「東京のタワーマンションに住むなら、家賃30万円以上は必要」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ところが2026年10月時点の募集情報や掲載実績を見ると、家賃10万円台で住める都内のタワマンは実際にあります。しかも港区芝浦や東中野、豊洲、有明、勝どきなど、都心へのアクセスが良いエリアも候補です。
今回は家賃10万円以上20万円未満を目安に、10万円台で狙える東京都内のタワーマンションを紹介します。賃料は部屋や募集時期で変わるため、おおよその目安としてご覧ください。
10万円台で住める都内タワマンは本当にある?
結論からいうと、あります。
ただし10万円台で見つかりやすいのは、1R・1Kなどのコンパクトな部屋や、築年数がある程度経過した物件です。一方、豊洲や有明などではタイミングによって1DK・1LDKが10万円台で募集されることもあります。
注意したいのは管理費・共益費です。家賃が19万円台でも管理費を加えると月20万円を超える場合があります。「家賃10万円台」と「管理費込み20万円未満」は別と考えて探したほうが分かりやすいでしょう。
10万円台で狙える都内タワマン5選
1.ザ・タワー芝浦|港区で約12〜15万円
まず注目したいのが、東京都港区芝浦1丁目にある「ザ・タワー芝浦」です。
2007年築の地上19階建てで、浜松町駅や田町駅、三田駅などが利用できる立地です。
募集状況によって変動しますが、1R・1Kを中心におおむね12〜15万円前後で募集される例があります。2026年10月の確認時にも1K・26㎡台で11万円台の募集が確認できました。
管理費を加えても13万円前後になるケースがあり、「港区のタワマンは最低でも20〜30万円」というイメージからすると意外な価格帯です。
広さより港区アドレスや都心へのアクセスを優先したい一人暮らしなら、候補に入れておきたい物件でしょう。
2.ユニゾンタワー東中野|約13〜19万円
中野区東中野の「ユニゾンタワー東中野」も、10万円台で狙いやすいタワーマンションです。
1Kなら13〜15万円前後が目安。募集時期によっては、1DKやコンパクトな1LDKも19万円台で見つかります。
湾岸ではなく新宿方面へのアクセスを重視したい人には特に便利な立地です。「タワマンに住みたいけれど職場が新宿」という場合にも選択肢になりそうです。
3.パークアクシス豊洲キャナル|約16〜19万円
湾岸タワマンらしい暮らしを楽しみたいなら、江東区豊洲6丁目の「パークアクシス豊洲キャナル」も候補です。
2015年築の地上19階建てで、新豊洲駅から徒歩圏内。フィットネスルームやラウンジなどの共用施設も用意されています。
2026年10月時点では、1LDKで16万円前後、1Kで16万円台、1DKで17万円台など、複数の10万円台の募集が確認できます。
部屋によっては管理費を含めても20万円を切る水準です。築年数が比較的新しく、設備も重視したい人には魅力があります。
4.ブリリア有明スカイタワー|約16〜19万円
有明エリアでは「ブリリア有明スカイタワー」にも10万円台の掲載実績があります。
地上33階建て、総戸数1000戸を超える大規模タワーマンションで、ラウンジやジムなど充実した共用施設が特徴です。
2026年の掲載実績では、1LDKを中心に16〜19万円台で募集された部屋が確認できます。
特に注目したいのは、40㎡前後の1LDKまで10万円台に入るケースがあること。ワンルームでは少し狭いという人でも候補にできます。
5.プラザタワー勝どき|約19万円台から
中央区勝どき1丁目の「プラザタワー勝どき」は、地上43階建ての賃貸タワーマンションです。
都営大江戸線・勝どき駅から徒歩3分という好立地で、上層階にはスカイラウンジもあります。
2026年10月時点では1LDKが19万円台から募集されている例があります。
ただし19万円台の部屋では、管理費を加えると月額21万円前後になるケースもあります。「家賃そのものを20万円未満にしたい人」向けと考えたほうがよいでしょう。
10万円台の都内タワマンはどこが狙い目?
今回確認した物件を大まかな家賃目安で整理すると、港区芝浦が約12〜15万円、東中野が約13〜19万円、豊洲・有明が約16〜19万円、勝どきが約19万円台です。
とにかく家賃を抑えたいなら、築年数が少し経ったタワマンの1R・1Kが狙い目です。港区でも条件次第では10万円台前半から見つかります。
一方、広さも欲しい場合は豊洲や有明などの湾岸エリアが候補。16〜19万円程度まで予算を広げると、1DKや1LDKが出てくる可能性があります。
同じマンションでも階数、向き、広さ、オーナーなどによって家賃は大きく変わります。特に分譲タワマンでは部屋ごとに募集条件が異なるため、「このマンションは高い」と決めつけず個別の空室を確認するのがポイントです。
10万円台のタワマン探しで注意したいこと
一番注意したいのは、やはり管理費・共益費を含めた総額です。
家賃19万円+管理費1万2000円なら月20万2000円。家賃19万9000円+管理費1万7000円なら21万6000円になります。
月々の住居費を20万円以内に収めたい場合は、「家賃17〜18万円程度まで」を目安に探すと余裕が出てきます。
さらに敷金・礼金、保証会社利用料、火災保険、鍵交換費用、更新料などの初期費用・諸費用も確認しておきたいところです。
東京都内でも、10万円台で住めるタワーマンションは決してゼロではありません。港区で10万円台前半、東中野で13万円台、豊洲や有明では16万円台からという選択肢もあります。
賃貸物件は空室が出るたびに条件が変わりますが、築年数や階数、部屋の広さを少し調整すれば、憧れのタワマンが意外と現実的な家賃で見つかるかもしれません。
