2026年のNHK紅白歌合戦で、TBSドラマ『VIVANT』とのコラボは実現するのでしょうか。司会には堺雅人さんと二宮和也さんが決まりましたが、ドラマの特別企画は10月19日時点で発表されていません。実は紅白には、野猿や羞恥心、ポケビ・ブラビ、そして『逃げ恥』の恋ダンスなど、民放発の人気コンテンツを取り入れた歴史があります。
堺雅人と二宮和也の司会共演は確定、VIVANT企画は未発表
2026年の第77回NHK紅白歌合戦では、芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務めます。堺さんと二宮さんはTBS『VIVANT』で乃木憂助とノコルを演じた間柄。ドラマでは義兄弟という関係です。
2人の顔ぶれだけでもドラマファンにはうれしい組み合わせですが、司会としての共演と『VIVANT』そのもののコラボは別です。劇中のセリフを交わしたり、ほかのキャストが登場したりするかどうかは、今後の発表を待つ必要があります。
フジテレビ発の野猿・羞恥心・ゴリエは紅白に出演
『とんねるずのみなさんのおかげでした』から生まれた野猿は1999年と2000年に紅白出場。とんねるずの2人だけでなく、フジテレビの番組スタッフまでメンバーとして歌って踊るという、今見ても大胆なグループでした。
2008年には『クイズ!ヘキサゴンII』発の羞恥心とPaboも出演。当時はNHKがフジテレビ側と直接交渉したと報じられました。テレビ局の垣根を越えるために、実際に調整が行われた事例です。
さらに2005年には『ワンナイR&R』のキャラクター、ゴリエが出場。民放のバラエティで人気になった存在が、そのまま紅白のステージに立つこともあったのです。
日本テレビのポケビ・ブラビは2023年に復活
フジテレビだけではありません。日本テレビ『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』から生まれたポケットビスケッツとブラックビスケッツは1998年に紅白出場。2023年にはテレビ放送70年を記念した特別企画で、25年ぶりにそろって登場しました。
これは単にヒット曲を歌うだけでなく、民放の番組が育てた音楽文化をNHKが振り返る企画でした。紅白が局を越えてテレビの歴史を紹介してきたことがよく分かります。
TBSの前例は『逃げ恥』の恋ダンス
2016年にはTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」を星野源さんが披露しました。ゲスト審査員には主演の新垣結衣さんも出演し、審査員席で振り付けの一部を踊る姿が話題になりました。
ただし、星野さんと新垣さんが舞台で並んでダンスをしたわけではありません。TBSドラマの話題が紅白の演出に結びついた例ではありますが、ドラマの物語を再現した特別企画とは区別したいところです。
VIVANTコラボが実現したら何が新しい?
これまでの代表例は、民放の番組から誕生した音楽グループや、ドラマの主題歌と出演者の共演でした。一方の『VIVANT』は、ドラマの中心人物を演じた2人が司会として紅白を進行します。
堺さんと二宮さんの掛け合いにドラマを思わせる一言が加わるだけでも、ファンには十分な見どころでしょう。さらに阿部寛さんや役所広司さんらが登場し、劇中映像や音楽まで使うなら、より本格的なコラボになります。ただし、これらは現時点では予想です。
紅白が民放と協力してきた前例はあります。それでも、過去の全特別企画を網羅していない段階で『TBSドラマとの史上初コラボ』と断言するのは早計です。2026年の紅白テーマは『こえていこう、歌とともに。』。局の垣根を越える演出があるのか、今後の正式発表を楽しみに待ちたいですね。