岡田准一さんが「超ひらパー兄さん」になってから、2026年で13年。映画では硬派な役を演じる人気俳優が、大阪の遊園地ではたこ焼きを華麗に焼く。そんなギャップがまた話題になっています。
そもそも、なぜ岡田さんがひらかたパークの園長なのでしょうか。初代ひらパー兄さんから、来園者100万人を賭けた公約、最新CMまで振り返ります。
岡田准一がひらパー兄さんになった理由は?
最大の接点は、岡田さんが大阪府枚方市出身ということ。地元の遊園地「ひらかたパーク」は、2013年4月に岡田さんを新イメージキャラクター「超ひらパー兄さん」に起用しました。
ひらパーは1912年に開園した歴史ある遊園地。2012年に100周年を迎えたものの、集客には課題がありました。そこで、枚方出身のスターを起用するという、地元愛たっぷりの企画が始まったのです。
初代ひらパー兄さんはブラマヨ小杉
岡田さんより前に「ひらパー兄さん」を務めていたのは、ブラックマヨネーズの小杉竜一さん。2009年度から2012年度まで園をPRしました。2010年には相方・吉田敬さんとの「ひらパー兄さん選挙」も話題に。
その後を引き継いだ岡田さんは「超ひらパー兄さん」。肩書きまでパワーアップしたわけです。
2014年に園長就任!100万人を達成しなければ解任
2014年度、岡田さんは「超ひらパー兄さん園長」に就任。しかも、年間来園者数が100万人に届かなければ解任という厳しい条件付きでした。
結果は約104万人。2015年3月7日の去就発表会で目標達成と園長続投が発表されました。
もちろん来園者増加は施設やスタッフの取り組みもあってこそ。それでも「園長の進退をかけた100万人」という物語が、遊園地に関心を向けるきっかけになったのは確かです。
歴代のひらパー企画が想像以上に自由
2015年「おまライド」
ジェットコースターで「おま!」と叫ぶ企画。岡田園長の決めぜりふを、遊園地の体験そのものにしてしまいました。
2016年「ロシアン観覧車」
観覧車の一部のゴンドラの窓を覆い、せっかく高いところに上がっても景色が見えないという大胆な企画。普通の遊園地なら売りにする眺望を、あえて封じてしまう発想がひらパーらしいところです。
2017年「ちっちゃい園長を探せ」
3Dプリンターで再現した小さな園長を探す企画も登場。2018年には東京・渋谷への出張イベントも実施しました。
2015年には岡田さんの芸能活動20周年を祝う展示も開催。枚方パーカーや過去のCMなどが紹介され、地元との長い関係を感じさせました。
映画パロディが恒例に!なぜひらパーCMは面白い?
岡田さんが出演する映画の世界観を、ひらパー流のダジャレや脱力系の笑いに変える。これがCMやポスターの名物になっています。
映画では一切手を抜かないアクション俳優。その本人が、遊園地の広告では真顔でふざける。俳優としての格好よさを知っているほど、ギャップが効いてくる仕掛けです。
2023年には超ひらパー兄さん就任10周年を迎え、記念ロングムービー「愛」も話題になりました。
2026年新CM「鉄の鍵盤」はたこ焼き×ジャズ
2026年10月31日から関西地区で放送される新CM「鉄の鍵盤」篇は、岡田さん主演の映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(同年12月25日公開予定)とのコラボです。
映画では作曲家を演じる岡田さん。CMではピアノの鍵盤ならぬ、たこ焼きの鉄板に向かい、ジャズピアニストのような手つきでたこ焼きを焼き上げます。
さらに、秋冬ポスター「逆光園長」はイルミネーションの光が強すぎて、肝心の園長の顔が見えないという演出。10月31日から始まる「光の遊園地」に合わせ、エントランスの園長像も特別仕様になります。
岡田准一とひらパーの関係はいつまで続く?
2013年に超ひらパー兄さん、2014年に園長となり、2026年も新CMが登場。すでに一時的な広告出演の枠を超え、岡田さんとひらパーの関係そのものが名物になっています。
来園者100万人を達成した後も、映画公開のたびに「次はどんなポスターになる?」と楽しめる。長く続く理由は、岡田さんの地元愛だけでなく、ひらパー側の遊び心にもありそうです。
