カウコンをフジテレビが放送しない理由は?Netflix独占と社長発言を考察

年末の風物詩だった「ジャニーズカウントダウン(カウコン)」。2026年末もフジテレビでの生中継を期待していた人には、少し寂しい知らせが届きました。12月31日の「COUNTDOWN CONCERT 2026-2027 STARTO to WORLD」はNetflixで世界独占ライブ配信されます。では、なぜ長年中継してきたフジテレビでは見られないのでしょうか。社長の発言と放送の歴史から、確認できた事実と考察を分けて整理します。

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カウコン2026-2027をフジテレビで放送しない理由は?

まず大きいのは、2026年末の公演についてNetflixによる独占ライブ配信が発表されていることです。9月23日に公表された計画では、世界190以上の国・地域に向けて届けられます。従来のようにフジテレビが地上波で生中継する形ではありません。

ただし「Netflixが高額な放映権料を払ってフジテレビから奪った」「STARTOがフジテレビを拒否した」といった交渉の内幕は公表されていません。独占配信という結果と、そこに至った契約上の理由は区別する必要があります。

フジテレビ社長は「個人的に残念」と発言

注目したいのは、発表から2日後の9月25日に行われたフジテレビの社長会見です。清水賢治社長は、長年同局で放送してきたカウコンが配信になることについて「私個人としてはちょっと残念ではあります」と語りました。

さらに、配信サービスとの競争については「致し方ない」との認識を示し、視聴者に見やすい環境でコンテンツを届けることの大切さにも触れています。

この発言からは、フジテレビ側がカウコンという番組に愛着を持っている様子がうかがえます。一方で、放送権の獲得交渉を行ったかどうかや、契約条件が折り合わなかったのかまでは明らかになっていません。

フジテレビのカウコン中継はなぜ途絶えた?2023年からの変化

カウコンは1998年末からフジテレビ系列で長く生中継され、年越しの定番として親しまれてきました。ただし2014年末には中継がなく、毎年欠かさず放送されたわけではありません。

大きな転機となったのは2023年。旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題を受け、テレビ局と事務所の関係が見直されるなか、フジテレビは年末年始の編成が間に合わないことなどを理由に、仮にコンサートが開催されても中継しない方針を示しました。結局、その年の公演自体も見送られます。

2024年末もカウコンは開催されず、2025年末に公演が復活しました。ただし復活したからといって、かつての地上波中継も自動的に戻るわけではありませんでした。

2025年末はFAMILY CLUB onlineで生配信され、その後Netflixでも配信。2026年末はついにNetflixで世界同時の独占ライブ配信へと進みます。コンサートの届け方そのものが、テレビ中心から配信中心へと変化しているのです。

なぜNetflixなのか?世界配信とビジネス面から考察

ここからは公表情報を踏まえた考察です。最大のポイントは、カウコンが日本の大みそかのテレビ番組という枠を超え、世界中のファンに同時に届けるライブコンテンツになったことでしょう。

地上波放送なら、基本的には日本国内の視聴者を対象とした番組になります。一方、Netflixであれば海外のファンも同じ瞬間を共有できます。STARTO所属アーティストの海外認知を広げるうえでも、世界配信は魅力的な選択肢と考えられます。

また、人気のスポーツ大会や音楽ライブを巡って、放送局と配信事業者が競争する例は増えています。清水社長がカウコンについて聞かれた際に配信サービスとの競争に言及したのも、こうした変化を意識したものと受け取れます。

もっとも、Netflixとの契約金額、収益配分、独占期間の詳細は確認できません。したがって「テレビより儲かるから移った」と断定することはできないでしょう。

フジテレビでのカウコン復活はもうない?

2026年末についてはNetflixの独占ライブ配信が発表されており、従来型のフジテレビ生中継が復活する状況ではありません。ただ、2027年以降までフジテレビで放送されないと決まったわけではありません。

実際、清水社長はスポーツ中継を例に、配信へ移ったコンテンツが再びフジテレビに戻ったケースにも触れています。契約や事業方針が変われば、将来の放送形態が変化する余地はあるはずです。

一方で、地上波の無料放送を楽しみにしていたファンにとっては、視聴方法が変わること自体が大きな問題です。世界に届けられるメリットと、これまでテレビで気軽に楽しめた年越しの風景が変わる寂しさ。その両方が今回のニュースにはあります。

まとめ

2026年末のカウコンがフジテレビで放送されない背景には、Netflixによる世界独占ライブ配信という明確な事実があります。フジテレビ社長も「個人的に残念」と述べており、単純にテレビ局が放送を望まなくなったとは言えません。

2023年の中継見送りと、2026年の配信独占は同じ理由で説明できるものではありません。かつては事務所を取り巻く問題と編成事情があり、現在はコンテンツを世界に届ける方法や放送・配信の競争が焦点になっています。

ファンにとっては、いつかまたテレビで一緒に年越しできる日が来るのかも気になるところ。今後の配信契約やフジテレビの発表を見守りたいですね。

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