東京都が、子宮頸がん検診や乳がん検診を受けた女性を対象に、2,000円相当の健康関連グッズまたは東京ポイントを提供する「女性のがん検診受診応援事業-TOKYO Women’s Health-」を始めました。
申請受付は2026年10月1日10時から。自治体の住民検診だけでなく、会社や健康保険組合の職域検診、人間ドックなどで対象のがん検診を受けた場合も対象です。何がもらえるのか、条件や申請期間を整理します。
東京都の女性がん検診で2000円相当がもらえる
「TOKYO Women’s Health」は、女性のがん検診の受診を後押しする東京都の事業です。条件を満たして子宮頸がん検診または乳がん検診を受けると、次のいずれかを選べます。
- 健康関連グッズ(2,000円相当)
- 東京ポイント 2,000ポイント
東京都が公表している健康関連グッズの例には、オムロンの音波式電動歯ブラシ、ドリテックのボディスケール、ウォッシャブルピロー、減塩皿2枚セット、2kgダンベル、エアなわとび、ヨガボール、ペアケアアプリのプレミアムクーポンなどがあります。
なお、子宮頸がん検診と乳がん検診の両方を受けても、2回分がもらえるわけではありません。両方を受診した場合でも申請は1回までです。
対象条件は?会社の乳がん検診や人間ドックも対象
対象になるのは、現在東京都内に住んでいる女性、または対象となる検診を受けた時点で東京都内に住んでいた女性です。
さらに、2026年4月1日以降に次のいずれかの検診を受けている必要があります。
- 20歳以上の女性:子宮頸がん検診
- 40歳以上の女性:乳がん検診
年齢は2027年3月31日時点で判定されます。
対象になるのは区市町村の住民検診だけではありません。会社や健康保険組合が実施する職域検診で対象となる子宮頸がん検診・乳がん検診を受けた場合や、人間ドックなど個人で対象検診を受けた場合も対象です。
一方、通常の会社の健康診断を受けただけで対象になるわけではありません。子宮頸がん検診または乳がん検診を受診していることが条件なので、自分の健診内容を確認しておきましょう。
申請期間は2026年10月1日から2027年2月28日まで
申請受付期間は2026年10月1日(木)10時00分~2027年2月28日(日)23時59分です。
申請は「TOKYO Women’s Health」の特設サイトにある申請フォームから行います。インターネット環境がない場合は郵送申請にも対応しています。
オンライン申請の大まかな流れは、対象検診を受診し、本人確認書類と受診したことが分かる書類を用意して申請フォームから申し込み、事務局の確認後に届くID・パスワードを使って希望するグッズまたは東京ポイントを選ぶ形です。
申請に必要なもの
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 検診を受けたことが分かる書類(検診結果通知など)
会社の職域検診などで対象のがん検診を受けた人も、受診したことを確認できる書類を保管しておくとスムーズです。
2027年度も実施予定だが申請できるのは通算1回
東京都は、この事業を2027年度(令和9年度)も実施予定としています。ただし、2026年度と2027年度を通じて申請できるのは1回までです。
2026年度に2,000円相当の健康関連グッズまたは東京ポイントを受け取った場合、2027年度に再び申請することはできません。
なぜ東京都は2000円相当を提供する?
東京都がこの事業を実施する目的は、女性のがん検診の受診を後押しし、子宮頸がんや乳がんの早期発見・早期治療につなげることです。
「2,000円相当がもらえる」という点に目が向きやすい事業ですが、検診を受けるきっかけを増やすための取り組みという位置づけです。
2026年4月1日以降に対象となる子宮頸がん検診や乳がん検診を受けた人は、自治体の検診だけでなく職場の検診や人間ドックも含めて確認してみるとよさそうです。申請期限は2027年2月28日。対象になる場合は、受診したことが分かる書類を用意して申請しておきましょう。