ドラマ『VIVANT』で阿部寛さん演じる野崎の相棒・ドラムを演じた富栄ドラムさん。2026年10月15日、Xでは「VIVANTが完全に終わったら、何かのドラマからオファーが来るのかな」という投稿が注目されました。
結論からいうと、富栄ドラムさんはすでに『VIVANT』以外のドラマや映画にも出演しています。気になる「なぜしゃべらないのか」「番組宣伝でも声を出さなかったのはなぜか」という疑問とともに、これまでの仕事と今後の可能性を整理します。
富栄ドラムはVIVANT以外にも出演!ドラマ・映画での活動
富栄ドラムさんが広く知られるきっかけになったのは、2023年放送の『VIVANT』第1シーズンです。しかし、その後も別の役で出演を重ねています。
- 2023年:『VIVANT』第1シーズン/ドラム役
- 2024年:『すっぴんヒーロー』/スーパーの店員役
- 2024年:『筋トレサラリーマン中山筋太郎~メリークリスマッスル編~』
- 2025年:『パリピ孔明 THE MOVIE』/審査員役
- 2026年:『VIVANT』第2シーズン/ドラム役
- 2026年:『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』/ドラムに焦点を当てたスピンオフ
『すっぴんヒーロー』では身近な店員役に
2024年2月24日放送のTBSドラマ『すっぴんヒーロー』では、主人公が働くスーパーマーケット「ささはら」の店員を演じました。『VIVANT』での情報収集に長けたエージェントとは、まったく違う日常的な役柄です。
また、2025年4月25日公開の映画『パリピ孔明 THE MOVIE』では審査員役で登場。松竹の公式サイトでも出演が紹介されています。
出演作の数だけで将来性を判断することはできませんが、「ドラム役以外の仕事がない」というわけではありません。
VIVANTのドラムはなぜしゃべらない?番宣でも無言だった理由
ドラムの特徴といえば、自分の声ではなくスマートフォンの音声を使って会話すること。音声は声優の林原めぐみさんが担当し、本人は表情や身ぶりで気持ちを伝えています。
劇中で話さないのは役の設定
富栄ドラムさん本人が話せないわけではありません。劇中で声を発さないのは、ドラムというキャラクターの設定です。制作側は『スター・ウォーズ』のチューバッカのように、言葉を直接使わなくても存在感を伝えられる人物を意識したと紹介されています。
ただし、劇中のドラムがなぜ肉声を使わないのか、その詳しい事情を本人の病気などと結びつけて断定することはできません。制作上の演出と、物語内の理由は分けて考える必要があります。
番宣でもしゃべらなかったのはイメージを守るため
2023年の『VIVANT』放送当時、富栄ドラムさんは番組宣伝でテレビに出演した際も、スマートフォンの音声アプリを使ってやり取りしていました。ドラマのキャラクターの印象を大切にするためだったとみられます。
転機となったのは、最終回放送後の2023年9月26日。TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』に生出演し、テレビ・ラジオを通じて初めて自分の声を披露しました。
その際、林原めぐみさんのかわいらしい声が視聴者のイメージになっているため、自分の地声で大丈夫なのか不安があるという趣旨の発言もしています。話さなかったのは声が出せないからではなく、ドラムの印象を損なわないよう気を配っていたことがうかがえます。
放送終了後には実際に肉声を披露しており、今後も「絶対にしゃべらない」という決まりがあるわけではありません。
2026年にはドラムの過去を描くスピンオフも!今後の俳優活動は?
2026年7月26日からは『VIVANT』第2シーズンがスタート。富栄ドラムさんも引き続き出演し、10月時点でも作品は放送中です。
さらにU-NEXTでは同年7月、全4話の『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』が配信されました。ドラムの少年時代や過去に焦点を当てたサイドストーリーで、富栄ドラムさん本人も出演しています。
ここで注意したいのは、ドラムが物語の中心にいることと、富栄ドラムさんが全編の主演として登場することは同じではない点です。作品では少年時代を演じるキャストも起用されています。
VIVANTのイメージが強すぎると不利?
『VIVANT』のドラムは、見た目、笑顔、スマートフォンの音声まで含めて非常に特徴的な役柄です。ほかの作品に出演しても、その印象が先に浮かぶ人はいるかもしれません。
一方で、強く記憶に残る代表作を持っていることは、俳優としての知名度につながります。富栄ドラムさんは元力士という経歴があり、身体能力を生かした役柄にも可能性を感じさせます。
もちろん、今後どんな作品からオファーが来るかは公表された情報だけでは判断できません。『VIVANT』の人気だけを根拠に、次の主演作が決まっているかのように書くことも避けたいところです。
次は本人の声で演じる姿にも期待
これまでの『VIVANT』では、言葉を発さないからこそ、表情や体の動きが重要な役割を担っていました。今度はセリフを話す役でどんな演技を見せるのかも気になります。
2026年10月15日時点では『VIVANT』第2シーズンの出演が続いており、「終了後の仕事がなくなる」と決まったわけではありません。実際に別作品への出演歴もある以上、将来の活動を悲観するのは早いでしょう。
『VIVANT』は富栄ドラムさんの代表作であると同時に、俳優として多くの人に知られるきっかけになった作品です。いつか別のドラマで、あの笑顔とともに本人の声を聞ける日も楽しみにしたいですね。
