『テレビ千鳥』の人気企画「DAIGO’Sキッチン(大悟ズキッチン)」。普段ほとんど料理をしない千鳥・大悟さんが、レシピを見ずにイメージと感覚で料理を作る企画です。2019年の初回からクリスマスSP、そして2026年2月の復活回まで、確認できる料理は全16品。歴代メニューとノブさんの採点、特に高評価だった料理をまとめます。
大悟ズキッチンの歴代料理は全16品
「DAIGO’Sキッチン」が初めて放送されたのは2019年5月20日。テレビ朝日の公式バックナンバーでは、ノブさんが「イタリアン」をオーダーし、大悟さんが4品を完成させたことが確認できます。
大悟さんは「レシピなんぞいらん」と豪語。分量を細かく量るのではなく、味を想像しながら豪快に調味料や食材を加えていくのが企画の特徴です。
第1弾・2019年5月の4品
- これで飯何杯でもイケるやんの茶碗蒸し
- どの国にもない めちゃくちゃ美味い汁
- ドチャクソまかないご飯
- 15年前にテレビで上沼さんが作ってたパスタ
なかでも強烈だったのが「ドチャクソまかないご飯」です。ニンニクや玉ねぎ、豚肉などを炒め、焼肉のタレなどで濃いめに味付けし、卵かけご飯と合わせる“大悟流”のまかない飯。ノブさんは500点を付けました。
「上沼さんが作ってたパスタ」は、大悟さんが以前テレビで見たという料理の記憶を頼りに再現。梅干しやめんつゆなどを使った和風の味付けで、レシピを覚えているわけではないのに形にしてしまうところも、この企画らしい場面でした。
第2弾・2019年7月の4品
- どの国にもないスープ 夏Ver.そうめん入り
- 簡単冷やし茶碗蒸し
- オカアが背中丸めて焼いてくれたイモステーキ
- うまいもんにカレーぶちこみゃあ そりゃうまいカレーになるに決まっとろうじゃろうがカレー
好評を受けて2019年7月1日に第2弾が放送されました。テレビ朝日の公式情報でも、今回のノブさんのオーダーが「カレー」で、大悟さんが思いつきで買い出しをして4品を作ったことが確認できます。
「オカアが背中丸めて焼いてくれたイモステーキ」は、子どもの頃に母親が作ってくれた料理をイメージした一品。そして最後のカレーは、すき焼き風の料理にカレーを合わせるという「うまいものにカレーを入れればうまい」という大悟さんらしい発想でした。
ノブさんの採点は、イモステーキ100点、冷やし茶碗蒸し100点、夏Ver.スープ120点、カレー500点と紹介されています。
クリスマスSP・2019年12月の5品
- テリヤキ茶碗蒸し
- タンカツ
- 美味いもんだけぶち込んで炊きゃあ美味いスープができるんじゃ鍋
- 上沼さんが12~13年前にテレビで作ってたまかないうどん
- 部活の後にコレ出してくれりゃ良かったのに飯
2019年12月22日には『M-1グランプリ2019』直後に「DAIGO’Sキッチン クリスマスSP」が放送されました。ゲストは新川優愛さん、博多華丸さん、渡辺直美さん。テレビ朝日の公式バックナンバーにも、この回で5品を完成させたことが記されています。
なかでもインパクトが大きかったのが「部活の後にコレ出してくれりゃ良かったのに飯」。フライドチキンの身をご飯に混ぜ、うなぎのタレ、バター、コショウなどを加える豪快な料理です。
ノブさんの採点は600点。確認できる歴代メニューの中でも最高クラスの評価となりました。
2026年にDAIGO’Sキッチンが約6年ぶりに復活
2019年のクリスマスSPから長く新作が途絶えていましたが、2026年2月24日放送の『テレビ千鳥』で「DAIGO’Sキッチン」が久しぶりに復活しました。
この回で作ったのは3品です。
- 大悟流タッカンマリ
- 白子を使った大悟流麻婆豆腐
- 大悟流イカカレーうどん
タッカンマリは手羽元、手羽中、手羽先など鶏肉をたっぷり使って煮込むスタイル。麻婆豆腐では白子を投入するなど、約6年たっても「おいしそうなものを思い切って合わせる」という大悟さんの料理スタイルは健在でした。
放送内容を記録した資料では、ノブさんの採点はタッカンマリ100点、麻婆豆腐180点、イカカレーうどん100点。復活回でも3品すべて高評価となっています。
2019年の13品と2026年の3品を合わせると、これまで確認できる「DAIGO’Sキッチン」の料理は全16品となります。
ノブの歴代最高得点は600点!高得点料理を比較
「DAIGO’Sキッチン」は100点満点のはずが、料理がおいしいとノブさんが勢いで何百点も付けてしまうのも見どころです。
確認できた中で特に高得点だった料理を並べると、次のようになります。
- 部活の後にコレ出してくれりゃ良かったのに飯:600点
- ドチャクソまかないご飯:500点
- 第2弾の大悟流カレー:500点
- タンカツ:200点
- クリスマスSPの上沼さんうどん:180点
- 2026年の白子入り麻婆豆腐:180点
もちろんバラエティー番組内の採点なので、厳密な料理コンテストのランキングではありません。それでも600点、500点という数字から、ノブさんが想像以上のおいしさに驚いたことは伝わってきます。
特に興味深いのは、高得点料理が必ずしも高級食材を使ったものではないことです。フライドチキンや焼肉のタレ、うなぎのタレ、バターなど、身近な食材や調味料を組み合わせた料理が強い傾向があります。
なぜ料理経験が少ない大悟の料理がおいしい?
「DAIGO’Sキッチン」の最大の疑問は、レシピを見ずに豪快に作っているのに、なぜ完成するとおいしいのかという点でしょう。
番組を通して見ると、大悟さんの料理にはいくつか共通点があります。
- ニンニク、ネギ、大葉など香りの強い食材をよく使う
- 焼肉のタレやうなぎのタレなど、味が完成された調味料を活用する
- バターや肉などコクのある食材を惜しまない
- 薄味よりも、分かりやすくはっきりした味に仕上げる
- 「うまいもの同士を合わせればうまい」という発想が多い
料理の基本を細かく積み上げるというより、食べたときの味を頭の中で想像し、そこから逆算しているようにも見えます。
大悟さんの豪快な調理はそのまま真似するには勇気がいりますが、ニンニク、バター、タレなど「何を足せばおいしくなるか」をつかむ感覚が優れているのかもしれません。
大悟ズキッチンはレシピなしだからこそ面白い
「DAIGO’Sキッチン」が普通の料理企画と違うのは、完成した料理だけでなく、そこへたどり着くまでが見どころになっている点です。
分量をほとんど量らず、思いつきで食材を足し、料理名もやたらと長い。それなのに最後はノブさんが食べて驚く。このギャップがシリーズの魅力です。
初回の「DAIGO’Sキッチン」は後に『テレビ千鳥』のDVDにも収録され、テレビ朝日の商品説明でも、放送後にレシピがネットで大きな反響を呼んだ企画として紹介されています。第2弾もDVD化されるなど、番組を代表する企画のひとつになりました。
2019年だけで終わるかと思われたところ、2026年に約6年ぶりに復活。これまでの全16品を見ると、「ドチャクソまかないご飯」や大悟流カレー、フライドチキン飯、白子入り麻婆豆腐など、普通の料理番組ではなかなか生まれないメニューばかりです。
次に復活すれば17品目が誕生することになります。レシピを知らないからこそ生まれる大悟さん独特の料理を、また『テレビ千鳥』で見たいところです。