『千鳥の鬼レンチャン』で「スピリチュアル宇徳敬子」と呼ばれ、独特の存在感を放っている歌手・宇徳敬子さん。
隕石や音叉を持ち込む姿に千鳥やかまいたちがツッコミを入れても、本人はどこか自然体です。実際、放送を見返した宇徳さん自身も、自分がどう見えているかを知って笑ってしまったと語っています。
あの不思議なキャラクターはいつから生まれたのでしょうか。本人のインタビューをたどると、意外にも音楽活動での葛藤が関係していました。
宇徳敬子が鬼レンチャンで「スピリチュアル」と呼ばれた理由
宇徳さんが『千鳥の鬼レンチャン』に初出演したのは2023年10月15日。Mi-Keの『想い出の九十九里浜』などで知られる実力派歌手ですが、歌声と同じくらい注目されたのが、曲の合間の振る舞いでした。
活性石入りのボトルや、お守りにしている隕石のかけらを披露。音叉を鳴らして邪気を払うという独特の行動も見せました。
さらに黄金色の粉末を水に溶かして飲む場面も。後に本人は、玉ねぎや大豆、生姜などを使った無添加パウダーだったと説明しています。
こうしてスタジオで付けられた呼び名が「スピリチュアル宇徳敬子」。歌唱では7曲連続で成功し、8曲目で失敗したものの、歌い始めるとさすがの実力を発揮しました。
柔らかな口調で不思議な話をしたかと思えば、次の瞬間には力強い歌声。あのギャップが、宇徳さんの面白さなのだと思います。
いじられても笑顔?本人はどう受け止めているのか
『鬼レンチャン』の宇徳さんを見ていると、千鳥やかまいたちからいじられても、必要以上に構えていないように感じます。
2023年の『週刊女性PRIME』のインタビューでは、放送を見返して、自分が周囲からどう見えているのかを知り、笑ってしまったと明かしました。普段もあのような感じなのだそうです。
2025年の双葉社『THE CHANGE』でも、普段の生活について話したパワーストーンなどの話題が、番組のキャラクターにつながったと振り返っています。
つまり、笑いを取るために無理に作った設定というより、もともとの宇徳さんの個性がバラエティーで発見されたのでしょう。
もちろん、本人があらゆるツッコミを歓迎していると断定はできません。それでも、自分の姿を客観的に笑えるところや、柔らかな受け答えは魅力的です。
「私は私」と自分の価値観を大切にしながら、周囲の反応にもおおらか。そんな印象が、番組での愛され方につながっているのかもしれません。
スピリチュアルへの関心はアルバム『氷』の制作時期から
宇徳さんが精神世界や心のあり方に関心を持つようになったのは、ソロ2枚目のアルバム『氷』を制作していた頃だといいます。
2025年のインタビューによると、当時は人間関係のなかで競争したり、人と自分を比べたりすることに疑問を感じていたそうです。もっと平和に暮らしたい。そんな思いから、自分は何のために生き、何のために歌うのかを考えるようになりました。
その延長線上にあるのが、番組でも話していた「ハッピーポイントアップ」という考え方。人を褒めたり、前向きな言葉を使ったりして、幸せを積み重ねていくというものです。
隕石や音叉だけを見ると驚きますが、その背景には、穏やかに生きたいという本人なりの願いがあるようです。
本人はスピリチュアルにハマっているわけではないと説明
2026年2月の『集英社オンライン』のインタビューでは、宇徳さん自身が、スピリチュアルに夢中になっているわけではないと説明しています。
大切にしているのは、自分のリズムを保ち、周囲に振り回されない「自分軸」を持つこと。健康でなければ歌い続けられないという思いから、ホットヨガなども生活に取り入れているそうです。
なお、隕石や音叉に本人が意味を見いだすことと、科学的な効果が実証されていることは別です。また、スピリチュアルな関心だけを根拠に、特定の宗教団体との関係を推測することもできません。
かつての歌姫がバラエティーで見せる新たな魅力
宇徳さんはB.B.クィーンズへの参加、Mi-Keのメインボーカルを経て、1993年にソロデビュー。透明感のある歌声を覚えている人も多いでしょう。
2025年2月には『鬼レンチャン』に再出演し、公式Xでも視聴者への感謝を伝えています。
歌えば実力派、話せば独特の世界観。しかも、自分の言動が笑いにつながることを、本人もどこか面白がっているように見えます。
長い音楽活動を経て、思いがけない形で新しい魅力が見つかった宇徳さん。これからも、不思議なトークと変わらない歌声のギャップを楽しみにしたいですね。
宇徳敬子の公式動画・関連投稿
宇徳敬子さんの公式YouTube動画はこちらです。
2025年2月の『鬼レンチャン』出演後の公式X投稿は、双葉社のインタビュー記事内でも紹介されています。