石崎ひゅーいは尾崎豊に似てる?本人の証言と息子・裕哉との関係

石崎ひゅーいさんの歌を聴いて、尾崎豊さんに似ていると感じたことはありませんか?声を振り絞るような歌い方や、切なさを帯びたメロディーには、どこか通じるものがあります。

実は石崎さん自身が、尾崎豊さんから歌唱表現の影響を受けたと明言しています。しかも、2人を支えた音楽プロデューサーは同じ須藤晃さん。尾崎豊さんの息子・尾崎裕哉さんとも、長年にわたって共演してきました。

歌い方の共通点から、本人の発言、裕哉さんとの楽曲提供の噂まで、3人を結ぶ関係をたどります。

目次

石崎ひゅーいは尾崎豊に似てる?本人が語った影響

「似ている」と感じる最大の理由は、声質そのものより、感情をさらけ出す歌い方にありそうです。

石崎さんは2019年の『Pen』の取材(2021年にウェブ公開)で、小学生の頃にドラマ『この世の果て』を通じて尾崎豊さんの「OH MY LITTLE GIRL」を聴いたと話しています。その後、NHKの特番で尾崎さんのライブ映像を見て衝撃を受けたそうです。

特に影響を受けたのは、うまく整えて歌うことよりも、感情をむき出しにする表現方法。尾崎さんの歌には、愛や反抗を歌っていても切なさがあると感じ、自身の曲作りにも無意識に影響していると語っています。

これは、聴き手の単なる印象ではなく、本人が認めている共通点です。

「夜間飛行」「花瓶の花」と尾崎豊の曲を聴き比べると?

例えば石崎さんの「夜間飛行」は、言葉を押し出すような歌唱と、サビに向かって高まる熱量が印象的です。「花瓶の花」には、身近な人への思いを不器用なほどまっすぐに届ける魅力があります。

尾崎豊さんの「シェリー」や「僕が僕であるために」と続けて聴くと、感情を歌に乗せる姿勢の共通点が見えてくるかもしれません。

もちろん石崎さんには、幻想的な言葉選びや独自のポップセンスもあります。尾崎さんのコピーではなく、影響を自分の音楽へと変えてきたシンガーソングライターといえるでしょう。

尾崎豊と石崎ひゅーいを結んだプロデューサー・須藤晃

2人の接点を知るうえで欠かせないのが、音楽プロデューサーの須藤晃さんです。尾崎豊さんの作品を手がけた須藤さんは、2008年、横浜のライブハウスでバンド活動をしていた石崎さんと出会いました。

石崎さんは以前から尾崎さんのファンで、須藤さんの存在も知っていました。ライブ後には、尾崎さんが好きだという話を直接したそうです。

当時バンドにこだわっていた石崎さんに、須藤さんはソロ活動を勧めていました。その後、石崎さんは2012年にミニアルバム『第三惑星交響曲』でメジャーデビュー。須藤さんは制作のパートナーとして活動を支えました。

尾崎豊さんに憧れた青年が、かつて尾崎さんの音楽を支えた人物と出会い、歌手として新たな道を歩む。偶然だけでは片づけられないような、印象的な経緯です。

須藤晃さんは2026年10月に死去

須藤晃さんは2026年10月7日に74歳で亡くなり、同月15日に訃報が公表されました。尾崎豊さんと石崎ひゅーいさんだけでなく、尾崎裕哉さんの音楽活動にも深く関わった人物でした。

須藤さんが手がけた作品や歩みについては、須藤晃さんが手がけた名曲と経歴をまとめた記事でも紹介しています。

尾崎豊の息子・尾崎裕哉と石崎ひゅーいはどんな関係?

石崎さんは尾崎豊さんの長男でシンガーソングライターの尾崎裕哉さんとも親交があります。

Billboard JAPANのインタビューで裕哉さんは、石崎さんのライブを見に行き、挨拶したことが親しくなるきっかけだったと振り返っています。石崎さんが父・豊さんを尊敬していると知り、意気投合したそうです。

2人は2018年にツーマンライブ「双発機」を開催。企画し、タイトルを名付けたのは須藤晃さんでした。2021年にはオーケストラと共演する「双発機」も実現しています。

父に憧れた歌手と、その父の息子が同じステージで歌う。しかも2人をつないだのが父の音楽を支えたプロデューサーだったというのですから、ファンには胸に響く組み合わせです。

須藤晃さんの訃報に尾崎裕哉が追悼コメント

2026年10月16日、裕哉さんは須藤さんへの追悼の思いを公表しました。中学生の頃にギターを持たせてくれたこと、高校生の頃に曲作りを教えてくれたことなどを振り返り、音楽の道へ導いてくれた恩人への感謝を伝えています。

父・豊さんとのつながりだけでなく、裕哉さん自身の人生にとっても須藤さんが大きな存在だったことが伝わります。詳しくは尾崎裕哉さんと須藤晃さんの関係をまとめた記事をご覧ください。

石崎ひゅーいは尾崎裕哉に曲を提供した?「サムデイ・スマイル」「Glory Days」は?

石崎さんは菅田将暉さんの「さよならエレジー」「虹」などを手がけたソングライターでもあります。そのため、尾崎裕哉さんにも曲を提供したのでは、と気になる人もいるでしょう。

ただし「サムデイ・スマイル」や「Glory Days」を石崎さんが作詞・作曲したという情報は、確認した作品クレジットでは裏付けられませんでした。「Glory Days」は作詞に尾崎裕哉さんといしわたり淳治さん、作曲に尾崎裕哉さんと蔦谷好位置さんが名を連ねています。

一方で「サムデイ・スマイル」は、石崎さんが裕哉さんらしさを感じている楽曲です。2021年のBillboard JAPANの対談では、ギターの弾き方や音数の少ないアレンジについて話し、この曲を取り上げていました。

2人は互いの曲をライブで歌う関係でもあります。楽曲提供という話と、共演やカバーの話が混同されやすいのかもしれません。

まとめ|似ている理由を知ると歌の聴こえ方が変わる

石崎ひゅーいさんが尾崎豊さんに似ていると感じるのは、偶然ではありません。石崎さん自身が尾崎さんの歌唱表現や切なさのある曲作りから影響を受けたと話しています。

さらに、プロデューサー・須藤晃さんとの出会い、尾崎裕哉さんとの共演という接点もありました。

石崎さんは尾崎豊さんの代わりではなく、自分だけの音楽を作り続けてきた歌手です。それでも、感情を隠さず歌にする姿勢には、時代を超えてつながるものを感じます。

次に石崎さんの曲を聴くときは、ぜひ尾崎豊さんの歌とも聴き比べてみてください。

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