お笑いコンビ「レインボー」のジャンボたかおさん。私は普段からジャンボさんの食事系YouTubeをよく見ていますが、見るたびに「この人がテレビで重宝されるのは分かるな」と感じます。
豪快に食べるのに所作がきれいで、お店の方やスタッフへの接し方も丁寧。食レポの言葉選びも上手です。もちろん、これは業界関係者の評価ではなく、いち視聴者としての私の感想。なぜそう感じるのか、同世代の芸人との違いも含めて考えてみました。
ジャンボたかおがテレビで重宝されると感じる理由
豪快に食べるのに所作がきれい
ジャンボさんの食事動画で、私がまず好きなのは食べ方です。大きな体でおいしそうに頬張る姿には迫力があるのに、料理や食器の扱い方は丁寧に見えます。
ただ量を食べて驚かせるのではなく、目の前の一皿を楽しんでいるのが伝わってくるんですよね。食べ方が気になると動画を見るのがつらくなることもありますが、ジャンボさんは安心して見ていられます。
見終わるころには自分も同じものが食べたくなっている。グルメを紹介する人にとって、これは大きな魅力だと思います。
お店の方やスタッフへの接し方が気持ちいい
料理そのものと同じくらい、私が見ているのは周囲の人とのやり取りです。お店の方への言葉遣いや撮影スタッフとの会話に、自然な気遣いを感じます。
動画に映る姿だけで人柄のすべてを判断することはできません。それでも、料理を出してくれる人への敬意が伝わってくる場面は、見ていて気持ちがいいものです。
街ブラやグルメロケでは、相手が必ずしも芸能人とは限りません。初対面の人とも自然に会話し、その場を楽しくできそうなところも、テレビ向きだと感じる理由です。
大柄な体格と清潔感が両立している
ジャンボさんは大柄で、画面に登場するだけでも存在感があります。それでいて、服装や身だしなみ、食事中の振る舞いに清潔感があると私は感じます。
もちろん体格と清潔感は別の話です。ジャンボさんの場合は、豪快な見た目の印象と丁寧な振る舞いとの組み合わせが、独特の魅力になっているのではないでしょうか。
派手なリアクションで笑わせてくれるのに、ずっと見ていても疲れない。このバランスが好きです。
食レポの語彙が豊富で、コメントも面白い
ジャンボさんは、食べた後のコメントも上手だと思います。ただ「うまい!」と叫ぶだけではなく、味や食感を自分の言葉で伝えようとしているのが分かります。
食べる姿だけでもおいしさは伝わりますが、言葉が加わることで、どんな料理なのかもっと想像しやすくなるんですよね。ときどき笑いも挟んでくれるので、食事動画なのにトークを聞く楽しさもあります。
レインボーはコントで知られるコンビ。人物を演じ分ける表現力や言葉の使い方が、食レポにも生きているのかもしれません。
自分が面白いだけでなく、相手も引き立てられる
ジャンボさんはリアクションが大きく、いじられたときの返しも面白い。それなのに、いつも自分だけが目立とうとしている印象はありません。
相手の話を受け止めてから返す、その間合いも魅力です。テレビで求められるのは、一人で笑いを取る力だけではないと思います。
和田アキ子さんと共演する『アッコとジャンボ』のような番組を見ると、大先輩を相手にした掛け合いも、ジャンボさんの持ち味が生きる場なのだと感じます。
ジャンボたかおの競合は?同世代には似たタイプが少ない気がする
大柄で愛嬌のある芸人さんはほかにもいます。ただ、食べる姿の魅力、清潔感のある印象、言葉の豊かさ、コントの実力をまとめて考えると、ジャンボさんにぴったり重なる人はあまり思い浮かびません。
大鶴肥満や関太との違い
同世代に近いところでは、ママタルトの大鶴肥満さんが思い浮かびます。体格のインパクトと愛嬌があり、見ていて楽しい芸人さんです。
タイムマシーン3号の関太さんも、親しみやすさやトークの安定感という点で近い印象があります。ただ、関さんはジャンボさんより芸歴の長い先輩です。
もちろん、どちらが上という話ではありません。ジャンボさんには個人の食事系YouTubeという、分かりやすい持ち味があるところが特徴的だと思います。
食への知識や言葉の表現力という意味では、ぼる塾の田辺智加さんも比較対象になりそうです。ただ、それぞれ得意なジャンルや番組での役割は異なります。
日村勇紀や石塚英彦は先輩世代
大柄で食べる姿が魅力的な芸人といえば、バナナマンの日村勇紀さんやホンジャマカの石塚英彦さんもいます。
日村さんは1972年生まれ、ジャンボさんは1989年生まれなので17歳差。石塚さんはさらに上の世代です。直接の同世代ライバルというより、長く愛されるグルメタレントの先輩として思い浮かびます。
私も日村さんが食事を楽しむ姿は好きですが、ジャンボさんにはまた違った、少し若い世代ならではの雰囲気があります。
食事動画からファンになり、そのままテレビでも応援したくなる。そういう広がり方ができるのも、今のジャンボさんの強みかもしれません。
ジャンボたかおは次世代のグルメタレントになれる?
ジャンボさんは、食べることだけで知られるようになった人ではありません。レインボーとしてコントを続け、2018年の『おもしろ荘』で優勝。2025年には『キングオブコント』で3位に入りました。
そのお笑いの実力が土台にあって、個人のYouTubeでは食事という別の魅力を発揮しているのだと思います。
2025年には『相席食堂』の次世代グルメスターを探す企画にも出演。テレビでも食べる姿が見どころの一つになっています。
とはいえ、テレビ局が実際にどんな理由でジャンボさんを起用しているのか、私には分かりません。ここまで書いてきたのは、あくまで普段から動画を見ている一人の視聴者としての感想です。
それでも、豪快に食べるのに所作がきれいで、周囲への接し方が丁寧。食レポには言葉の豊かさがあり、芸人としてもしっかり面白い。こんな人なら、グルメロケでも街ブラでも、また見たいと思うんですよね。
個人的には、これから日村さんや石塚さんのように、長く愛されるグルメタレントになってくれたらうれしいです。もちろんレインボーのコントも、これからずっと楽しみにしています。
