韓国ドラマ『ペントハウス』をシーズン3まで見終わると、「ペントハウス4はないの?」「続編はもう作られない?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、2026年10月現在、『ペントハウス』シーズン4の制作・放送は正式発表されていません。SBSはシーズン3の放送前から、シリーズの世界観に終止符を打つシーズンとして紹介していました。物語の結末を見ても、シーズン3がシリーズの大きな区切りになったと考えるのが自然です。
ただし、「シーズン4を制作しない理由」が公式に説明されたわけではありません。続編がない背景と、今後復活する可能性を確認できる情報から整理します。
ペントハウス4はある?2026年現在も続編の発表なし
『ペントハウス』は韓国SBSで2020年10月にスタートしたドラマです。超高級マンション「ヘラパレス」と名門芸術学校を舞台に、富裕層の欲望や復讐、親と子どもたちの人生が複雑に絡み合う物語が描かれました。
人気を受けて物語はシーズン2、シーズン3へと続き、シーズン3は2021年9月10日の第14話で終了しました。
それから約5年が経過した2026年10月時点でも、SBSから『ペントハウス4』の制作決定は発表されていません。
放送当時にはシーズン4について出演者が質問されたこともあります。2021年8月、チョン・ソジン役のキム・ソヨンはYouTube「ソ・ギョンソクTV」でシーズン4について聞かれ、「まだ分からない」という趣旨で答えたと韓国メディアが報じています。
ただし、これはシーズン4の制作を示唆した発言ではありません。その後、具体的な制作情報も出ていないため、現在シーズン4が進行していると判断できる材料は確認できません。
ペントハウスの続編がない理由は?
『ペントハウス』ほど人気を集めた作品なら、「なぜシーズン4を作らないの?」と思う人もいるでしょう。
ただし、制作側が「シーズン4を作らない理由」を公式に説明した事実は確認できません。そのため、ここからは確認できる情報をもとに、続編につながっていない背景を整理します。
シーズン3の時点でシリーズの終結が示されていた
大きなポイントは、制作側がシーズン3を最初からシリーズの区切りとして位置づけていたことです。
SBSはシーズン3の放送開始前、これまで続いてきた『ペントハウス』の世界観に終止符を打つシーズンになると紹介していました。
つまり、シーズン3終了後に突然打ち切られたというより、物語を終わらせる方向で制作されていたことが分かります。
主要人物の物語に決着がついた
シーズン3の最終回では、シリーズを引っ張ってきた主要人物たちの運命に大きな決着がつきました。
チュ・ダンテだけでなく、チョン・ソジン、シム・スリョン、ローガン・リーらについても物語の結末が描かれています。
一方、若い世代ではペ・ロナがソプラノ歌手として活躍し、チュ・ソクフンが伴奏者として彼女を支える姿など、その後の人生まで描かれました。
単に事件が解決しただけではなく、登場人物たちの未来まで見せて終わっている点からも、最終回にはシリーズを完結させる意図が強く感じられます。
同じ主要キャストで続けるハードルも高い
『ペントハウス』といえば、イ・ジア演じるシム・スリョン、キム・ソヨン演じるチョン・ソジン、ユジン演じるオ・ユニ、オム・ギジュン演じるチュ・ダンテらの存在が欠かせません。
しかし、シーズン3までに主要人物の多くが死亡する展開を迎えました。
もちろん『ペントハウス』は、「死んだと思った人物が戻ってくる」といった予測不能な展開も魅力の一つでした。
それでも最終回で描いた結末を再び覆して同じ人物を中心に物語を続ければ、完結編としての意味が薄れてしまいます。同じ形のままシーズン4へ進むのは、ストーリー上も難しいと考えることはできそうです。
それでもペントハウス続編の可能性はある?
現状を見る限り、近いうちに『ペントハウス4』が制作されると期待できる具体的な情報はありません。
ただし、『ペントハウス』という作品世界が別の形で復活する可能性まで否定されたわけではありません。
子ども世代を中心にしたスピンオフなら作れる?
もし新作を作るなら、ペ・ロナ、チュ・ソクフン、チュ・ソッキョン、ハ・ウンビョルら若い世代を中心にする方法は考えられます。
親たちの欲望に振り回された子どもたちが、その後どのような大人になったのか。これは過去3シーズンともつながるテーマです。
ただし、子ども世代を描くスピンオフが実際に企画されているという公式情報はありません。あくまで物語上考えられる可能性です。
新キャストによる新シリーズという選択肢も
もう一つ考えられるのが、「富裕層が暮らす超高級マンション」という基本設定や作品名を生かしながら、登場人物を一新する方法です。
これなら過去作の結末を壊さず、新しい『ペントハウス』を作ることもできます。
もちろん、こちらも現時点で発表された計画ではありません。シーズン4という直接的な続編より、もし将来復活するならスピンオフや新世代版という形も考えられる、という程度に捉えておくのがよさそうです。
制作陣はペントハウス後に「7人の脱出」を制作
続編の可能性を考えるうえで興味深いのが、制作陣のその後です。
『ペントハウス』を手掛けた脚本家キム・スノクとチュ・ドンミン監督は、その後SBSドラマ『7人の脱出』で再びタッグを組みました。
『7人の脱出』には、『ペントハウス』でチュ・ダンテを演じたオム・ギジュンのほか、シン・ウンギョン、ユン・ジョンフンらも出演しています。
さらに2024年には続編『7人の復活』が放送されました。こちらもキム・スノクが脚本を担当していますが、監督はチュ・ドンミンではなくオ・ジュンヒョク、オ・ソンヒです。
『ペントハウス』終了後、制作陣や出演者の一部は新たな復讐劇へ進んだことになります。予測不能な展開や強烈な悪役など、『ペントハウス』が好きだった人には『7人の脱出』『7人の復活』も気になる作品でしょう。
ペントハウス4を今でも見たくなる理由
『ペントハウス』が今も続編を期待されるのは、最終回に大きな謎が残ったからというより、登場人物や展開のインパクトが非常に強かったからではないでしょうか。
チョン・ソジンの狂気、チュ・ダンテの悪役ぶり、シム・スリョンの復讐、オ・ユニの波乱の人生。次に何が起きるのか分からない展開がシリーズの魅力でした。
実際、シーズン2第12話は韓国で全国視聴率29.2%、瞬間最高視聴率31.5%を記録しています。
2026年10月現在、『ペントハウス4』の正式な制作情報はありません。SBSがシーズン3をシリーズの区切りとして位置づけ、主要人物の物語にも決着がついたことを考えると、現在の3シーズンで一つの作品として完結したと見るのが自然です。
それでも、これほど強烈な印象を残した作品だけに、いつかスピンオフや新しい形で『ペントハウス』の世界が帰ってくることを期待したくなります。もし新たな動きが発表されれば、再び大きな注目を集めそうです。
