2600万回再生を突破したAI楽曲「INMU KING」が、企業広告での音源使用をめぐって話題になっています。
2026年10月18日、制作者のやじゅまんは、位置情報共有アプリ「Bump」のYouTube広告に楽曲が使われているとして、Bump側に連絡を求めました。注目したいのは、著作権だけでなく、企業イメージへの悪影響を心配していたことです。
INMU KINGの音源がBumpの広告に?
やじゅまんはXで、BumpのYouTube広告に「INMU KING」の音源が使われている件について話したいと投稿しました。広告の制作主体や使用許諾の有無は、この投稿だけでは確認できません。
楽曲が広告に登場したという指摘と、法律上の著作権侵害が成立するかどうかは別の問題です。
作者が企業に忠告した理由
やじゅまんは、著作権の問題を抜きにしても、企業にとって大きなイメージ損失になりかねないため相談したい、という趣旨を説明しています。また、広告代理店が音源を使ったのではないかとの推測も示しました。ただし、広告代理店の関与が確認されたわけではありません。
「INMU KING」は、成人向け作品に由来するネットミームを題材としたAI楽曲です。音楽だけを聞けば軽快でも、元ネタを知る人には別の意味合いが伝わります。広告主が背景を理解せず流行曲として採用すると、ブランドイメージとのずれが問題になる可能性があります。
Bumpと広告代理店の責任は?
企業広告は広告主だけでなく、代理店や制作会社が関わることもあります。誰が選曲したのか、広告主がどこまで内容を確認したのかは制作体制によって異なります。
現段階でBumpが意図的に問題のある音源を選んだとも、代理店が無断で使ったとも断定できません。広告の制作経緯と当事者の説明を待つ必要があります。
AI生成楽曲なら自由に商用利用できる?
AIで作られた楽曲だからといって、無条件に広告で使えるわけではありません。日本では、人間による創作的な関与の有無などに応じて著作物性が判断されます。生成AIの利用規約や、含まれる第三者の権利も別途確認が必要です。
仮に著作権侵害に当たらなくても、元ネタの背景が企業広告にふさわしいかどうかは別問題。今回の騒動は、ネットの流行と企業のブランド管理の距離を考えさせる出来事です。
今後の焦点は広告制作の経緯
10月19日時点で、今回の投稿だけからは使用許諾や協議結果を確認できません。今後、Bump側や制作関係者から説明があるかが注目されます。
「INMU KING」の作者や元ネタについては、INMU KINGとは?作者やじゅまん・YAJU-MC・元ネタを解説でも詳しく紹介しています。