巨人の湯浅大選手が2026年10月25日、来季の契約を結ばないと通告されました。
まだ26歳。2022年には一軍で63試合に出場した選手だけに、「なぜ戦力外になったの?」「このまま引退するの?」と気になった人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、湯浅選手は戦力外通告の翌日にも練習を再開し、現役続行を希望しています。11月3日時点で引退を正式に発表したという確かな情報は確認されていません。
長年慕ってきた坂本勇人選手とのやり取りも含め、これまでの経歴と今後を整理します。
湯浅大はなぜ戦力外?一軍出場は2026年わずか4試合
巨人が湯浅大選手に来季の契約を結ばないと伝えたのは、2026年10月25日です。
湯浅選手の武器は俊足と守備力。二塁、三塁、遊撃を守り、試合終盤の代走や守備固めでチームを支えてきました。
しかし、2022年の63試合をピークに一軍での出場機会は減少。2023年は一軍出場がなく、2024年は19試合、2025年は8試合、2026年は4試合にとどまりました。
2026年は外野守備にも挑戦しましたが、一軍定着にはつながりませんでした。
球団が戦力外と判断した詳しい選考過程は公表されていません。ただ、出場機会が減り、打撃でも十分な結果を残せなかったことは、成績から見て取れます。
通算140試合でも打席は70だけだった
NPB公式記録によると、一軍通算成績は140試合出場、打率.148、1本塁打、5打点、6盗塁です。
注目したいのは、140試合に出場しながら打席数はわずか70だったこと。先発で打席を重ねるよりも、代走や守備固めで起用される場面が多かった選手です。
2021年には打率.385を記録していますが、13打数での数字。2022年は自己最多の63試合に出場した一方、打率は.100でした。
守備や走塁という明確な強みがあったからこそ9年間プロでプレーできた一方、レギュラーを争ううえでは打撃面が課題として残ったのでしょう。
湯浅大は引退する?本人は現役続行を希望
戦力外通告を受けたからといって、すぐに現役引退が決まるわけではありません。
湯浅選手は通告翌日の10月26日、朝早くからジャイアンツ球場に向かい、打撃練習を行いました。
報道によると、夏ごろから打撃の感触が良くなっていたこともあり、野球を続けたいという意思を示しています。
他球団からのオファーを待ち、NPBでのプレーを希望する考えも明かしていました。
10月25日の本人Instagramでも、巨人での9年間への感謝と、今後が決まり次第知らせるという思いを伝えています。
11月3日時点では、移籍先や引退後の仕事が決まったという確かな発表は確認されていません。今後の動向に注目が集まります。
坂本勇人に家族より先に報告!2人の関係とは
今回の戦力外通告で、特に印象的だったのが坂本勇人選手とのエピソードです。
湯浅選手は毎年、坂本選手と自主トレをともにしてきました。技術を教わるだけでなく、強く慕ってきた先輩でもあります。
戦力外を告げられたとき、湯浅選手は家族より先に坂本選手へ報告したそうです。
坂本選手は現役を続けるつもりか尋ね、本人が続けたいと思う限り続けた方がいいと背中を押しました。
そして湯浅選手は、坂本選手が現役を退くまで巨人にいたかったという本音も明かしています。
同じチームで最後までプレーしたかった。それほど大切な先輩だったことが伝わってきます。
なお、坂本選手がその後の移籍先や引退について新たなコメントを発表したという情報は、現時点で確認されていません。
湯浅大の経歴は?健大高崎からドラフト8位で入団
湯浅大選手は2000年1月24日生まれ、群馬県出身。身長172cm、右投右打の内野手です。
高校は野球の強豪・健大高崎高校に進学し、2017年春のセンバツ甲子園に出場しました。
同年のドラフト会議で巨人から8位指名を受け、2018年に入団。高卒3年目の2020年に一軍デビューを果たします。
2021年にプロ初安打、2022年にプロ初本塁打を記録しました。
ドラフト下位指名から一軍で140試合に出場し、9年間にわたって巨人でプレー。レギュラーには届かなかったものの、守備と走塁で自分の居場所をつくってきました。
今後の進路はどうなる?
湯浅選手は戦力外通告後も練習を続け、他球団での現役続行を目指す考えを示しています。
移籍先が決まるのか、それとも別の道へ進むのか。現時点では本人の新たな発表を待つ段階です。
26歳という年齢だけを考えれば、まだ若い選手です。しかし、プロ野球の世界では若さだけで契約が決まるわけではありません。
坂本勇人選手から背中を押された湯浅選手が、これからどんな決断をするのか。9年間の巨人生活に続く、新しい一歩を見守りたいですね。
