弘輝と山口侑馬はなぜ乱闘?流血の原因や因縁、過去の騒動も

2026年10月22日、格闘技イベント「KNOCK OUT.69」の前日公開計量で、弘輝と山口侑馬が大乱闘。山口が弘輝の顔面を殴り、弘輝が口から血を流す騒ぎになりました。

なぜ試合前に殴り合い寸前の事態になったのでしょうか。実はこの一戦、事前に契約体重が変更されており、山口には過去の計量トラブルもありました。ただし、体重変更が乱闘の原因だったと決まったわけではありません。騒動の経緯と両選手の背景を整理します。

目次

弘輝と山口侑馬の乱闘はなぜ起きた?流血までの経緯

騒動が起きたのは、10月23日に東京・後楽園ホールで開催される「MAROOMS presents KNOCK OUT.69」の前日公開計量です。

第9試合で対戦する弘輝(WORLD TREE GYM)は64.0kg、山口侑馬(道化倶楽部)は63.7kgで、ともに規定体重をクリアしました。

ところが、その後のフェイスオフで雰囲気が一変。格闘技専門メディア「ゴング格闘技」によると、言葉を交わす両者のうち、山口は笑みを浮かべ、弘輝は怒りの表情を見せていました。

しばらくして弘輝が山口の胸を押すと、山口が平手打ち。続けて右フックを弘輝の顔面に打ち込みます。

弘輝は口から出血し、スタッフに止められながらも山口に詰め寄ろうとしました。山口も取り押さえられ、会場は騒然。KNOCK OUTの山口元気代表は仲裁のため、その後の会見を欠席したと報じられています。

乱闘の直接のきっかけはフェイスオフでのやり取りですが、具体的に何を言い合っていたのかは報道からは分かりません。以前からの私的な因縁や、計画的な演出だったと断定できる材料もありません。

出典:ゴング格闘技・10月22日の公開計量報道

乱闘前に契約体重が63kgから64kgに変更されていた

今回の対戦では、試合前からひとつの変更がありました。10月8日、KNOCK OUTは契約体重を63.0kgから64.0kgへ変更すると発表しています。

公式発表によると、変更を申し出たのは弘輝側。山口侑馬と協議したうえで決定したものです。

ここで混同したくないのは、計量当日に体重超過が発覚したわけではないということ。10月22日の計量では、両選手とも変更後の64kg契約をクリアしています。

1kgの変更が両者の心理に影響した可能性は考えられますが、乱闘との直接的な関係は明らかになっていません。

出典:KNOCK OUT公式・契約体重変更のお知らせ

弘輝と山口侑馬はどんな選手?

弘輝は「西の悪童」の異名を持つ元K-1ファイター

弘輝は1996年12月14日生まれ、兵庫県神戸市出身の29歳。初代AJKN世界ライト級王者などの実績があり、K-1グループでも試合を重ねてきました。

今回がKNOCK OUT初参戦で、UNLIMITEDルールにも初挑戦。8月の対戦発表会見では、地下格闘技時代に寝技を認めるルールで戦っていた経験を語り、新ルールへの自信を見せていました。

強気な発言と激しい打撃戦で知られる選手ですが、今回の流血騒動はリングに上がる前に起きたもの。試合ではその闘争心をどう生かすかが注目されます。

山口侑馬は山口裕人の弟!約3年ぶりの復帰

山口侑馬は1995年6月13日生まれ、大阪府松原市出身の31歳。元INNOVATIONライト級王者で、第4代DEEP☆KICK60kg級王者にも輝いています。

兄は格闘家の山口裕人。山口兄弟は激しい打ち合いを見せるファイターとして知られ、今回の大会では兄の裕人もバズーカ巧樹と対戦予定です。

侑馬が最後に実際に試合を行ったのは2023年11月。今回の対戦は約3年ぶりの復帰戦となります。

8月の会見では、リングを離れていた時期を自身の「修行編」と表現。復帰戦にかける意欲を見せていました。

出典:BOUTREVIEW・対戦カード発表会見

山口侑馬には2024年にも計量トラブルがあった

山口侑馬の復帰が注目される背景には、2024年6月の出来事があります。

同月の「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」で、山口は山畑雄摩と対戦する予定でした。しかし公式計量に姿を見せず、試合は中止。山畑の不戦勝となりました。

しかも山畑にとっては引退試合となる予定だった一戦。ファンや関係者に大きな衝撃を与えました。

その後、山口侑馬は謝罪し、引退を示唆。兄の山口裕人も、減量中に体調を崩した経緯をYouTubeで説明しています。

今回、山口侑馬は63.7kgで計量をクリアしました。かつて計量を欠席した選手が再び試合の舞台に戻ってきたこと自体、大きな意味があります。

ただ、その直後に乱闘騒動が起きたことで、試合そのものとは別の形でも注目を集めることになりました。

弘輝vs山口侑馬の試合はどうなる?

対戦は10月23日の「KNOCK OUT.69」第9試合に組まれています。KNOCK OUT-UNLIMITEDルール、64.0kg契約の3分3ラウンドです。

UNLIMITEDは、通常のキックボクシングとは異なり、投げ技やグラウンド状態での打撃も認められるルール。両者とも今回が初挑戦です。

試合前の衝突が実際の勝敗にどう影響するかは未知数。感情的な打ち合いになるのか、それとも冷静な駆け引きを見せるのか。激しい打撃戦を得意とする2人だけに、試合内容にも注目が集まります。

大会はU-NEXTで配信予定。乱闘による対戦への影響については、主催者の正式発表が重要になります。

まとめ

弘輝と山口侑馬の乱闘は、10月22日の公開計量後、フェイスオフで弘輝が山口の胸を押し、山口が平手打ちと右フックを放ったことで発生しました。

試合前には弘輝側の申し出で契約体重が63kgから64kgに変更されていましたが、それが乱闘の直接原因だったとは言い切れません。

新天地での初戦を迎える弘輝と、約3年ぶりに復帰する山口侑馬。試合前から激しい火花を散らした両者が、リングではどんな戦いを見せるのでしょうか。

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