人気猫YouTubeチャンネル「もちまる日記」の「炭酸水事件」をご存じでしょうか。2024年10月、飼い主が用意した炭酸水をもちまるが舐め、驚く様子を動画にしたところ、猫への配慮を欠いているとして批判が広がりました。問題の動画は非公開に。その後、もちまるの体調不良が伝えられた際にも、この騒動が再び話題になっています。
さらに2026年10月には、同年12月13日でYouTube活動を終了するという発表も注目を集めました。炭酸水で何が起きたのか、健康への影響はあったのか、引退と関係するのかを整理します。
もちまる日記の炭酸水事件とは?動画で何が起きた?
発端は2024年10月10日に公開された「間違って炭酸水を舐めちゃった猫のリアクションがかわいすぎましたwww」という動画です。
飼い主の「下僕」さんがコーラをコップに注ぐと、猫たちが興味を示します。そこで飼い主は、猫用の水入れに炭酸水を注いで様子を観察しました。
もちまるは水入れに前足を入れ、足についた炭酸水を少し舐めます。すると舌を出し、顔や足を震わせてその場から離れました。動画には、その反応を面白がるようなテロップや編集が付けられていました。
ここで批判されたのは、単に「猫が炭酸水を舐めた」という出来事だけではありません。動画タイトルには「間違って」とありましたが、炭酸水は飼い主が自ら用意したもの。わざわざ猫の前に置いて反応を撮影したことに、疑問を持つ人が続出したのです。
J-CASTニュースなども騒動を報道し、問題の動画は10月16日昼までに非公開となりました。なお、もちまるが炭酸水を大量に飲み干したわけではなく、報道されたのは前足についた炭酸水を舐めた場面です。
猫に炭酸水は危険?もちまるの腎臓病との関係
炎上が大きくなった背景には、もちまるが腎臓の病気を抱えていたこともあります。「病気の猫に炭酸水を与えて大丈夫なのか」と心配する声が集まりました。
猫が無糖の炭酸水をほんの少し舐めたからといって、それだけで重い病気になるとは限りません。ただし、炭酸の刺激を嫌がる猫もいますし、商品によってはミネラルの含有量も異なります。普段の水分補給に炭酸水を選ぶ必要はありません。
この事件で重要なのは、実際にどの程度の健康被害が生じたかという話と、猫が嫌がる反応を娯楽として公開することへの批判を分けて考えることです。後者については、動画の演出そのものが視聴者の反発を招きました。
2025年の体調不良で炭酸水事件が再燃
2025年4月、もちまる日記はもちまるが夜中に5回嘔吐し、病院へ搬送されたことを報告しました。飼い主は治療を優先するため、しばらくチャンネルを休止すると発表しています。
ファンから回復を願う声が寄せられる一方、体調が悪い猫を撮影して動画にしていることへの批判も噴出。過去の炭酸水動画が再びSNSで拡散されました。
このとき、アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさんも過去の炭酸水動画に言及し、猫に飲ませようとは思わないと自身のXで疑問を示しています。
ただし、2024年の炭酸水動画が2025年の嘔吐や体調不良の原因だったという医学的な根拠は示されていません。時間を隔てた二つの出来事を、直接の原因と結果として結びつけるのは適切ではないでしょう。
2026年12月の引退発表は炭酸水事件が原因?
2026年10月には、「もちまる日記」が12月13日を区切りにYouTube活動を終了するとの発表が話題になりました。2019年から続いてきた人気チャンネルだけに、驚いたファンも少なくありません。
引退の話題に合わせて過去の炎上を思い出す人もいますが、炭酸水事件が直接の引退理由だとする根拠はありません。猫の健康を優先することと、過去の動画への批判は、それぞれ分けて受け止めたいところです。
また、ここでいう「引退」はYouTubeでの活動についての話であり、もちまるや弟のはなまるが亡くなったという意味ではありません。
まとめ:問題になったのは炭酸水だけではなかった
もちまる日記の炭酸水事件は、2024年10月に飼い主が用意した炭酸水をもちまるが舐め、その驚いた反応を動画にしたことで起きた炎上です。批判を受け、動画は非公開になりました。
2025年の体調不良で騒動が再び注目されたものの、炭酸水が病気を引き起こしたと断定することはできません。2026年の引退発表についても、炭酸水事件との直接的な因果関係は示されていません。
視聴者が求めていたのは、猫たちが安心して過ごす自然な日常だったのかもしれません。長く愛されたチャンネルだからこそ、猫の健康と撮影のあり方が大きな議論になったのでしょう。
