亀山千広の現在は?フジテレビ退任後も踊る大捜査線を制作

フジテレビの元社長、亀山千広さんは今、何をしているのでしょうか。

2025年6月にBSフジの社長も退任しましたが、映像業界から引退したわけではありません。2026年9月公開の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』で、今もプロデューサーを務めています。

一方で、BSフジを退任したのは中居正広さんをめぐるフジテレビ問題が表面化した年。あの騒動と関係があったのかも気になるところです。

経営者としての歩みと、『踊る大捜査線』を30年近く支えてきた仕事をたどります。

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亀山千広は現在何をしている?社長退任後も『踊る大捜査線』を制作

亀山さんは2025年6月20日付でBSフジの代表取締役社長を退任しました。BSフジの公式発表によると、退任後は同社のコンテンツアドバイザーに就任しています。

そして2026年、久々に青島俊作が主人公として帰ってきた映画『踊る大捜査線 N.E.W.』では、亀山さんが「プロデュース」としてクレジットされています。

脚本は君塚良一さん、監督は本広克行さん。1997年の連続ドラマからシリーズを育ててきた顔ぶれが再集結しました。

映画は2026年9月18日に公開。テレビ局の社長という肩書きがなくなっても、亀山さんの仕事は終わっていなかったのです。

【公式予告】『踊る大捜査線 N.E.W.』

2026年10月には続編への意欲も

10月2日には、歴代映画を上映する「踊るシアター」の初日舞台あいさつに登壇しました。

そこで話題になったのが、主演の織田裕二さんによる「まだ続きます」という発言。亀山さんも冗談を交えながらシリーズ継続への意欲を示しました。

もっとも、次回作の公開日や内容が正式決定したという意味ではありません。それでも、70歳になった亀山さんが今なお『踊る』の未来を語っているのは、ファンにはうれしいニュースでしょう。

また同じイベントでは、2005年公開の『交渉人 真下正義』『容疑者 室井慎次』への思いも明かしています。シリーズが続くまでには、さまざまな転機があったようです。

フジテレビのゴタゴタは退任に関係した?

亀山さんがBSフジ社長を退任した2025年は、フジテレビが中居正広さんをめぐる問題で揺れた年でした。

第三者委員会による調査、経営陣の刷新、スポンサー対応など、フジテレビグループ全体に大きな変化が起きています。

そのため「亀山さんも騒動の責任を取って辞めたのでは?」と思う人がいるかもしれません。

ただし、2025年6月20日付のBSフジの役員人事資料には、亀山さんの具体的な退任理由は書かれていません。騒動への関与や引責辞任だったと断定できる公式情報は確認できませんでした。

グループ全体の経営刷新と退任時期が重なったのは事実ですが、それだけで因果関係があるとは言えません。

一方、退任後もコンテンツアドバイザーとなり、新作『踊る大捜査線』の制作に関わっていることは確認できます。

経営の第一線から離れ、長年の得意分野であるコンテンツ制作に活動の軸足を置いている、と捉えるのが自然ではないでしょうか。

2017年にフジテレビ社長を退いた理由は?

亀山さんは2013年にフジテレビ社長に就任し、2017年に退任しました。

当時のフジテレビは視聴率の低迷が続き、番組編成や経営の立て直しが課題になっていました。亀山さんの社長交代も、こうした業績面の厳しさを背景にした人事として報じられています。

こちらは2025年の一連の問題よりずっと前の出来事。二度の社長退任は分けて考える必要があります。

『踊る大捜査線』との関わりは?亀山千広が作ったヒットの歴史

亀山さんは1980年にフジテレビへ入社。ドラマや映画の制作で数々のヒットに関わってきました。

中でも代表作が、1997年に始まった『踊る大捜査線』です。

青島俊作は、事件を鮮やかに解決するだけの刑事ではありません。現場の理想と組織の事情の間で悩み、上司との関係に振り回されながらも、自分の信念を曲げない人物です。

警察ドラマなのに、会社員が見ても妙に身につまされる。その面白さがシリーズの大きな魅力でした。

1998年に劇場版第1作が公開され、2003年の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は興行収入173.5億円を記録。テレビドラマ発の映画として歴史的な成功を収めました。

その後も『交渉人 真下正義』『容疑者 室井慎次』などのスピンオフを展開。2012年の『THE FINAL』でいったん幕を下ろしたものの、2024年には室井慎次の映画2作品が公開されました。

そして2026年、青島俊作が再びスクリーンへ。

ドラマ開始から約30年を経ても、プロデュースを担うのは亀山さんです。ここまで長く一つの作品世界に関わり続けること自体、なかなかできることではありません。

フジテレビの経営トップとしては難しい時代を経験した亀山さん。しかし、作品を生み出すプロデューサーとしての存在感は、現在も健在です。

『踊る大捜査線』がこの先どこへ向かうのか。青島の活躍だけでなく、亀山さんがどんな新しい物語を届けるのかにも注目したいですね。

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