岡田准一さんと二宮和也さんは、V6と嵐の先輩・後輩として長く交流してきた間柄です。
ただ、岡田さんは一般的なJr.期間をほとんど経験せずV6としてデビューしているため、2人はいわゆる「Jr.時代を一緒に過ごした仲間」ではありません。
二宮さんがJr.だった頃からV6を通じた接点があり、その後長年にわたって先輩・後輩として交流してきました。現在では先輩・後輩というだけでなく、お互いの仕事を認め合う俳優同士という関係に変化しています。
岡田准一と二宮和也の関係は?出会いはV6とJr.時代
岡田准一さんは1995年に事務所入りし、同年11月にV6としてCDデビューしました。
『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の企画をきっかけに芸能界入りし、短期間でV6のメンバーに選ばれたため、一般的な意味でのJr.時代をほとんど経験していない珍しい経歴です。
一方、二宮和也さんが事務所に入ったのは1996年。つまり二宮さんがJr.になった時点で、岡田さんはすでにV6としてデビューしていました。
そのため2人は同期でも、Jr.仲間でもありません。最初の関係は「V6の岡田准一」と「後輩Jr.の二宮和也」だったと考えるのが自然です。
二宮和也ら嵐メンバーはV6のバックで踊っていた
ただし、2人には早い段階から接点がありました。
嵐のメンバーはJr.時代、V6のバックダンサーを務めています。2020年の日本テレビ『嵐にしやがれ』でも、V6について嵐が長くバックについていた大先輩グループとして紹介されています。
さらに2013年に岡田さんが『嵐にしやがれ』へ出演した際には、嵐がV6のバックで踊っていた当時の話で盛り上がりました。
つまり岡田さん自身に長いJr.経験はなくても、V6として活動する中でJr.だった二宮さんたちを見る立場にいたわけです。
ただし、「二宮さんが入所した直後から2人がプライベートでも仲良しだった」と確認できる資料は見つかっていません。最初から親友だったというより、先輩・後輩として接点を持ち、長い時間をかけて距離が縮まっていったと見るほうが正確でしょう。
「岡田氏」「だーおか先輩」と呼ぶ関係に
2人の昔からの関係がよく分かるのが、2017年に岡田さんから二宮さんへ送られた誕生日メッセージです。
当時のラジオについて伝えた記事によると、岡田さんは二宮さんが自分を長く「岡田氏」と呼び、最近では「だーおか先輩」に変わったと明かしています。
さらに岡田さんは、二宮さんが「岡田くん」と普通に呼んでいたのは10年以上前だったと振り返り、10代から20代前半の二宮さんについても語っていました。
少なくとも若い頃から岡田さんが二宮さんを知り、後には独特な呼び方でやり取りできる気安い関係になっていたことがうかがえます。
俳優・二宮和也に大きな言葉をかけた岡田准一
2人の関係を語るうえで外せないのが、日本アカデミー賞です。
岡田さんは2015年、第38回日本アカデミー賞で『永遠の0』による最優秀主演男優賞などを受賞しました。その翌年、『母と暮せば』で最優秀主演男優賞に輝いたのが二宮さんです。
日本アカデミー賞公式サイトに掲載されている二宮さんの受賞コメントによると、前年に岡田さんが受賞した姿を見て「僕も欲しい」と思うようになった頃、岡田さんから「次はお前だから」と言われたそうです。
そして本当に翌年、二宮さんが同じ最優秀主演男優賞を受賞しました。授賞式後には岡田さんから祝福され、山田涼介さんも含めて3人で食事に行こうと誘われたことも報じられています。
単に同じ事務所の先輩というだけでなく、俳優として一歩先を進み、二宮さんを励ます存在でもあったことが分かるエピソードです。
『イクサガミ』で俳優として初共演
長年交流してきた2人ですが、意外にも俳優として芝居を一緒にする機会はなかなかありませんでした。
それが大きく変わったのが、2025年に配信されたNetflixシリーズ『イクサガミ』です。
岡田さんは同作で主演を務めるだけでなく、プロデューサー、アクションプランナーとして制作にも深く参加。二宮さんは蠱毒を運営する謎の男・槐を演じました。
二宮さん自身も、岡田さんが作る現場を見たかったことに加え、これまで芝居で一緒になったことがなかったため、以前から共演したいと伝えていたと説明しています。
ただし、誰でもいいから出演したいという話ではありません。二宮さんは、岡田さんがさまざまな俳優を検討したうえで自分がいいと思ったら呼んでほしい、という趣旨の話をしていたそうです。
長年の後輩だから起用してほしいのではなく、俳優として必要だと思ったときに呼んでほしい。その距離感にも、現在の2人の関係が表れているように感じます。
岡田准一も二宮和也を高く評価
一方通行の憧れというわけでもありません。『イクサガミ』のキャスト発表後、岡田さんは二宮さんについて「天才でした」とSNSで称賛したことも伝えられました。
若い頃はV6とJr.、その後はV6と嵐という先輩・後輩でしたが、現在はともに俳優として長いキャリアを持ち、自ら作品や仕事を動かす立場にもなっています。
2026年は『今さらシロー!』でも共演へ
そして2026年10月、2人の関係が再び注目されそうなのがTBS系『岡田准一とロバート秋山の今さらシロー!』です。
10月12日から月曜夜の新レギュラー番組としてスタートし、記念すべき初回ゲストに二宮さんが登場します。TBS公式も二宮さんについて、岡田さんと「親交のある」人物として紹介。番組では二宮さんの地元・葛飾を岡田さんと一緒に巡ります。
さらに今回の放送では、2016年に二宮さんが最優秀主演男優賞を受賞した日本アカデミー賞での岡田さんとのエピソードも語られる予定です。TBSも放送内容について「先輩後輩の絆がうかがえる貴重なトーク」と紹介しています。
岡田さんは一般的なJr.期間をほとんど経験しないままV6としてデビューし、その翌年に二宮さんが入所。スタート地点では明確な先輩と後輩でした。
そこから約30年。二宮さんが「岡田氏」「だーおか先輩」と呼べる関係になり、日本アカデミー賞では岡田さんの言葉に背中を押され、『イクサガミ』では二宮さんのほうから岡田さんの作る現場への参加を望むまでになりました。
今では単なる「V6と嵐の先輩後輩」ではなく、俳優として、そして作品を作る側としても互いを認め合う関係に変わっているようです。『今さらシロー!』で2人がどんな昔話をするのかにも注目したいですね。
