郷ひろみさんは2027年、デビュー55周年を迎えます。2026年には71歳になりましたが、全45公演の全国ツアーを開催し、通算112枚目のシングルまで発売。10月24日には、武道館公演を2027年1月にWOWOWで放送・配信することも発表されました。なぜこれほど長く第一線で歌い続けられるのでしょうか。現在の活動と本人の言葉から、その理由を探ります。
郷ひろみの現在は?2026年も全国45公演と新曲を発表
1955年10月18日生まれの郷ひろみさんは、2026年10月に71歳を迎えました。1972年に「男の子女の子」でレコードデビューして以来、歌手として活動を続けています。
2026年5月からは「Hiromi Go Concert Tour 2026 ~ALL MY LOVE~」を開催。全国45公演を巡り、10月24日と25日の日本武道館2日間でグランドファイナルを迎えます。前年の2025年には生誕70年を記念し、武道館2日間で全70曲を歌唱。2年連続で武道館公演を行うのは本人にとって初めてです。
さらに2026年8月1日のデビュー記念日には、通算112枚目となるシングル「I’m Neo G」をリリースしました。昔のヒット曲だけで活動するのではなく、70代に入っても新曲を届けていることに驚かされます。
2026年のツアーはファンの投票で曲目を構成
今年のツアータイトル「ALL MY LOVE」には、長年応援してきたファンへの愛と感謝が込められています。セットリストもファンクラブのアンケート結果をもとに構成されました。
実は郷さんのファンクラブはレコードデビューより前に発足しており、2026年に設立55周年を迎えています。歌手としての55周年は2027年ですが、ファンとのつながりはそれより長いのです。
なぜ70代でも第一線?本人が語る「準備」と努力
郷ひろみさんのすごさは、年齢を感じさせないステージだけではありません。その舞台を支える、徹底した準備への考え方にもあります。
2026年9月に公開された『GOETHE』の連載「郷辞苑」で、郷さんは、何十年も歌ってきた曲でも本番前に念入りなリハーサルを欠かさないと語っています。代表曲の「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」「GOLDFINGER’99」も例外ではありません。
長年歌っているのだから練習なしでも大丈夫、とは考えない。むしろ、慣れた曲だからこそ過信せず準備する。そんな姿勢が、今も観客を楽しませるステージにつながっているのでしょう。
持ち歌は1000曲以上、それでもリハーサルを重視
同じインタビューによると、2026年時点で郷さんのシングルは112枚、アルバムは54枚、持ち歌は1000曲を超えます。
これほど膨大なレパートリーがあれば、過去のヒット曲を歌うだけでも大変な仕事です。それでも新曲を制作し、ツアーの内容を更新し続けています。
ファンが求める定番曲を大切にしながら、新しい郷ひろみも見せる。その両立こそ、世代を超えて支持される理由の一つではないでしょうか。
1970年代のアイドルから現役エンターテイナーへ
1972年のデビュー当時、郷さんは若い女性を中心に熱狂的な人気を集めるアイドルでした。その後、「よろしく哀愁」「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」「GOLDFINGER’99」など、時代ごとに代表曲を生み出してきました。
特に印象的なのは、ヒット曲の雰囲気が一つに固定されていないこと。しっとりした歌謡曲も、思わず踊りたくなるポップスも、郷ひろみという存在感で成立させてきました。
新しい音楽を取り入れながら、自分らしさを失わない。長寿歌手というより、時代に合わせて進化してきたエンターテイナーと呼ぶ方がしっくりきます。
2027年デビュー55周年は何をする?WOWOW特集と記念展示会
2026年10月24日、WOWOWは2027年1月に「郷ひろみ GO!GO!デビュー55周年スペシャル」を放送・配信すると発表しました。
中心となるのは、2026年10月24日の日本武道館公演を収録した「Hiromi Go Concert Tour 2026 ~ALL MY LOVE~ THE GRAND FINAL at 日本武道館」。2027年1月に放送・配信され、終了後は14日間のアーカイブ配信も予定されています。Leminoでも同月に配信される予定です。
もう一つの企画「郷ひろみ Hiromi Go Music Video Collection」では、これまでのミュージックビデオから厳選した作品を紹介。ダンスやジャケットプレー、バラードなど、長いキャリアのさまざまな表情を振り返れます。
2027年7月には55周年記念展示会も予定
公式ファンクラブでは、2027年7月開催予定の「Hiromi Go 55th Anniversary展(仮)」について、お宝グッズの募集が案内されています。映像だけでなく、実物の資料から55年の歴史をたどる機会になりそうです。
ただし、2027年の全国ツアーや新曲など、まだ正式に発表されていない企画もあります。周年イヤーだからといって、未発表の予定まで決定事項として扱わないようにしたいところです。
まとめ:55周年を迎えても「昔の人」にならない郷ひろみ
郷ひろみさんは、2026年に全国45公演のツアーと新曲を届け、2027年にはデビュー55周年を迎えます。長く活躍できる理由を一つに絞ることはできませんが、本人が語る準備へのこだわり、ファンを大切にする姿勢、新しい挑戦を続ける意欲は見逃せません。
懐かしのスターとしてではなく、今も現役の歌手として新しいステージを見せてくれる。そこに郷ひろみさんならではの強さがあるのでしょう。
55周年特集の放送情報はWOWOW公式番組ページで確認できます。