愛知・名古屋アジア大会の男子バレーボールで、日本と対戦したウズベキスタン代表選手の足元が注目を集めました。
白地に青と緑のラインが入った靴下を見た人から「ファミマの靴下では?」という声が上がり、毎日新聞が選手本人を取材。実際に日本のファミリーマートで購入した税込429円のラインソックスだったことが分かりました。
なぜ国際大会に出場する代表選手が、コンビニの靴下で試合に臨むことになったのでしょうか。
ウズベキスタン代表の靴下は本当にファミマだった
話題になったのは、2026年9月27日に行われた第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の男子バレーボール、日本対ウズベキスタン戦です。
ウズベキスタンの選手たちが履いていたのは、白地に青と緑系のラインが入った靴下。ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」で販売されているラインソックスを連想させるデザインだったため、SNSで「ファミマの靴下では?」と注目されました。
その後、毎日新聞がウズベキスタン代表の選手を直接取材。選手本人がファミリーマートで購入したことを認めています。
日本バレーボール協会によると、この試合は岡崎中央総合公園総合体育館で行われ、日本が3-0(25-17、25-20、25-17)で勝利しました。
なぜウズベキスタン代表はファミマの靴下を履いた?
毎日新聞の取材によると、背景には試合で着用する靴下に関する規定がありました。
ウズベキスタン代表は靴下についての規定を十分に把握しておらず、試合に向けて対応する必要が生じたと報じられています。
そこで日本滞在中、ホテル近くのファミリーマートで使用できそうな靴下を購入。その靴下を履いて日本戦に出場しました。
ファミマとのコラボやスポンサー契約で用意されたものではなく、必要になった靴下を日本の店舗で選んだという経緯です。
取材した毎日新聞の玉井滉大記者はXで、選手が規定を把握していなかったことについて何度も謝罪の言葉を口にしていた一方、ファミマの靴下は気に入った様子だったと説明しています。
ウズベキスタン代表が履いたファミマ靴下はいくら?
ファミリーマートの公式情報では、2026年秋冬の「コンビニエンスウェア」としてラインソックスが販売されています。
- 商品:ラインソックス
- 価格:390円(税込429円)
- 発売:2026年9月1日から順次
- 販売地域:全国
- 男女兼用
- 足底はパイル編みの肉厚仕様
価格は税込429円。コンビニで購入できる身近な商品が、そのまま国際大会のコートで使われるという珍しい出来事になりました。
ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」は衣料品や生活雑貨を展開するブランドで、ラインソックスは特徴的なラインデザインでも知られています。
偶然ながらウズベキスタン国旗にも青・白・緑が使われているため、代表チームの足元にも自然になじんで見えたことが、SNSで気付かれるきっかけの一つだったのかもしれません。
ファミマの靴下はその後どうなった?
ウズベキスタン代表は、その後スポーツ用の靴下を用意できたようです。
玉井記者はXで、取材後にスポーツタイプの靴下を手に入れられたようだと説明しています。日本戦の翌日、9月28日のパキスタン戦では白い靴下を着用していました。
ここで注意したいのは、ファミマの靴下に問題があったため履き替えたと確認されているわけではないことです。選手はむしろ商品を気に入っていた様子だったと伝えられています。
当初はSNS上の「ファミマでは?」という気付きから始まりましたが、本人取材によって本当に日本の店舗で購入した商品だったと判明した今回のエピソード。税込429円の日用品が急きょ国際大会の選手たちを支えたという、愛知・名古屋アジア大会ならではの出来事となりました。