ソフトボール女子日本代表の上野由岐子選手は、2026年10月の愛知・名古屋アジア大会で日本の7連覇に貢献しました。現在44歳。「最後のアジア大会」との発言から引退が気になりますが、現役引退を発表したわけではありません。2028年ロサンゼルス五輪に出場する可能性はあるのでしょうか。本人の発言と競技歴を整理します。
上野由岐子は引退する?44歳の現在
2026年10月8日現在、上野由岐子選手の現役引退は発表されていません。ビックカメラ高崎BEE QUEENに所属し、投手として活動を続けています。
2026年8月には今回が最後のアジア大会になる可能性に言及しました。ただし、アジア大会への出場を区切りにすることと、ソフトボール選手を引退することは別です。
2026年アジア大会では日本が7連覇
日本は10月3日の決勝で中国に7対0の5回コールド勝ちを収め、7大会連続の金メダルを獲得しました。上野選手は決勝では登板しませんでしたが、大会中の試合ではリリーフとしてマウンドに立ち、投手陣を支えました。
本人は大会後、4年後の次回大会については考えていないという趣旨の発言をしています。2030年には48歳になることから、アジア大会は今回が最後となる可能性がありますが、今後の競技活動が終わると決まったわけではありません。
2028年ロス五輪に出場する可能性は?
ソフトボールは2024年パリ五輪では実施されませんでしたが、2028年ロサンゼルス五輪で実施されます。上野選手は2026年10月に公開されたインタビューでも競技を続けたい思いを語っており、今後の動向が注目されます。
1982年7月22日生まれの上野選手は、ロス五輪開催時には46歳です。代表入りが実現すれば、2004年アテネ、2008年北京、2021年開催の東京五輪に続く自身4度目の五輪出場となります。
ただし、ロス五輪の日本代表入りが決まったわけではありません。代表選考やコンディション、若手選手の成長などによって状況は変わります。2027年に予定される国際大会での日本代表の戦いも、今後を考えるうえで重要です。
なぜ44歳でも現役?上野由岐子の経歴と引退を考えた過去
北京五輪の413球と東京五輪の金メダル
上野選手の名場面として知られるのが、2008年北京五輪の「413球」です。準決勝から決勝までの2日間で3試合を投げ、日本初の金メダル獲得を支えました。
その後も競技を続け、2021年開催の東京五輪では再び金メダルを獲得。アメリカとの決勝では上野選手が先発し、6回途中で後藤希友選手に交代した後、再び登板して試合を締めくくりました。
北京では長いイニングを投げ抜き、東京では若手とマウンドをつなぐ形で優勝。チーム内での役割も変化してきました。
引退を考えた時期もあった
2026年10月公開のweb Sportivaのインタビューでは、ケガや思うように投げられなかった時期に引退を考えたこと、北京五輪後に燃え尽きたような状態になったことも語っています。
それでも続けてきた背景には、ソフトボールが好きだという気持ちがあります。体調管理やトレーニングを重ねながら、長く第一線で競技を続けてきました。
2025年には国内リーグで通算250勝、2500奪三振という大きな節目も迎えています。年齢だけで実力を判断できない選手であることがうかがえます。
上野由岐子のプロフィールと今後
- 名前:上野由岐子(うえの・ゆきこ)
- 生年月日:1982年7月22日
- 年齢:44歳(2026年10月現在)
- 出身地:福岡県
- 出身高校:九州女子高校(現・福岡大学附属若葉高校)
- 所属:ビックカメラ高崎BEE QUEEN
- ポジション:投手
上野選手は2001年に日立高崎に入社して以来、長く同じ系譜のチームでプレーしてきました。日本代表としてだけでなく、国内リーグでも活躍を続けています。
将来的に指導者として競技に関わる可能性もありますが、引退時期や引退後の進路について正式な発表はありません。
44歳でアジア大会7連覇を経験した上野由岐子選手。「最後のアジア大会」という言葉だけで引退と受け取るのは早そうです。2028年ロス五輪で再びマウンドに立つ姿が見られるのか、本人の選択と今後の活躍を見守りたいですね。
