フィギュアスケートの高橋大輔さん。2023年に競技を引退しましたが、最近は何をしているのでしょうか。
2026年11月現在、40歳になった高橋さんはプロスケーターとして滑り続ける一方、アイスショーのプロデュースや俳優業にも活動を広げています。
さらに2027年3月には、地元・岡山で長年の夢だった自主プロデュース公演を開催予定。村元哉中さんとの「かなだい」の今も含め、引退後の活動を紹介します。
高橋大輔は現在何してる?引退後の仕事
高橋大輔さんは1986年3月16日生まれ、岡山県倉敷市出身。2026年現在はプロフィギュアスケーター、アイスショーのプロデューサーとして活動しています。
競技会で得点を競う生活からは離れましたが、氷上での表現をやめたわけではありません。自ら出演するだけでなく、ショー全体の世界観や演出にも関わっています。
2025年には倉敷を舞台にした映画『蔵のある街』で映画初出演。テレビやインタビューなど、スケートリンクの外でも姿を見せています。
自ら手がけるアイスショー「滑走屋」
現在の高橋さんを語るうえで外せないのが、2024年に初演された「滑走屋」です。
若手スケーターも参加し、スピード感のある群舞や独特の演出を楽しめるショー。高橋さんはプロデュースを担当し、従来のアイスショーとは違った魅力を打ち出しています。
トップ選手として演技を披露するだけでなく、仲間と一つの作品を作り上げる。そんな新しい仕事にも夢中になっているようです。
2027年3月は地元・岡山で「THE ORIGIN」を開催
2026年11月2日、高橋さんは岡山市内で記者会見を開き、翌年3月に開催するアイスショーへの思いを語りました。
公演名は「The ORIGIN -Chapter: ICE EXPLOSION-」。2020年から続く「ICE EXPLOSION」を、原点回帰というテーマで地元・岡山に届けます。
高橋さんにとって、岡山で自らプロデュースするショーを開くことは長年の夢だったそうです。
競技人生を振り返りながら、スケートを滑る喜びや地元への感謝を表現する90分。大きな会場とはまた違う、観客との距離の近さも魅力になりそうです。
開催日程と出演者は?
会場は岡山市北区の岡山国際スケートリンク。2027年3月5日(金)から7日(日)まで、3日間で計8公演が予定されています。
出演予定者は高橋大輔さん、村元哉中さん、村上佳菜子さん、無良崇人さん、田中刑事さん、小松原美里さん。さらに5日と6日には坂本花織さんが特別ゲストとして出演予定です。
チケット料金はスーパーアリーナ席26,000円、アリーナ席13,500円、2階S席9,000円。公演内容や出演者は今後変更される場合があります。
村元哉中との「かなだい」は現在どうなった?
高橋さんの近況で気になるのが、村元哉中さんとのアイスダンスカップル「かなだい」の現在です。
2人は2020年にカップルを結成。高橋さんは男子シングルで数々の実績を残した後、30代半ばで新しい競技に挑戦しました。
アイスダンスではジャンプよりも、2人の動きの一致やステップ、リフトなどが重視されます。シングルの世界王者であっても、まったく違う技術を学び直す必要がありました。
それでも2022年の四大陸選手権で銀メダル、全日本選手権で優勝。2023年の世界選手権では11位となり、同年に2人そろって競技引退を発表しました。
競技引退後も同じショーに出演
競技からの引退は、2人が二度と一緒に滑らないという意味ではありません。
プロとしてアイスショーで共演する機会があり、2027年3月の「THE ORIGIN」にも2人とも出演者として名前を連ねています。
ただし、現時点では同公演でアイスダンスのペア演技を披露するかどうかまでは発表されていません。
競技会での「かなだい」をもう一度見たいというファンにとっても、今後の演目発表は気になるところですね。
高橋大輔はなぜアイスダンスに転向した?
高橋さんは2014年に一度競技を引退し、2018年に男子シングルへ復帰。その後、村元さんからの誘いをきっかけにアイスダンスへ転向しました。
もともとアイスダンスに興味があり、年齢を考えると新しい競技に挑む最後の機会かもしれないという思いもあったようです。
世界の頂点まで経験した選手が、再び基礎から学ぶ道を選ぶのは簡単なことではありません。
しかし、その経験はプロとしての表現にもつながっています。1人で滑るだけでは得られなかった感覚や、人とのつながりが現在の活動を支えているのでしょう。
宇野昌磨との引退後の違いは?
高橋さんと同じく、宇野昌磨さんも2024年に競技生活を引退し、プロスケーターとして活動しています。
どちらも大会の順位や得点を追う立場から離れ、観客に演技を届ける仕事へと移りました。
高橋さんの場合は、男子シングルからアイスダンスへの転向を経験し、さらにショー全体の企画・演出にも取り組んでいるのが特徴です。
一方の宇野さんも、自身の表現を追求するアイスショーに力を注いでいます。同じ競技出身でも、それぞれ違う形でスケートの可能性を広げているのが面白いところです。
バンクーバー五輪銅メダルから現在まで
高橋さんは7歳でスケートを始め、2002年の世界ジュニア選手権で日本男子初の優勝を果たしました。
2010年のバンクーバー五輪では日本男子初のフィギュアスケート五輪メダルとなる銅メダルを獲得。同年の世界選手権でも日本男子初の優勝を飾っています。
トリノ、バンクーバー、ソチと3度の五輪を経験し、2014年に一度引退。2018年の復帰、2020年のアイスダンス転向を経て、2023年に競技生活を終えました。
ジャンプだけでなく、音楽を全身で表現するステップも高橋さんの大きな魅力でした。その持ち味は今もアイスショーで生きています。
高橋大輔は40歳になった今も新しい挑戦を続けている
高橋大輔さんは現在、プロスケーターとして滑りながら、アイスショーの企画・プロデュース、俳優業など活動の幅を広げています。
2027年3月には、長年の夢だった地元・岡山での自主プロデュース公演も控えています。
競技引退後もスケートから離れるどころか、今度は自分の手で新しい舞台を作る側へ。40歳を迎えた高橋さんの挑戦は、まだまだ続きそうです。
