ILLIT「It’s Me」の振付はなぜ変?振付師YUMEKIとダンスの狙い

ILLIT(アイリット)の「It’s Me」は、手足を大きく動かす独特なダンスでも注目されている楽曲です。「振付師は誰?」「なぜ変わった動きなの?」と気になった人もいるでしょう。振り付けに関わったのは日本人ダンサー・振付師のYUMEKI(ユメキ)さん。本人は、ILLIT側から新しいことへの挑戦を求められ、SNSで目に留まり、真似したくなる動きも意識したと語っています。制作陣の発言と公式映像をもとに背景を整理します。

目次

ILLIT「It’s Me」の振付師はYUMEKI

「It’s Me」の振り付けを手がけたのは、日本人ダンサー・振付師のYUMEKI(竹中夢生)さんです。K-POPの振り付けに携わってきたほか、オーディション番組でのダンストレーナーや出演者としても知られています。

ただし、パフォーマンス全体を一人で制作したわけではありません。Dispatchが伝えたパフォーマンスディレクター、キム・ダヒさんのインタビューによると、メンバーの動きや表情、角度、タイミングなどの細部も制作チームで調整しています。

YUMEKIの経歴

YUMEKIさんは日本出身のダンサー・振付師。韓国のダンスシーンでも活動し、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」ではダンストレーナーを務めました。2025年には「BOYS II PLANET」に出演。振付師として教える側だけでなく、自身も踊る側として活動しています。

公式YouTubeにはYUMEKIさんとILLITメンバーのIROHAさんによるダンス動画も公開されています。振付師自身の動きを見ると、振り付けの特徴が伝わりやすくなります。

「It’s Me」の振付はなぜ変?制作意図を解説

ILLIT側から新しい挑戦を求められた

Forbes JAPANのインタビューで、YUMEKIさんはILLIT側から新しいことに挑戦したいという要望があったと説明しています。従来のかわいらしいイメージとは異なる、インパクトの強い動きが取り入れられた背景の一つと考えられます。

SNSで目に留まるキャッチーさも意識

同インタビューでは、SNSで目を引き、一般の人が真似したくなる振り付けを目指したことも語られています。腕や首の角度を切り替える動きは、短い動画でも印象に残ります。

「変わっている」と感じる理由の一つは、こうした予想外の動きの連続にあるのかもしれません。ただし、奇抜さだけを狙ったと断定することはできません。

表情や細かな動きまで作り込まれている

キム・ダヒさんはメンバーそれぞれの個性が自然に出るよう調整したことを説明しています。ILLITのメンバーも公式インタビューで、手の動きやステップ、角度を合わせる難しさに触れています。

一見自由に踊っているように見えても、細かな動作まで練習を重ねたパフォーマンスなのです。

「ダサい」という評価は本当?ダンス動画で確認

独特な振り付けの好みは人によって分かれます。かわいらしく滑らかなダンスを期待していた人には、今回の動きが奇妙に映ることもあるでしょう。一方、リズムに合わせた細かな切り替えやユーモラスなポーズを面白いと感じる人もいるはずです。

ただし、否定的な評価が多数派だと示す客観的な調査結果は確認できていません。「炎上した」「批判が殺到した」といった表現は適切ではありません。

2026年5月7日に公開された公式ダンス練習動画では、ステージ演出を抑えた状態でメンバーの動きを確認できます。2026年10月15日に確認したYouTube画面では、再生回数は約4105万回でした。再生回数は今後も変動します。

「Magnetic」と比べるとどう変わった?

ILLITのデビュー曲「Magnetic」は、柔らかく軽快な動きやかわいらしい手の振り付けが印象的でした。「It’s Me」では、それとは異なる力強い動きや大胆なポーズが前面に出ています。

とはいえ、ILLITらしい遊び心まで失われたわけではありません。新しい表現を取り入れながら、メンバーの個性を引き出そうとした作品として見ることもできそうです。

「なぜこんな振り付けなの?」という疑問への答えは、制作側が新しい挑戦とSNSでのキャッチーさを意識していたことにあります。意図を知ってからもう一度動画を見ると、手の角度や表情、リズムの取り方にも違った発見があるかもしれません。

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