料理家・長谷川あかりさんの「パプリカ唐揚げ」がXで話題です。パプリカパウダーを驚くほどたっぷり使うレシピですが、実際に作った人からは「おいしい」という声がある一方、塩4gの味付けを濃く感じた人もいました。
パプリカパウダーは辛いのか、普通の唐揚げと何が違うのか。長谷川さん本人の説明と、以前から紹介している塩唐揚げのレシピも合わせて見ていきます。
パプリカ唐揚げはおいしい?どんな味?
2026年10月23日公開の『Pen Online』で紹介されたのは、パプリカとにんにく、花椒と生姜・黒酢という2種類のスパイス唐揚げ。醤油や砂糖を使わず、塩を基本にして香りを楽しむ料理です。
なかでも注目されたのが、パプリカパウダーをたっぷりまとわせる作り方。長谷川さんは10月18日のXで、香りを焚き火や火薬にたとえ、繰り返し食べたくなる味わいだと紹介しています。
実際に作った人からは、パプリカパウダーの意外なおいしさに驚く声も。とはいえ、香辛料の風味や塩味の好みは人それぞれ。醤油の甘辛い唐揚げを想像すると、かなり印象が違うかもしれません。
パプリカパウダーって何?辛いの?
パプリカパウダーは、パプリカを乾燥させて粉末にしたスパイスです。一般的な甘口タイプはほとんど辛くなく、ほんのり甘く穏やかな香りと赤い色合いが特徴。長谷川さんも今回の投稿で辛くないことを伝えています。
ただし、燻製の香りをつけた「スモークパプリカ」や辛口の商品もあるので、購入時は表示を確認したいところです。普段は色付けに少量使うことが多いパウダーを、主役級の量で使う。そこが今回のレシピの面白さでしょう。
鶏肉300gに塩4gは多すぎる?本人の説明は
もう一つ話題になったのが塩の量です。『Pen Online』のレシピでは鶏もも肉300gに塩4g。肉の重量に対して約1.33%に当たります。公式記事には、濃い味が好きなら5gという注記もあります。
ところが実際に作った人からは、塩味が強いという感想も寄せられました。これを受け、長谷川さんは10月25日にXで説明。一般的な唐揚げの下味の塩分割合を参考に、衣とのバランスも考えて設定した分量だと明かしています。
醤油や砂糖を使わず、塩とスパイス、にんにくで味を決めるため、衣の付き方や食べる人の好みでも印象が変わるとのこと。薄味が好きな人には、塩2gから調整する方法を案内しました。
鶏肉300gに塩2gなら約0.67%。まず少なめで試し、食べるときに塩を足す方法なら、自分好みに近づけやすそうです。
塩4gは今回だけの特別な配合ではなかった
実は、長谷川さんの塩唐揚げに塩4gが登場するのは今回が初めてではありません。
2023年の『アイスム』で紹介した「塩だけ唐揚げ」は、鶏もも肉300gに塩4g。2024年の日本テレビ系『キユーピー3分クッキング』では「しょうゆだけから揚げ」のアレンジとして塩こしょう版を掲載し、2025年の『LEE』でも同じく鶏肉300gに塩4gの「塩こしょうのみ唐揚げ」を紹介しています。
つまり、長谷川さんが以前から使っている塩唐揚げの配合を、今回はパプリカとにんにくでアレンジした形なのです。突然、極端に塩を増やしたわけではありません。
パプリカ唐揚げの材料と作り方のポイント
『Pen Online』で紹介された材料は、鶏もも肉300g、塩4g、水大さじ1と1/2、パプリカパウダーとおろしにんにく、小麦粉、片栗粉、揚げ油。動画では肉を2つに分け、もう一方を花椒・生姜・黒酢味にしています。
鶏肉に塩と水をよく揉み込んだあと、パプリカパウダーとにんにくを加えます。小麦粉を肉になじませ、さらに片栗粉をしっかり押し付けるのがポイント。公式レシピでは、2種類に分けたそれぞれの袋に小麦粉小さじ2、片栗粉大さじ3〜4を加えています。
フライパンには火をつける前に鶏肉を並べ、弱めの中火で片面約4分ずつ揚げ焼きに。最後に火力を上げて表面をカリッと仕上げます。肉の大きさや火力で必要な時間は変わるため、家庭では中心まで十分に加熱してください。
長谷川さんは10月25日のXで、パプリカパウダーを袋の中でまぶすだけでなく、別容器に出して肉一つひとつに塗るようにつけると、よりしっかりまとわせられるとも補足しています。
なぜ話題になった?レシピの受け取り方にも違い
長谷川さんは子役として活動したのち、大学で栄養学を学び、管理栄養士の資格を取得。2022年から料理家としての活動を本格化させました。
身近な材料で作れるシンプルな料理が人気ですが、今回のように「大量のパプリカパウダー」という意外な提案も魅力の一つです。
一方で、料理のレシピは分量どおりに作れば誰にとっても同じおいしさになる、というものでもありません。ご飯のおかずにするのか、お酒と楽しむのかでも、ちょうどいい塩加減は変わってきます。
今回のやり取りでは、長谷川さん自身が味の感じ方の違いを受け止め、塩の減らし方や衣の付け方まで具体的に説明しました。単なる「塩4gは多いか少ないか」という話ではなく、レシピをどう自分好みに調整するかを考えるきっかけにもなったようです。
まとめ
長谷川あかりさんのパプリカ唐揚げは、甘口のパプリカパウダーとにんにくの香りを生かした、醤油不使用のスパイス唐揚げです。辛さよりも香りと衣のザクザク感を楽しむ料理といえそうです。
話題の塩4gは以前から使われている配合ですが、濃く感じる人には塩2gから調整する方法を本人が案内しています。普段の唐揚げとは少し違う味に挑戦したい人は、好みの塩加減で試してみると面白そうですね。
