MTG(マジック:ザ・ギャザリング)を発信するYouTuber・常盤ゆいさんの動画が、2026年11月に物議を醸しました。
きっかけは11月1日に公開された動画のサムネイル。「マジック…流行ってない」という強い言葉に、ファンから批判が集まったのです。
翌2日には常盤さんと出演者のぬのさんが謝罪し、サムネイルを変更。それでも「疑問形にしただけでは?」という声が上がりました。
いったい何が問題だったのでしょうか。炎上の経緯と動画の内容、謝罪後の反応を時系列で整理します。
常盤ゆいのMTG動画が炎上した理由
問題となったのは、11月1日に公開された「【MTG】最高のイベントに参加して気付いたマジックが抱える最大の課題について話そう【TCG】」という動画です。
公開当初のサムネイルには「マジック…流行ってない」と大きく書かれていました。常盤さん自身もXで「サムネの通りです…皆はどう思う??」と告知しています。
常盤さんはMTG関連イベントへの出演や公式案件の実績もある発信者。だからこそ、ゲームを盛り上げる立場の人が「流行ってない」と打ち出したことに、反発する人がいました。
また、サムネイルだけを見た人には、MTGそのものを否定しているように映った可能性もあります。
ただし、批判一色だったわけではありません。「動画を見れば共感できる部分もある」「これほど炎上する内容なのか」といった反応もあり、受け止め方は分かれました。
動画では何を話していた?
実は、本編で中心になっていたのはMTGの人気を否定する話ではなく、プロプレイヤーの知名度や待遇をめぐる問題提起でした。
動画の内容を紹介したMTG専門サイト「とうぎゃざ.MTG」によると、きっかけは常盤さんがティーチング補佐として参加した「ZETA CARD CLUB」というイベントです。
会場では、行弘賢選手、市川ユウキ選手、原根健太選手らが参加者にゲームを教えていました。常盤さんのサポート役として同行したぬのさんは、その姿を見てプロ選手の実力や対応力に感銘を受けたようです。
一方で、トップ選手であっても他の競技のスターほど一般に知られておらず、評価や収入が十分ではないのではないか、という疑問を持ったと紹介されています。
つまり「もっとプロ選手に光が当たってほしい」という思いが話の軸だったわけです。
動画では、他業界との交流イベントを続けることや、ファンがメンバーシップやスーパーチャットで選手を支援する案も語られたとされています。
ただ、カードパックを買うお金の一部を支援に回すという提案には「遊び方やお金の使い道は人それぞれ」と抵抗を感じる人もいました。
本編の主張とサムネイルの印象がかみ合っていないことも、今回の批判を大きくした理由のひとつです。
サムネイル変更と謝罪の経緯を時系列で
11月1日:動画公開
常盤さんが動画を公開し、Xでも告知。「マジック…流行ってない」というサムネイルに批判が寄せられました。
MTG関連の仕事をしている人が使う言葉として適切なのか、動画の内容と合っているのか、といった点が議論になりました。
11月2日:ぬのさんと常盤さんが謝罪
翌2日、動画に出演したぬのさんがXで、自身の話がまとまっていなかったことやサムネイルの表現が極端だったことを謝罪しました。
続いて常盤さんも、寄せられたコメントを踏まえてサムネイルを更新したと報告。意見を今後の活動に生かす考えを示しています。
変更後の文言は「今のマジック」「流行ってる?流行ってない?」。断定から問いかける形に変わりました。
11月3日:変更後の画像にも反応
しかし、サムネイル変更後も批判は続きました。
変更前後を並べた投稿が話題になり、「言い切りを疑問形にしただけでは」という受け止め方も広がりました。
一方、動画の問題提起そのものには意味があると評価する声もあり、サムネイルと本編は分けて考えるべきだという意見も見られました。
常盤ゆいと出演者のぬのさんは夫婦?
MTG専門サイト「とうぎゃざ.MTG」では、動画に登場したぬのさんを常盤ゆいさんの夫として紹介しています。
今回の動画では、ぬのさんが主に業界の課題について語っていたとされます。
そのため発言内容への意見はぬのさんにも向けられましたが、常盤さんのチャンネルで公開された動画だったことから、2人それぞれが説明と謝罪をする形になりました。
炎上後の活動はどうなった?
11月3日、常盤さんは福島県のカードショップで開催されたコマンダー交流会への参加をXで報告しています。
今回の騒動を理由とする活動休止の発表は、11月5日までに確認した情報には見当たりません。
動画のサムネイルを修正し、謝罪したうえで、イベント活動も続けているようです。
今回の炎上で考えさせられたこと
MTGをもっと盛り上げたいという思いと、「流行ってない」という言葉。今回の騒動は、その組み合わせが思わぬ反発を招いたケースでした。
業界の課題を語ること自体は大切ですし、好きなゲームだからこそ厳しい意見が出ることもあります。
ただ、動画の中身より先にサムネイルの言葉が広がるのがSNSやYouTubeの難しいところ。
本来のテーマだったプロプレイヤーの評価や応援のあり方についても、今回の議論をきっかけに関心が集まるかもしれません。
