2026年11月に開設1周年を迎える「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」。開始直後には有料会員50万人突破が報じられましたが、2026年10月現在も維持しているのでしょうか。結論として、最新の会員数・解約数・利益額は公式には公表されていません。2026年春に50万人規模を維持しているとする報道があった一方、その後の推移は不明です。確認できる数字を整理し、料金から売上を試算するとともに、1周年企画やNetflix提携による今後を考えます。
ダウンタウンプラスの現在の会員数は何万人?
2026年10月15日時点で、ダウンタウンプラスの最新の有料会員数は公表されていません。「現在50万人」と断定できる公式資料はないものの、過去には50万人を超えたと報じられています。
2025年11月に50万人を突破
2025年11月13日、ORICON NEWSは、10月24日の申し込み開始から約20日で会員数が50万人を突破したと報じました。複数の関係者の証言に基づく数字であり、吉本興業が継続的に公開している統計ではありません。
松本人志さんが2025年11月1日の配信開始に合わせて活動を再開したことも、初期登録の大きなきっかけになったと考えられます。
2026年春にも50万人規模を維持との報道
2026年5月のENCOUNTでは、事前登録段階から50万人以上が集まり、その後も同程度の水準で推移しているとする関係者の見方が紹介されました。ただし、これも公式発表ではなく、10月時点の人数を証明するものではありません。
YouTubeの登録者数と有料会員数も混同できません。デジタルクリエイターズの2026年10月6日集計では、DOWNTOWN+公式YouTubeの登録者は約66万5,000人、累計再生数は約9億6,379万回でした。これは無料で視聴できるYouTubeチャンネルの指標です。
ダウンタウンプラスの売上・収益はいくら?
公式料金は月額1,100円、年額11,000円(いずれも税込)。会員50万人が継続していると仮定した場合の料金総額を単純計算してみます。
- 全員が月額プランの場合:月5億5,000万円、年間66億円
- 全員が年額プランの場合:年間55億円、月平均約4億5,833万円
つまり、50万人という仮定では年間55億〜66億円相当(税込)の料金収入という試算になります。ただし、会員数が現在も50万人かどうかは未確認です。プラン構成や提携サービス経由での契約、割引、手数料なども反映しておらず、実際の売上高ではありません。年額料金は一括で受け取っても、月額の売上や入金額と単純に同じではない点にも注意が必要です。
赤字か黒字かは分からない
番組制作には出演料、スタッフ人件費、撮影・編集費、配信システム費、宣伝費などがかかります。たとえ数億円規模の月間料金収入があったとしても、それがすべて利益になるわけではありません。
制作費・運営費・契約条件・利益額は開示されていないため、ダウンタウンプラスが赤字なのか黒字なのかは判断できません。また、事業売上と松本人志さん個人の収入も別です。
解約者は増えている?1周年の更新特典に注目
SNSには「解約した」「最近は見ていない」といった感想がありますが、個々の投稿だけでサービス全体の解約率は計算できません。累計解約者数や月次の継続率も公式には公表されていません。
2026年10月1日、吉本興業は1周年キャンペーンを発表。10月1日〜11月30日には年額会員向けの抽選会があり、開始初期に加入し2年目も更新する会員には、エントリーを条件に松本人志さん・浜田雅功さんの壁紙やアイコン画像などの特典が用意されています。
年額契約の更新期を控えた施策と考えられますが、キャンペーンがあること自体は解約者急増の証拠ではありません。むしろ今後、登録者を維持できるかを見るうえで、2年目の更新状況が重要になりそうです。
千鳥・大悟との新企画も配信予定
1周年記念の第1弾として、2026年11月6日から松本人志さんと千鳥・大悟さんの『松本人志と○○したい!』が配信予定です。出演者や企画の拡充は、新規加入だけでなく既存会員の継続にも関係しそうです。
Netflix同時配信で収益はどう変わる?
2026年9月30日、吉本興業は松本人志さんがプロデュースする新コンテンツを、DOWNTOWN+とNetflixで同時配信すると発表しました。2026年内の配信予定で、Netflixを通じた海外展開も計画されています。
ただし、発表は新たに制作するコンテンツが対象です。既存のDOWNTOWN+作品がすべてNetflixで視聴できるという意味ではありません。また、契約金額や収益配分は公表されておらず、Netflix提携による増収額は分かりません。
Netflixとの違いや視聴できる作品については、DOWNTOWN+はNetflixで何が見られる?配信開始時期と対象作品で詳しく整理しています。
SNSの「元スタッフ」投稿で運営の問題は分かった?
2026年10月15日、Xではダウンタウンプラスの裏方だったと名乗るアカウントの投稿が見られました。現場の待遇や番組制作について複数の主張が書かれていますが、投稿者の勤務実態や内容を裏付ける独立した証拠は確認できません。
給与未払いなど重大な主張を、匿名の投稿だけで事実と判断することはできません。会員数や収益の議論とも切り離して受け止める必要があります。
1周年以降の運営で注目したいこと
今後の焦点は、①実際の会員数と更新率が公表されるか、②新番組で継続視聴を促せるか、③Netflixとの提携がどのような規模で進むか、という点です。
50万人突破という初期の勢いは確認できる一方、現在の有料会員数と利益額は分かっていません。「大赤字」「会員が激減」といった断定も、反対に「大成功で利益が出ている」という断定も避けるべきでしょう。1周年以降の公式発表と具体的な数字を見守りたいところです。
