Mrs. GREEN APPLEの快進撃を、ほかのミュージシャンはどう見ているのでしょうか。Mr.Childrenの桜井和寿さんは、大森元貴さんを歌唱法の研究対象の一人に挙げました。研ナオコさんは「100年に1人の逸材」と評し、timeleszの菊池風磨さんは作曲中の姿を間近で見て驚いたそうです。
「ライラック」「ケセラセラ」「ダーリン」で日本レコード大賞を3年連続受賞したミセス。単なる人気の高さだけでなく、同業者がどこに才能を感じているのか、実際の発言をもとに紹介します。
ミスチル桜井和寿が大森元貴を研究対象に挙げた
2026年3月22日放送のTBS系『日曜日の初耳学』で、Mr.Childrenの桜井和寿さんは今も歌唱法を研究し続けていると明かしました。
その際に名前を挙げたのが、B’zの稲葉浩志さん、ONE OK ROCKのTakaさん、そしてMrs. GREEN APPLEの大森元貴さんです。優れた歌い手に接すると「あんな声出してみたいな」と感じるという趣旨の話でした。
桜井さんが大森さんだけを特別に称賛したわけではありません。それでも、日本のロックシーンを長年けん引してきたボーカリストが、世代の異なる大森さんの声を研究対象にしているのは興味深い話です。
桜井さんは、シンガーとしての身体能力が高い歌い手だけでなく、吉田拓郎さんのように言葉を伝える歌い手にも憧れると語っています。単純に高音が出るかどうかではなく、表現そのものを探究していることが伝わってきます。
研ナオコは「100年に1人の逸材」と評価
2026年5月8日放送のNHK『あさイチ』では、研ナオコさんがVTRでミセスの魅力を語りました。大森さんについて「100年に1人の逸材」と評し、バンドの3人の関係性も高く評価しています。
研さんが語ったのは、大森さんの才能だけではありません。大森さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんの組み合わせがいいという、3人組としての魅力でした。
ヒット曲を生み出す中心人物に注目が集まりがちですが、バンドとしてどう成立しているのかをベテラン歌手が見ているのは面白いところ。ミセスをソロアーティストではなく、3人のチームとして考える視点を与えてくれます。
菊池風磨は大森元貴の曲作りに驚いた
歌唱力だけでなく、曲作りを評価する声もあります。2025年4月25日、映画『#真相をお話しします』の初日舞台あいさつで、timeleszの菊池風磨さんが共演者の大森さんについて語りました。
大森さんは映画の撮影期間中、休みの日に主題歌「天国」を制作していたそうです。菊池さんはそのデモ音源を聴き、完成前からクオリティーが高かったことに驚いたといいます。
しかも二人はイヤホンを片耳ずつ分け合って聴いたのだとか。菊池さんは「あれは好きになっちゃう」と笑いを誘いました。
曲を作る速さだけでなく、作品の世界観を音楽に落とし込む力も印象的です。実際の制作現場を近くで見た人ならではのコメントといえるでしょう。
大森さんの制作スタイルについては、大森元貴の作曲方法は?楽譜なしで名曲を生む秘密でも詳しく紹介しています。
音楽プロデューサーは「ライラック」の何を評価した?
FRUITS ZIPPERなどへの楽曲提供で知られる音楽プロデューサー、ヤマモトショウさんは、2026年4月公開の『BRUTUS』でミセスのアレンジとメロディーを分析しています。
「ライラック」のギターリフや「ダンスホール」のポップスとしての作り方など、曲を聴く側だけでなく、作る側だからこそ気づくポイントに注目しました。
ミセスの楽曲は、バンドサウンド一辺倒ではありません。曲ごとに異なる音楽的な要素を取り入れながらも、大森さんの歌声が入るとミセスらしさが生まれる。こうした柔軟な音作りも、幅広い世代に届く理由の一つなのかもしれません。
GLAY・ヒゲダン・米津玄師はミセスをどう評価している?
先輩バンドのGLAY、同じくヒット曲を生み出し続けるOfficial髭男dism、米津玄師さんの見方も気になります。
ただ、今回の調査では、GLAYのTERUさんやTAKUROさん、Official髭男dismの藤原聡さん、米津玄師さんがミセスの快進撃を直接評価したと裏付けられる発言は特定できませんでした。
コメントが見つからないことは、評価していないことを意味しません。共演や楽曲の話題と、本人がミセスの音楽を論評した発言は分けて考えたいところです。
ミセスの快進撃は数字でも続いている
日本レコード大賞では、2023年「ケセラセラ」、2024年「ライラック」、2025年「ダーリン」が3年連続で大賞を受賞しました。これは主催する日本作曲家協会の歴代記録でも確認できます。
さらに2026年9月30日には6枚目のオリジナルアルバム『POPS』を発売。Billboard JAPANの週間アルバム・セールス・チャートでは、初週63万8,788枚で首位に立ちました。
桜井さんが関心を寄せた歌唱力、研さんが語った3人の関係性、菊池さんが驚いた作曲能力、そしてヤマモトショウさんが分析した楽曲の作り込み。それぞれ見ている場所は違いますが、ミセスの魅力が一つの要素では説明しきれないことが伝わってきます。
メンバーそれぞれの活動が気になる方は、ミセス3人の音楽以外の活動とその理由もあわせてどうぞ。
まとめ
Mrs. GREEN APPLEへの評価を調べると、ベテラン歌手から同世代のアーティスト、音楽プロデューサーまで、注目するポイントが異なることがわかりました。
特に桜井和寿さんが大森元貴さんを研究対象に挙げた話は、世代を超えて才能が意識されていることを示すエピソードです。これから別のミュージシャンがミセスについて何を語るのかも、引き続き注目したいですね。
※2026年10月22日時点の公開情報に基づいています。