらさずに歩く姿が「エレガントすぎる」と注目されました。

中国SNSを確認すると、今回日本で話題になった動画は「武志刚(武志剛)」という名前とともに投稿されているものが確認できます。中国版TikTokにあたるDouyin(抖音)でも、2026年8月には「武志刚」「高跟鞋(ハイヒール)」のタグを付けた関連動画が投稿されていました。

また、中国の新浪(Sina)にも2026年8月16日、「男子穿高跟鞋街头行走(男性がハイヒールを履いて街を歩く)」という動画が「武志刚」の名前とともに掲載されています。

このため、少なくとも今回日本で拡散した“街中を優雅に歩くハイヒールニキ”については、武志剛という名前が有力です。

一方、本人の詳しいプロフィールや職業、年齢などについて、信頼できる中国メディアによる詳細な人物紹介までは現時点で確認できませんでした。SNSプロフィール由来の情報だけをもとに、年齢や職業まで断定するのは避けたほうがよさそうです。

ハイヒールニキの元ネタで「呉楠」という情報もあるのはなぜ?

ハイヒールニキを検索すると、「本名は呉楠(吴楠/ウー・ナン)」「女性用ハイヒールを販売する経営者」という情報も出てきます。

ただし、ここは注意が必要です。

呉楠さんは実在する中国の有名なハイヒール販売業者で、自ら女性用のヒールを履いて商品を紹介することで知られています。South China Morning Postは2023年、当時41歳の呉楠さんについて、四川省出身の実業家で、女性向けハイヒールを自ら履いて紹介し、SNSで150万人以上のフォロワーを集めていたと報じています。

中国のDouyin ECによる紹介でも、呉楠さんは「穿高跟鞋的吴大叔(ハイヒールを履く呉おじさん)」として活動し、2020年ごろから自らハイヒールを試着した動画を本格的に投稿。靴を履いて走ったり跳んだりしながら、履き心地を検証してきた人物とされています。

つまり、中国には以前から「ハイヒールを履く男性」として有名な呉楠さんが存在するため、日本の一部記事で今回の男性と情報が混ざった可能性があります。

しかし、2026年夏に拡散した街歩き動画には「武志刚」の名前が確認できるため、現段階で両者を同一人物とする根拠は見つかっていません。

「ハイヒールおじさん」という日本側の呼び名が広いため、似たテーマで活動する別の中国人男性の情報がひとまとめになっている、と考えるのが自然でしょう。

チョコプラ松尾に似てると話題!本当にモノマネが実現

日本でハイヒールニキが一気に知られるきっかけになったのが、チョコレートプラネット・松尾駿さんとの“そっくり説”でした。

2026年9月6日、Xユーザーが「中国の『ハイヒールおじさん』を、チョコプラの松尾が一日も早く見つけてくれますように」と動画を紹介。この投稿が大きく拡散され、Smart FLASHによると9月15日時点で2155万回を超える表示を記録しました。

確かに、短髪の雰囲気や顔立ちだけでなく、ハイヒール姿という点も、IKKOさんのモノマネで知られる松尾さんを連想させます。

そして9月12日、チョコレートプラネット側がファンの期待に応える形で本当に再現。松尾さんが白系の衣装にハイヒールを合わせ、街中を歩く短い動画が公開されました。公式Xも「お待たせしました!メンションして教えてくださった方々ありがとうございました!」と反応しています。

さらにチョコレートプラネットの公式YouTubeにも「中国のハイヒールおじさん」と題した動画が公開され、SNSだけの一瞬の話題ではなく、本人たち公認の“リクエストものまね”へと発展しました。

面白いのは、松尾さんの再現によって本家の歩き方の美しさが改めて注目されたことです。ヒールを履き慣れたような安定感や姿勢の良さに驚く声も多く、単なる「松尾さん似」だけではない魅力がバズにつながったと考えられます。

今回のハイヒールニキについては、武志剛という名前につながる中国側の投稿が確認できるものの、詳しい素性はまだ不明な部分があります。少なくとも、以前からハイヒール販売で有名な呉楠さんとは情報を分けて見る必要がありそうです。

中国発の一本の動画が日本で拡散され、「松尾さんに届いてほしい」という声から本当にモノマネまで実現した流れも、SNS時代らしいバズの広がり方でした。今後、本人側から詳しいプロフィールなどが明らかになれば、さらに注目を集めそうですね。

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