オリックス・バファローズの野上士耀(のがみ・しきら)捕手が、2026年9月30日に19歳で亡くなったことが発表されました。
高卒1年目のルーキーで、亡くなる3日前までファームの試合に出場していた野上選手。9月30日夜に行われた球団側の説明では、選手寮の自室で倒れているところを発見された経緯が明らかになりました。
具体的な死因は公表されていません。球団は警察から「事件性はない」と聞いていると説明しています。現在までに分かっている経緯と、野上選手の経歴を整理します。
野上士耀の死因は?球団は「事件性はない」と説明
2026年9月30日現在、野上士耀選手の具体的な死因は公表されていません。
オリックスは同日、野上選手が急逝したことを発表。その後、小浜裕一球団本部長が京セラドーム大阪で取材に対応し、亡くなるまでの経緯を説明しました。
報道によると、球団側は警察から「事件性はない」と聞いているとしています。
ただし、「事件性がない」という説明だけから具体的な死因を判断することはできません。病気や突然死、自死などを裏付ける公式情報は現時点では確認されておらず、原因を推測で断定することは避ける必要があります。
寮の自室で倒れているところを発見
球団説明や報道によると、9月30日朝、野上選手が暮らしていた選手寮で異変が確認されました。
野上選手は寮の自室で倒れているところを発見され、救急隊員が駆けつけたものの死亡が確認されたと報じられています。
此花消防署への救急要請は午前7時53分だったとの報道もあります。発見や死亡確認の細かな時刻については報道によって表現に差があるため、ここでは球団説明で確認できる経緯を中心にしています。
小浜球団本部長は突然の出来事を受け、いまだ事実を受け入れられず、本当に残念で仕方がないという趣旨の心境を語っています。
野上士耀は前日まで練習していた
今回の訃報で注目されるのが、野上選手が亡くなる前日まで練習に参加していたことです。
小浜球団本部長によると、野上選手は9月29日の全体練習に参加。さらに全体練習が終わった後も、自主的にバッティング練習に取り組んでいたといいます。
球団には「元気な姿でグラウンドでやっていた」との報告が入っており、球団が把握している範囲では、前日の練習中に明らかな異変があったとは説明されていません。
また、悩みなどについて球団に相談していたのかという質問に対しても、現時点ではそのような相談は確認できていないと説明しています。
これらはあくまで9月30日時点で球団が把握している内容です。前日まで練習していたことと死因を直接結びつける情報はありません。
3日前の9月27日にもファーム公式戦へ出場
野上選手は亡くなる3日前の9月27日にも、広島とのファーム公式戦に出場していました。
この試合では「9番・DH」で先発出場し、3打数無安打。2026年シーズンはファームで32試合に出場し、打率.187、14安打、4打点を記録していました。
高卒1年目の捕手として実戦経験を積んでいる最中で、シーズン終盤まで試合に出場していたことになります。
野上士耀の経歴は?明秀学園日立からドラフト7位で入団
野上士耀選手は2007年5月23日生まれ、愛知県出身の捕手です。
- 名前:野上士耀(のがみ・しきら)
- 生年月日:2007年5月23日
- 年齢:19歳
- 出身地:愛知県
- 身長・体重:170cm・80kg(NPB登録)
- 投打:右投右打
- ポジション:捕手
- 高校:明秀学園日立高校
- ドラフト:2025年ドラフト7位
- 背番号:60
中学時代は愛知名港ボーイズでプレーし、その後、茨城県の明秀学園日立高校へ進学しました。
高校3年夏には4番・捕手としてチームをけん引。茨城大会決勝では延長10回に決勝打を放ち、甲子園出場に貢献しました。
甲子園でも捕手として盗塁を阻止するなど存在感を見せ、2025年のドラフト会議でオリックスから7位指名を受けています。
高校通算15本塁打の打力に加え、二塁送球1.8秒台を記録する強肩も野球専門メディアで紹介されていました。
ドラフト指名後には「球界を代表する捕手になりたい」という目標を語っており、プロでの成長が期待されていた選手でした。
19歳でプロ1年目途中の突然の訃報
野上士耀選手は、2026年にオリックスへ入団したばかりの高卒ルーキーでした。
9月27日までファーム公式戦に出場し、29日にも全体練習と自主練習に参加していましたが、翌30日朝に寮の自室で倒れているところを発見され、死亡が確認されました。
球団は警察から事件性はないと聞いていると説明していますが、具体的な死因については9月30日夜の時点でも公表されていません。
そのため、原因についてさまざまな可能性を推測するのではなく、今後、球団や関係者から正式な説明があった場合に確認する必要があります。
高校野球からプロへ進み、これから多くの経験を積んでいくはずだった19歳の選手の突然の訃報となりました。野上士耀選手のご冥福を心よりお祈りいたします。
