コミックシーモアの情報流出で他の漫画アプリは大丈夫?影響を調査

コミックシーモアが不正アクセスを受け、2026年10月15日からサービスを停止しています。

会員情報の流出も判明し、「ピッコマやLINEマンガなど、ほかの漫画アプリは大丈夫?」と心配になった人もいるのではないでしょうか。

10月19日時点で、今回の事件が他社の漫画サービスに波及したという公式発表は確認できていません。

ただし、コミックシーモアと同じパスワードを別のアプリでも使っている場合は注意が必要です。何が起きたのか、購入した漫画はどうなるのか、利用者が今できることまで整理します。

目次

コミックシーモアの情報流出で他の漫画アプリも危ない?

今回不正アクセスを受けたのは、NTTソルマーレが運営するコミックシーモアの会員情報管理システムです。

ほかの漫画アプリまで侵入されたと発表されたわけではありません。

漫画サービス 今回の事件との関係
ピッコマ 波及の発表は確認できず
LINEマンガ 波及の発表は確認できず
めちゃコミック 波及の発表は確認できず
ebookjapan 波及の発表は確認できず
ブックライブ 波及の発表は確認できず
Kindle 波及の発表は確認できず

※2026年10月19日時点の公開情報に基づく整理です。各社のシステムの安全性を検証したものではありません。

サービスの運営会社やシステムはそれぞれ異なります。一つのサービスで情報流出が起きたからといって、別のサービスでも同じ被害が起きたとは限りません。

それでも、利用者側に共通するリスクがあります。それがパスワードの使い回しです。

ピッコマやLINEマンガと同じパスワードなら変更を

コミックシーモアと別の漫画アプリに、同じメールアドレスとパスワードを登録していたとします。

流出した情報が悪用されれば、別のサービスのシステムが侵入されていなくても、第三者にログインを試される可能性があります。

NTTソルマーレも、同じ組み合わせを使用している他社サービスではパスワードを変更するよう呼びかけています。

漫画アプリだけでなく、通販サイトやSNS、メールなども対象です。特にメールアカウントは、ほかのサービスのパスワード再設定に使われることがあるため、優先して確認したいところです。

コミックシーモアで流出した情報は?購入漫画は消える?

NTTソルマーレは10月15日、外部から不正アクセスがあった可能性が高いと判断し、午前11時35分にサービスを停止しました。

翌16日、会員情報を管理するシステムへの侵入と、一部会員情報の流出を確認しています。

流出が判明している情報は次の5種類です。

  • メールアドレス
  • ハッシュ化されたパスワード
  • 生年月日
  • 性別
  • ニックネーム

ハッシュ化とは、パスワードをそのまま保存せず、別の文字列に変換する仕組みです。元のパスワードがそのまま流出したという意味ではありませんが、だからといってリスクがゼロになるわけではありません。

対象人数は引き続き調査中。10月18日の第3報では、一部のシステムログも閲覧・取得されていたことが新たに判明しました。ログに会員情報が含まれていないかも精査されています。

クレジットカード情報や購入履歴は?

クレジットカード情報については、今回の対象システムで保有しておらず、流出していないと発表されています。

購入履歴の流出や、MY本棚のデータの流出・消失・欠損も、10月18日時点では確認されていません。

つまり、購入した漫画が消えたという事実は確認されていないということです。ただし、調査は続いているため、今後の発表にも注意が必要でしょう。

ダウンロード済みの漫画は読める?

ITmedia NEWSによると、サービス停止中でも本棚アプリにダウンロード済みの作品は閲覧できるとされています。

一方、未ダウンロードの作品やWebでの閲覧は、停止の影響を受けています。

何年もかけて買い集めた作品をすぐに読めないのは、漫画好きにとってかなりつらいもの。電子書籍は場所を取らない便利さがある反面、サービスの稼働状況に左右されることも、今回あらためて浮き彫りになりました。

コミックシーモアはいつ再開?今できる対策は

10月18日の第3報で、NTTソルマーレは侵入経路と攻撃手法を特定し、対処を実施したと説明しました。

ただし、安全性の確認や関係機関との調整が必要なため、正確なサービス再開日時はまだ発表されていません。

購入済み書籍をWebで閲覧できる機能から、順次再開する準備を進めているとのことです。

再開時には全会員にパスワードの再設定を求める予定です。再開を装った偽メールには十分注意してください。

利用者が確認しておきたいこと

  • パスワードを変更する:コミックシーモアと同じパスワードを使っている他社サービスは、公式サイトや公式アプリから変更しましょう。
  • 不審なメールを警戒する:補償やアカウント確認を装うリンクから個人情報を入力しないようにしましょう。
  • 多要素認証を使う:対応サービスでは二段階認証やパスキーを設定すると、第三者によるログインの防止に役立ちます。

なお、コミックシーモアを使っていない人が、今回の事件だけを理由にほかの漫画アプリを退会する必要があるとはいえません。

まとめ:ほかの漫画アプリへの波及は確認されていない

コミックシーモアでは一部会員情報の流出が確認され、10月19日時点でもサービス再開の見通しは立っていません。

一方、ピッコマやLINEマンガなど、ほかの漫画サービスに今回の攻撃が波及したという発表は確認されていません。

必要以上に不安になるよりも、まずはパスワードの使い回しを見直すことが大切です。

今後の調査結果や再開日時については、NTTソルマーレの公式発表(第3報)を確認してください。

参考情報

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