人気夫婦YouTuber「りせとルイス」のりせさんが、保育園見学について語った「めっちゃ暇やん」という発言をめぐり、批判を集めています。
2026年10月18日の動画で、浅いプールとジョウロを使った水遊びに疑問を示したことが発端です。20日にYouTubeで謝罪し、21日にはInstagramでの謝罪も報じられました。
さらに、謝罪後に紹介した「園長」を名乗る人物からのメッセージも物議を醸しています。何が問題になったのか、発言の背景と保育園の水遊びの意味を整理します。
りせとルイスの保育園発言は何が問題だった?
発端は10月18日公開のYouTube動画「2人目が産まれて初めて、皆さんからの質問にお答えします」です。りせさんは長女の入園先を探して複数の園を見学した際の感想を語りました。
その中で、約5cmの浅いプールでゾウのジョウロを使って水遊びする場面に触れ、「めっちゃ暇やん」と表現。自宅で過ごす場合と比べて、子どもが十分に楽しめるのか心配になった様子でした。
この発言に対して、保育士や保護者らから、子どもの遊びを大人の目線だけで判断しているのではないか、保育現場の工夫や安全への配慮が伝わっていないのではないか、といった批判が広がりました。
一方、保育園に入れるかどうかを慎重に考えること自体は、家庭ごとの選択です。問題視されたのは入園を迷っていることではなく、見学で目にした一場面を「暇」と表現した点でした。
ルイスさんは集団生活の良さにも言及
動画では夫のルイスさんが、親から離れた環境で過ごすことが子どもの自立につながるという趣旨の意見を示したとも報じられています。
夫婦で子育ての考え方が完全に一致しているわけではなく、家庭で過ごす時間と集団生活のどちらを大切にするか、模索している段階だったことがうかがえます。
発言の前後のやり取りは、りせとルイスの公式YouTube動画「2人目が産まれて初めて、皆さんからの質問にお答えします」(2026年10月18日公開)でご覧いただけます。
りせはいつ謝罪した?その後も批判が続いた理由
批判を受け、りせさんは10月20日、YouTubeのコメント欄で謝罪しました。見学した一場面だけをもとに「楽しそうに見えなかった」と表現したことについて、配慮が足りなかったと反省する内容です。
21日にはInstagramを通じた謝罪もスポーツ紙が報道。自宅保育にも集団保育にもそれぞれの良さがあり、言葉に責任を持って発信していくという考えが伝えられました。
ただし、謝罪後のSNS投稿も新たな議論を呼びます。
「園長」を名乗る人物からの擁護メッセージ
報道によると、りせさんはInstagramのストーリーズで、自身の発言に理解を示すメッセージを紹介しました。送り主は保育園の園長を名乗る人物で、浅い水とジョウロだけの遊びについて、りせさんの感想を支持する趣旨だったといいます。
これに対してSNSでは、謝罪の直後に擁護意見を紹介することへの疑問が上がりました。
もっとも、送り主が実際に園長を務めているかは確認されていません。また、りせさんがその投稿に込めた意図も断定できません。報道で確認できる出来事と、SNS上の受け止め方は分けて考える必要があります。
保育園の水遊びが浅いのはなぜ?5cmでも安全とは限らない
今回の騒動では「水深5cmほどのプール」が大きな話題になりました。大人からすると物足りなく見えるかもしれませんが、乳幼児の水遊びは泳ぐことだけを目的としているわけではありません。
水をすくう、注ぐ、流れを眺める。大人には単純な動作でも、小さな子どもにとっては感触や水の動きに気づく経験になります。友達と道具を使う場合には、順番を待ったり、相手の行動を見たりする機会にもなるでしょう。
ただし、今回の見学先でどのような保育上の狙いがあったのかは公表されていません。「ジョウロひとつだから不十分」とも「必ず充実した活動だった」とも、外部からは判断できないのです。
消費者庁が重視するのは水深だけでなく監視体制
消費者庁は、幼稚園や保育所などのプール活動・水遊びについて、監視に専念する職員と指導する職員の役割を分け、監視の空白を生まないことを求めています。
消費者安全調査委員会は、保育所・認定こども園10園で撮影された水遊びの映像約226時間分を専門家が分析し、転倒や監視の死角など、事故につながりかねない場面を確認しました。監視担当者が片付けや子どもの相手をしてしまうと、全体を見る目が途切れる場合もあります。消費者庁の「プール活動・水遊び 監視のポイント」では、浅い場所も含めて全体を見渡し、監視に専念するよう呼びかけています。水深が浅いからといって監視が不要になるわけではありません。
詳しくは消費者庁の水遊び事故防止動画でも紹介されています。
ただし、見学先が水深を約5cmにしていた理由は確認されていません。子どもの年齢、人数、遊びの内容など、園ごとの条件を踏まえて考える必要があります。
園選びでは「何をしているか」だけでなく「なぜするか」も大切
見学で目にするのは、その園の一日のほんの一部です。遊具の数や活動の華やかさだけでは、普段の保育の良し悪しは判断しにくいもの。
気になる活動があれば、先生にその狙いや安全管理について質問してみると、見え方が変わることもあるでしょう。
自宅保育にも集団保育にも異なる良さがあります。りせさん夫妻が子どもに合う環境を探したいと考えることと、保育現場の仕事を尊重することは、両立できるはずです。
まとめ
りせとルイスのりせさんは、保育園見学で見た水遊びを「めっちゃ暇やん」と表現し、批判を受けました。10月20日にYouTubeで謝罪し、21日にはInstagramでの謝罪も報じられています。
その後に紹介した擁護メッセージも議論を呼びましたが、送り主の身元や本人の投稿意図については未確認の点があります。
今回の騒動は、園選びをする親の率直な感想と、保育の現場が大切にしている安全や遊びの意味が、すれ違うこともあると示した出来事でした。浅いプールや小さなジョウロにも、見学だけでは分からない工夫があるのかもしれません。
