ゆみみンゴTVけんごの詐欺被害額はいくら?偽警察の手口と返金の可能性

夫婦YouTuber「ゆみみンゴTV」のけんごさんが、警察官を名乗る人物による特殊詐欺で、家族の貯蓄のほぼ全額を失ったと明かしました。2026年10月17日に公開された動画で報告したもので、消費者金融からの借り入れまで指示されましたが、借りた100万円は銀行の口座ロックにより送金されずに済んだといいます。

一体いくら失ったのでしょうか。なぜ警察官を装った電話を信じてしまったのか、送金したお金は戻るのか。本人の報告を伝える報道と警察庁の注意喚起をもとに、事件を整理します。

目次

ゆみみンゴTVけんごの詐欺被害額はいくら?

まず気になる被害額ですが、2026年10月18日時点で具体的な総額は確認できていません。ただ、けんごさんは動画で「我が家のほぼ全財産」を取られたと説明しています。

被害に遭ったのは、娘の将来のために貯めていたお金も含む家族の資金。さらに、消費者金融2社から合計100万円を借り入れ、ただし、この100万円は銀行の口座ロックによって送金されなかったと報じられています。

ここで注意したいのは、「被害額が100万円」という意味ではないことです。100万円は新たな借入額であり、犯人に送金された金額ではありません。一方、それ以前の貯蓄はほぼ全額が送金されたといいます。正確な合計額を推測することはできません。

ゆみみンゴTVは、夫のけんごさんと妻のゆみたんによる夫婦チャンネル。家族の日常を発信し、登録者数は約57万人。2026年8月には注文住宅の新居に引っ越したばかりでした。

偽警察官の電話からLINEの逮捕状へ 詐欺の経緯

仕事中に警視庁を名乗る電話

始まりは、仕事中にかかってきた知らない携帯電話番号からの着信でした。相手は警視庁の警察官を名乗り、けんごさん名義のキャッシュカードが犯罪に使われ、本人にも共犯の疑いがあると告げたそうです。

出頭しなければ口座が凍結され、財産を没収される可能性がある。そんな説明を受ければ、普段は冷静な人でも動揺するでしょう。犯人は犯罪の容疑者にされたという恐怖を利用していました。

LINEのビデオ通話で偽の警察手帳と逮捕状

その後、兵庫県警を名乗る人物とのLINEでのやり取りに移り、ビデオ通話で警察手帳を見せられたといいます。さらに検察官を名乗る人物から、偽の逮捕状も提示されました。

犯人は第三者に話さないよう指示。けんごさんは妻のいる自宅を離れ、車で別の場所に移動するよう求められたとも報じられています。

本物らしく見える書類を示すだけでなく、家族に相談する機会まで奪う。こうした流れが、今回の手口の恐ろしいところです。

預金を送金し、借り入れまで指示された

犯人は身の潔白を証明するためなどとして、指定口座への送金を要求。けんごさんは銀行アプリから預金のほぼ全額を送ったといいます。

さらに定期預金の解約や、消費者金融アプリを使った借り入れも指示されました。報道では、2社から合計100万円を借り入れたものの、銀行の口座ロックによってその100万円の送金は防がれたとされています。

最終的には銀行側のセキュリティが作動して口座がロックされ、それ以上の被害は止まったそうです。しかし、その時点ですでに多額の資金が送金されていました。

なお、どの銀行のどの検知機能が働いたのか、なぜ最初の送金は止められなかったのかについて、詳しい情報は確認できていません。

妻ゆみたんへの相談で発覚 お金は戻る?

けんごさんが詐欺を疑うきっかけになったのは、妻ゆみたんへの相談でした。事情を聞いたゆみたんが不審に思い、本物の警察への連絡につながったと報じられています。

けんごさんは、自分が詐欺に引っかかるとは思っていなかったという趣旨の心境を明かしています。普段から詐欺に注意していても、突然逮捕をほのめかされれば、判断が難しくなることはあります。

振り込んだお金が返ってくる可能性

報道によると、けんごさんは警察から、資金が別口座や暗号資産に移されており、回収は非常に難しいと説明されたそうです。実際にいくら戻るかは現時点で不明です。

一般論としては、振り込め詐欺救済法に基づき、犯罪に利用された預金口座に残っている資金から被害回復分配金が支払われる場合があります。ただし、口座に資金が残っていなければ、この制度による回復は難しくなります。

また、詐欺に遭ったからといって、消費者金融との借入契約が自動的になくなるわけではありません。返済については金融機関や弁護士などに個別に相談する必要があります。

警察がLINEで逮捕状を見せることはある?

警察庁は、警察官を装った電話からSNSのビデオ通話へ誘導し、偽の警察手帳や逮捕状を示す「ニセ警察詐欺」に注意を呼びかけています。

警察がSNSで逮捕状を提示したり、捜査や潔白の証明を理由に送金を指示したりすることはありません。相手が警察官を名乗っても、その場でお金を動かさないことが大切です。

不審な電話があればいったん切り、相手が教えた番号ではなく、自分で調べた警察署の代表番号へ確認してください。警察相談専用電話「#9110」でも相談できます。

警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ

まとめ

ゆみみンゴTVのけんごさんが公表したのは、貯蓄のほぼ全額を送金させられ、さらに100万円の借り入れまで指示されたという深刻な詐欺被害でした。ただし、借り入れた100万円の送金は銀行側のロックで防がれています。被害総額と返金の見通しはまだ明らかになっていません。

今回の手口は、警察官を名乗る電話、LINEでの偽の逮捕状、家族への口止め、そして送金指示という流れでした。突然の電話で犯罪への関与を疑われても、相手の指示だけでお金を動かしてはいけません。

けんごさんがつらい経験を公表したことが、同じ手口による被害を防ぐきっかけになってほしいですね。

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