2026年10月15日、タレント・YouTuberのぺえさんが、体調不良を理由に活動休止を発表しました。心身の不調を公表して休養する芸能人はこれまでもおり、うつ病や適応障害、パニック障害などを明かした人もいます。休養後に仕事へ戻る人、活動の形を変える人など、その後はさまざまです。病名を公表した人と公表していない人を分け、2026年10月時点の状況を整理します。
ぺえが活動休止を発表|病名や復帰時期は?
ぺえさんは2026年10月15日、公式YouTubeで期間を定めない活動休止を報告しました。約3週間にわたる体調不良が続き、医師と相談して療養を選んだと伝えられています。感情が動かない、表情が変わらない、体に力が入らないといった状態も自ら説明しました。
うつ病、パニック障害、適応障害などの診断名は公表されていません。症状をもとに病名を推測することはできず、活動再開の時期も未定です。今回の発表は、芸能界からの引退を意味するものでもありません。
本人の発表動画:YouTube「活動休止します」
うつ病・適応障害などを公表して休養した芸能人
山口一郎(サカナクション)|うつ病を公表し音楽活動へ復帰
山口一郎さんは2022年、体調不良で休養。当初は医師から燃え尽き症候群と診断されたと説明し、2024年にはうつ病を公表しました。サカナクションとしてライブ活動を再開し、2026年も音楽活動を継続しています。
2026年7月には自身のInstagramでうつ病の症状の揺り戻しがあることにも触れました。復帰したことと、病気が完全に治ったことは同じではないと分かる事例です。
名倉潤(ネプチューン)|2019年の休養から復帰
名倉潤さんは2019年8月1日、うつ病のため休養を発表しました。所属事務所は、前年の頚椎椎間板ヘルニア手術に伴うストレスが発症の要因だったと説明。医師の許可を受け、同年10月11日に仕事へ復帰しました。その後もネプチューンとしてテレビ出演を続けています。
深田恭子|適応障害で休養、約3か月後に再開
深田恭子さんは2021年5月、適応障害と診断されたことを明かして休養。出演予定だったドラマ『推しの王子様』を降板しました。同年9月2日に活動再開を報告し、その後は映画イベントなどにも登場しています。短期間で復帰した事例ですが、休養の必要性や回復のペースは人によって異なります。
鈴村健一|適応障害を公表、経営する会社は解散予定
声優の鈴村健一さんは2026年2月、適応障害で静養することを公表しました。所属事務所INTENTIONは同年6月29日、体調を考慮しながら段階的に仕事を再開すると発表しています。
さらに2026年10月13日、同社は2027年3月31日をもって解散する予定と発表。医師から経営に関わり続ける限り病状が回復しないとの診断を受けたことを理由に挙げました。会社はまだ解散しておらず、予定日まではマネジメント業務を継続するとしています。
丸岡いずみ|うつ病で長期療養後に復帰
元日本テレビキャスターの丸岡いずみさんは、2011年に体調を崩し、うつ病を経験したことを公表しています。療養や入院を経て仕事へ復帰し、のちに著書やインタビューで当時の経験を紹介しました。休むことの大切さや早めの対処を呼びかける発信も続けています。
渡邊渚|PTSDを公表しフリーランスへ
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんは2023年7月から療養し、2024年10月にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を公表しました。2024年8月末に同局を退社し、その後は執筆やイベント出演など、フリーランスとして活動。2026年も体調の波について発信しています。以前の職場へ戻るのではなく、仕事の形を変えた事例です。
パニック障害を公表して休養した芸能人
松島聡(timelesz)|約1年9か月を経てグループ復帰
松島聡さんはSexy Zone時代の2018年11月、突発性パニック障害の治療に専念するため活動休止を発表。2020年8月に復帰し、仕事を段階的に再開しました。現在もtimeleszのメンバーとして活動を続けています。
岩橋玄樹(元King & Prince)|脱退後にソロ活動
岩橋玄樹さんは2018年10月、パニック障害の治療のため休養を発表しました。長期の療養を経て、2021年にKing & Princeを脱退し所属事務所も退所。その後はソロアーティストとして活動し、2026年にはアルバム『LAzarus』や同名のツアーを展開しました。
中川家・剛|パニック障害の経験を公表
お笑いコンビ・中川家の剛さんは、1990年代にパニック障害を経験したことを明かしています。電車移動などに支障が出た時期や、相方で弟の礼二さんに支えられた経験を後年の番組で語りました。現在も漫才やテレビ出演を続けています。
安西ひろこ|長期休養から芸能活動へ
タレントの安西ひろこさんも、パニック障害を経験し、長期間活動を休んだことを公表しています。のちに芸能活動を再開し、病気と向き合った体験についても発信してきました。休養期間や復帰の仕方が人によって違うことを示す事例です。
病名を公表せず体調不良で休養した芸能人
岡村隆史(ナインティナイン)|2010年に休養し復帰
岡村隆史さんは2010年7月、体調不良による休養を発表し、同年11月27日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』で復帰しました。後年、眠れなかったことや仕事が難しくなったことを本人が振り返っています。当時の具体的な診断名は公表されていません。うつ病やパニック障害と断定しないよう注意が必要です。
休養後の現在は?復帰だけでなく活動の形もさまざま
今回紹介した芸能人のその後を見ると、同じ職場やグループへ戻った名倉潤さんや松島聡さん、ソロ活動へ転じた岩橋玄樹さん、フリーランスとして活動する渡邊渚さんなど、経過は一様ではありません。鈴村健一さんのように仕事を一部再開しながら経営上の役割を見直す例もあります。
ただし、活動再開は完治の証明ではなく、休養が長いから重症だと判断できるわけでもありません。診断名、症状、治療、復帰の判断はそれぞれ異なります。本人が明かした範囲を超えた推測は避けたいところです。
ぺえさんについても、病名や復帰時期はまだ発表されていません。これまでの事例から分かるのは、仕事に戻る形は一つではないということです。今は安心して療養に専念できることを願い、本人の次の言葉を待ちたいですね。
