お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子さんが、3歳になった長男の言葉の発達について語り、注目を集めています。
息子さんは同年代の子どもと比べて言葉がゆっくりで、白鳥さんは1歳半を過ぎた頃から気になり始め、専門家に相談してきたといいます。
発達障害と診断されたのでしょうか。また、幼い頃に言葉が遅い子どもは、その後どう成長していくのでしょうか。本人の発信と、言葉の発達に関する専門資料をもとに整理します。
たんぽぽ白鳥の息子は発達障害?本人が明かしたこと
白鳥さんと夫のチェリー吉武さんは、YouTubeで家族の日常を発信しています。2026年10月には、長男の言葉の発達がゆっくりであることについて、白鳥さんが率直に語りました。
長男は「チェリ坊くん」の愛称で知られ、2026年10月に3歳になりました。白鳥さんは、同年代の子のようにおしゃべりが出ていないことや、以前から発達を気にかけていたことを明かしています。
ただし、2026年10月20日現在、白鳥さんが長男について自閉スペクトラム症(ASD)など特定の発達障害の診断を公表したことは確認できません。言葉がゆっくりというだけで、特定の診断があると判断することはできません。
1歳半過ぎから気になり、専門家へ相談
白鳥さんは、息子さんが1歳半を過ぎた頃から発達を気にするようになり、2歳になる前から専門家への相談を始めたと説明しています。
子どもの成長は一人ひとり違うとはいえ、周囲と比べて心配になることもあるでしょう。白鳥さんも悩みながら、保育園や行政、専門家と相談し、息子さんに合った接し方を考えてきたようです。
一方で、息子さんは運動が好きだとも語っています。できないことばかりに目を向けるのではなく、好きなことや得意なことを伸ばしたいという思いが伝わってきます。
白鳥さん自身が語る動画はこちらです。
3歳で言葉がゆっくりな子は今後どうなる?
今回の話題で気になるのは、「今は言葉が少なくても、成長すれば周りの子に追いつくのか」という点ではないでしょうか。
答えは、追いつく子もいれば、継続して支援が必要な子もいる、というものです。3歳時点の言葉の遅れだけで、その子の将来を決めつけることはできません。
約50〜70%が追いつくという研究も
米国言語聴覚協会(ASHA)は、言葉の出始めが遅い子どもの約50〜70%が、就学前後までに同年代の言語発達の範囲に入ると報告しています。
ただし、これは主に言葉の出始めの遅れを対象とした研究結果です。発達全般に遅れがある子どもすべてに当てはまる数字ではなく、白鳥さんの息子さん個人が追いつく確率を表すものでもありません。
また、幼児期に言葉が増えても、学齢期に文章の理解や読み書きなどで難しさが残る場合もあります。大切なのは「いつ追いつくか」だけではなく、その子が今どのようにコミュニケーションを取れているかを見ることです。
話せる単語の数だけでは判断できない
専門家は、言葉を話す力だけでなく、相手の言葉を理解する力や、指さし・身振り、人とのやり取りなども確認します。
例えば、簡単なお願いを理解できるか、欲しいものを身振りで伝えられるか、やり取りを楽しめるか。こうした様子も発達を考えるうえで大切です。
ASHAによると、言葉を話すことだけでなく、理解することにも遅れがある場合は、言語面の難しさが続くリスクが高いとされています。聞こえの問題が関係することもあるため、必要に応じて聴力を確認する場合もあります。
気になることがある場合、ただ待ち続けるのではなく、小児科や自治体の発達相談窓口、言語聴覚士などに相談することが勧められます。
白鳥久美子が大切にする息子の成長と家族の日常
白鳥さんの話で印象的なのは、発達のことを悩みながらも、息子さんの好きなことを大切にしている点です。
発達のペースには個人差があり、相談や支援の内容も一人ひとり違います。早い段階で相談することは、診断名を決めるためだけではなく、日常生活でどんな関わり方が合っているかを知るきっかけにもなります。
家族のYouTubeでは、チェリ坊くんの3歳の誕生日を祝う動画も公開されています。発達についての説明とは別に、家族の普段の雰囲気が伝わる動画です。
白鳥さんの息子さんが今後どのようなペースで言葉を増やしていくのかは、現時点では分かりません。それでも、本人が発信した言葉からは、周囲の力も借りながら、息子さんらしい成長を見守っていこうとする姿勢が感じられます。
「ゆっくりさん」という言葉だけで将来が決まるわけではありません。これからの成長を温かく見守りたいですね。
