『いつかティファニーで朝食を』『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』『おひとりさまホテル』などで知られる漫画家・マキヒロチさん。
実在する飲食店や街、ホテルを舞台に、働く女性たちの生活や人間関係をリアルに描く作風で知られています。
確認できた情報を整理すると、マキヒロチさんは小学生の頃から漫画を描き、19歳でプロデビューした漫画家です。本人の寄稿から1980年代生まれであることは確認できますが、正確な生年月日や年齢は公式プロフィールでは公表されていません。結婚や夫、子どもについても本人が公表した情報は確認できませんでした。
マキヒロチの年齢やプロフィール
- 名前:マキヒロチ
- 職業:漫画家
- 生年:1980年代生まれ(本人寄稿より)
- デビュー:19歳
- 受賞歴:第46回小学館新人コミック大賞入選
- デビュー誌:『ビッグコミックスピリッツ』
- 代表作:『いつかティファニーで朝食を』『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』『SKETCHY』『おひとりさまホテル』など
新潮社の公式プロフィールでは、生年月日や年齢は公開されていません。一方、本人はCINRAへの寄稿で自身を「1980年代生まれ」と記しています。
また、星野リゾートの対談では19歳で漫画家デビューしたと本人が明かしています。『SKETCHY』について語った2022年の対談では、同作を描き始める際に自身が37歳だったことにも触れています。
そのため年代についてある程度推測することはできますが、正確な生年月日は本人や出版社の公式情報で確認できないため、ここでは断定しません。
漫画家になったきっかけは『聖闘士星矢』
マキヒロチさんは、大人になってから漫画家を目指したわけではありません。本人のインタビューによると、小学生の頃から漫画を描き、小学6年生頃には『りぼん』への投稿を始めていました。
漫画を描く大きなきっかけになったのが、車田正美さんの『聖闘士星矢』です。
Wacomのインタビューでは、『聖闘士星矢』が好きだった頃、父親が同作品の同人誌を買ってきたことから「漫画は自分でも描ける」と知ったという趣旨のエピソードを語っています。母親もつけペンやインク、スクリーントーンなどの道具をそろえてくれたそうです。
専門のペンを使って漫画を描き始めたのは小学4年生頃。小学6年生になると『りぼん』へ投稿し、その後は少女漫画誌への投稿を続けました。
少女漫画から青年誌へ移り19歳でデビュー
高校生になると『ビッグコミックスピリッツ』や『ヤングマガジン』などの青年誌も読むようになり、自分には少女漫画より青年誌の方が合うのではないかと考えるようになったといいます。
高校卒業後は美術大学を目指して予備校に通ったものの受験はうまくいかず、その後、青年誌への投稿に方向転換しました。
『ビッグコミックスピリッツ』へ投稿した作品で道が開け、本人によれば19歳で漫画家デビュー。新潮社の著者プロフィールでも、第46回小学館新人コミック大賞に入選し、『ビッグコミックスピリッツ』でデビューしたことが紹介されています。
少女漫画誌への投稿を重ねていた時期から、掲載誌のジャンルを変えたことでプロへの道につながったという経歴は、現在の幅広い作風にもつながっているのかもしれません。
『いつかティファニーで朝食を』など代表作
マキヒロチさんの代表作のひとつが、2012年に連載が始まった『いつかティファニーで朝食を』です。
主人公・佐藤麻里子と友人たちの仕事や恋愛、人生を「朝食」を通して描く作品で、実在する飲食店が数多く登場することも特徴です。
2015年にはトリンドル玲奈さん主演で日本テレビ系にて実写ドラマ化されました。
その後も、住みたい街をテーマにした『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』、女性とスケートボードを描いた『SKETCHY』などを発表しています。
マキヒロチさんの作品では、架空の物語と実在する街・店・カルチャーを組み合わせる手法がたびたび使われています。
実在する店や街を作品へ落とし込む
大丸・松坂屋のメディア「DEPACO」のインタビューでは、街や店への取材と漫画制作について語っています。
実際の場所を訪れ、そこで得た印象から登場人物や物語を膨らませることもあるようです。
読者にとっても、漫画で見た店へ実際に行けることや、知っている街が物語の舞台になることはマキヒロチ作品ならではの楽しみのひとつでしょう。
マキヒロチは結婚している?夫や子どもは?
マキヒロチさんの結婚や家族についても調べましたが、2026年10月時点で、本人が結婚を公表したと確認できる信頼性の高い情報は見つかりませんでした。
出版社の公式プロフィールにも、夫や子どもなど家族構成についての記載はありません。
そのため「独身」と断定することも、「既婚」と断定することもできません。作品と本人の私生活を混同しないよう注意が必要です。
たとえば、マキヒロチさんには『夫の遺言』という作品がありますが、これは31歳で年上の夫を亡くした主人公を描く漫画です。タイトルだけを根拠に、作者本人の結婚歴や実体験だと判断することはできません。
2026年現在は『おひとりさまホテル』などで活動
マキヒロチさんは2026年現在も漫画家として活動を続けています。
近年の代表作が、おひとりプロデューサー・まろさんが原案を担当する『おひとりさまホテル』です。一人でホテルに泊まる時間をテーマに、さまざまなホテルと登場人物の人生を描いています。
2026年6月にはコミックス第9巻が発売され、同年11月9日には第10巻が発売予定です。
星野リゾートとの対談では、作品のために数多くのホテルを取材していることも明かしています。漫画の準備期間には50を超えるホテルに宿泊したというから、作品に登場するホテルの描写に説得力があるのも納得です。
さらに2026年3月28日には、マキヒロチさんが原作を担当する『人間ペアリング~おいしい週末~』の単行本も発売されました。実在する飲食店を舞台に、料理と人との関係を描く作品です。
朝食、街、スケートボード、ホテル、食事と、題材を変えながら日常にあるカルチャーと人間ドラマを描いてきたマキヒロチさん。プライベートについては多くを公表していませんが、2026年現在も新しい作品を送り出し続けています。