ジェジュンはなぜ東方神起の曲を歌える?脱退騒動と5人の現在

ジェジュンが東方神起の「Share The World」を歌った――。そんな話題に、5人時代を思い出した人も多いのではないでしょうか。

2026年10月、ジェジュンとジュンスのユニット「JX」が韓国・仁川で開催したコンサート「CORE」。現地のセットリスト記録によると、アンコールで「Share The World」を披露しました。

でも、東方神起を離れたジェジュンが、昔の曲を歌ってもいいのでしょうか。そもそも5人はなぜ別々の道を歩むことになったのか。エイベックスとの対立や、現在の5人の活動もあわせて振り返ります。

目次

ジェジュンとジュンスが「Share The World」を歌った

話題の舞台は、2026年10月9日から11日に韓国・仁川のINSPIRE ARENAで開催されたJXのコンサート「CORE」です。

10月9日の公演を記録した複数の現地レポートでは、アンコールに「ウィーアー!」「Share The World」「風船」などが並んでいます。ほかにも「HUG」「時ヲ止メテ」「Love in the Ice」「Rising Sun」「呪文 -MIROTIC-」と、東方神起時代の曲が多数登場しました。

「Share The World」は2009年に発売された東方神起のシングルで、アニメ『ONE PIECE』のオープニングテーマとしても知られています。

なお、上記はファンによる現地セットリストの記録です。公式発表の曲目一覧ではなく、公演日によって内容が変わる可能性もあります。

脱退したのに東方神起の曲を歌えるのはなぜ?

ポイントは、楽曲の著作権と、グループ名や録音物に関する権利が別だということです。

一般に、コンサートで既存の楽曲を歌う際は、主催者などが必要な著作権の手続きを行います。元メンバーだからという理由だけで、その曲を一切歌えなくなるわけではありません。

ただし、東方神起の名前を公式活動に使うことや、当時の音源・映像をそのまま利用することは別の問題。契約条件によっても扱いは変わります。

今回のJX公演で具体的にどのような権利処理が行われたかは公表されていません。少なくとも「元メンバーが昔の曲を歌うこと」と「東方神起として活動すること」は同じではないんですね。

東方神起はなぜ5人から2人になった?

2009年、ジェジュンら3人がSMとの契約を問題視

東方神起はユンホ、チャンミン、ジェジュン、ユチョン、ジュンスの5人で人気を集めました。

転機となったのは2009年7月。ジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が、所属事務所SMエンターテインメントとの専属契約について、効力停止を求める仮処分を韓国の裁判所に申し立てたのです。

3人側は長期契約や収益配分などを問題視。一方のSM側はその主張に反論し、3人が関わった化粧品事業なども争点になりました。

2009年10月、裁判所は3人の申請を一部認めました。しかし対立は続き、2010年4月には日本での東方神起の活動休止が発表されます。

3人はその後JYJとして活動し、ユンホとチャンミンは2011年に2人で東方神起を再始動しました。

最初から5人での活動を終わらせたかった?

当初、3人側は契約をめぐる申し立てが東方神起の解散を前提にしたものではないと説明していました。

つまり、出発点はメンバー同士のけんかではなく、事務所との契約問題です。ただし、その後の関係や気持ちまで単純に説明できるものではありません。

SMとJYJ側の法的紛争は2012年11月に終結。専属契約を2009年7月31日付で終了したものとして扱い、互いの活動に干渉しないことで合意しました。

エイベックスとも対立!日本活動休止から裁判へ

実は3人は、韓国のSMだけでなく、日本のエイベックスともトラブルになっていました。

2010年4月、ジェジュン、ユチョン、ジュンスはエイベックスのマネジメントのもとで日本活動を開始。同年6月には東京ドームと京セラドーム大阪でライブを開催しています。

ところが9月、エイベックスが3人の日本でのアーティスト活動休止を発表しました。

エイベックス側は韓国のマネジメント会社C-JeS代表者の過去の刑事事件や、SMとの契約をめぐる法的問題などを理由に挙げました。一方、3人側は不利な契約変更を求められたことが背景にあると反論。双方の説明は食い違っていました。

裁判の結果は?

2013年1月、東京地裁はエイベックスが日本でのJYJの独占マネジメント権を主張することを禁じ、C-JeSに約6億6,000万円を支払うよう命じました。

エイベックスは控訴しましたが、2014年2月に双方が和解し、紛争は終結しています。なお、約6億6,000万円は一審判決の金額であり、和解で実際に支払われた金額を示すものではありません。

東方神起の分裂から日本での活動休止まで、当時のファンが心配する出来事が続いていたことがわかります。

東方神起の5人は2026年現在何をしている?

ユンホ|東方神起を続けながらソロでも活動

1986年2月6日生まれのユンホは40歳。チャンミンと東方神起を続けながら、ソロアーティストとしても活動しています。

2026年10月31日からは日本でのソロコンサートツアーもスタート。グループと個人の活動を両立しています。

チャンミン|結婚して父親に

1988年2月18日生まれのチャンミンは38歳。現在もユンホとともに東方神起として活動しています。

2020年に一般女性と結婚し、2022年には第1子が誕生しました。5人時代には最年少だったチャンミンが、今では家庭を持つ父親になっているんですね。

ジェジュン|日本でも活躍し、事務所経営にも参加

1986年1月26日生まれのジェジュンは40歳。歌手や俳優、タレントとして日韓で活動しています。

芸能事務所iNKODEの設立にも関わり、新人アーティストの育成にも取り組んでいます。かつて所属事務所との契約問題を経験したジェジュンが、今ではアーティストを支える立場にもなっているのは印象的です。

ジュンス|ミュージカルとJXの活動を両立

1986年12月15日生まれのジュンスは、2026年11月現在39歳。

『モーツァルト!』『エリザベート』『デスノート』などのミュージカルに出演し、歌手としても活動しています。自身の事務所PALMTREE ISLANDも運営しています。

ジェジュンとのJXでは、再び2人の歌声を同じステージで聴けるようになりました。

ユチョン|日本で音楽・ファンイベントなどを展開

1986年6月4日生まれのユチョンは40歳。JYJでの活動に加え、俳優としても人気を集めました。

2019年には韓国で薬物事件により有罪判決を受け、活動に大きな影響が出ました。その後は日本での音楽活動やファンイベントなどに取り組んでいます。

現在、JXはジェジュンとジュンスの2人によるユニットで、ユチョンは参加していません。

5人の仲は今どうなっている?再結成はある?

ジェジュンとジュンスはJXとして一緒に活動していますが、ユンホとチャンミンを含めた5人での再結成は、2026年11月4日時点で公式発表されていません。

ただ、活動が分かれたことだけで「全員が不仲」と決めつけるのも違います。契約をめぐる対立と、メンバー個人の関係は分けて考えたいところです。

5人それぞれが現在も音楽や芸能活動を続けていることは、当時を知るファンにとってうれしいニュースではないでしょうか。

JXの日本公演は2026年11月から開催

JXの「CORE」日本ツアーは、公式発表によると神戸・大阪・横浜の3都市7公演です。

  • 11月3日・4日:GLION ARENA KOBE
  • 11月14日・15日:Asueアリーナ大阪
  • 12月4日・5日・6日:Kアリーナ横浜

仁川公演では東方神起時代の曲が多数披露されましたが、日本公演の曲目がすべて同じとは限りません。これからのステージにも注目が集まりそうです。

まとめ

ジェジュンとジュンスが「Share The World」を歌ったことは、5人時代の東方神起を思い出させる出来事でした。

2009年の契約問題、2010年の活動休止、そしてエイベックスとの裁判。振り返ると、5人が別々の道を歩むまでにはさまざまな事情がありました。

今はそれぞれの場所で活動を続ける5人。再結成の発表はありませんが、かつての曲が今も歌われていることに、時の流れと懐かしさを感じますね。

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