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ボビー吉野の経歴と振付歴|嵐の素顔・仮面舞踏会など名曲を多数担当

工藤静香さんの代表曲「嵐の素顔」といえば、腕をL字に動かす印象的なダンスまで覚えている人も多いのではないでしょうか。

この「嵐の素顔」の振付を手掛けたのが、ダンサー・振付師のボビー吉野さんです。

実はボビー吉野さんは、工藤静香さんだけでなく、少年隊、光GENJI、小泉今日子さん、中山美穂さん、SMAPなど、1980~90年代を代表するアイドルや歌手の振付・ダンス指導に携わってきた人物です。2026年にはDef Classに「嵐の素顔」のオリジナル振付を直接指導し、名振付が新しい世代へ受け継がれています。

目次

ボビー吉野は工藤静香「嵐の素顔」の振付師

ボビー吉野さんは、長年にわたり日本の歌謡界・アイドル界で活動してきたダンサー、振付師です。

公式プロフィールには、1989年の工藤静香さん「嵐の素顔」をはじめ、「黄砂に吹かれて」「くちびるから媚薬」「ぼやぼやできない」などを担当したことが記載されています。

「嵐の素顔」で特に印象的なのが、腕を直角に曲げて動かす、いわゆる「L字ダンス」。ボビー吉野さんは、このL字ダンスを含む「嵐の素顔」の振付を手掛けた人物です。

1997年には、工藤静香さんと石橋貴明さんによるユニット・Little Kissの「A.S.A.P.」も担当しています。

つまり「嵐の素顔だけを振付した人」ではなく、工藤静香さんのヒット曲をダンスの面から何度も支えていた振付師だったことが分かります。

ボビー吉野の経歴|ジャPAニーズから振付師へ

ボビー吉野さんのキャリアをたどると、日本のアイドルダンスの歴史にもつながっていきます。

1976年にダンスグループ「ファンキードールズ」に参加し、ロックダンスやロボットダンス、ソウルダンスなどを披露。1977年には「プレイボーイダンスコンテスト」で男性個人優勝を果たしました。

1978年には「ジャPAニーズ」を結成し、旧ジャニーズ事務所で活動。フォーリーブスのコンサートで初舞台を踏み、その後は田原俊彦さんのバックダンサーとして「レッツゴーヤング」「ヤンヤン歌うスタジオ」「たのきん全力投球!」などにも出演しました。

1985年には渡米し、マイケル・ジャクソン「Thriller」などの振付で知られるマイケル・ピータースと出会ったことが公式プロフィールに記されています。

その後は少年隊の「PLAYZONE」などの振付を担当。少年隊、光GENJI、忍者、SMAP、ジャニーズJr.らのレッスン、コンサート、楽曲の振付にも携わりました。

自らアイドルのバックで踊った経験を持ち、その後は次の世代を教える側へ。日本のアイドルダンスが大きく発展していった時代を、現場で支えてきた一人といえそうです。

ボビー吉野の振付歴|仮面舞踏会やガラスの十代も担当

ボビー吉野さんの公式プロフィールには、昭和・平成を代表するヒット曲が数多く並んでいます。

  • 田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」「ごめんよ涙」など
  • 少年隊「仮面舞踏会」など
  • 光GENJI「STAR LIGHT」「ガラスの十代」「パラダイス銀河」など
  • ラッツ&スター「め組のひと」
  • 小泉今日子「なんてったってアイドル」「水のルージュ」など
  • 中山美穂「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」「派手!!!」「50/50」など
  • 工藤静香「嵐の素顔」「黄砂に吹かれて」「くちびるから媚薬」「ぼやぼやできない」など
  • とんねるず「嵐のマッチョマン」
  • 長山洋子「ヴィーナス」「ユア・マイ・ラヴ」
  • SMAP「Can’t Stop!! -LOVING-」「笑顔のゲンキ」など
  • 松田聖子「20th Party」など
  • Little Kiss「A.S.A.P.」

「仮面舞踏会」「ガラスの十代」「パラダイス銀河」「なんてったってアイドル」「嵐の素顔」など、曲だけでなくダンスまで広く知られている作品が多いのが特徴です。

ボビー吉野さんの名前を知らなくても、振付は何度も見たことがあるという人も少なくないでしょう。

また、アイドル楽曲だけでなく、2004年から2016年まで13年間にわたりミュージカル「アニー」と「アニークリスマスコンサート」の振付も担当しています。

坂本昌行の恩師で平野紫耀をジャニー喜多川氏に紹介

ボビー吉野さんと旧ジャニーズ事務所とのつながりを示す興味深いエピソードもあります。

2021年1月放送のテレビ朝日系「あいつ今何してる?」では、坂本昌行さんがJr.時代にダンスを教わった恩師としてボビー吉野さんが登場しました。

さらに番組では、現在Number_iで活動する平野紫耀さんをジャニー喜多川氏に紹介した人物がボビー吉野さんだったことも紹介されています。

田原俊彦さんのバックダンサーとして活動し、少年隊や光GENJI、SMAPらを指導。そして後の世代である平野紫耀さんが旧ジャニーズ事務所とつながるきっかけにも関わっていたことになります。

振付作品だけでなく、人材育成という面でも長くアイドル界に関わってきた人物であることがうかがえます。

2026年にはDef Classへ「嵐の素顔」を直接指導

そして2026年、ボビー吉野さんが約37年前に手掛けた「嵐の素顔」の振付が、若い世代へ直接受け継がれました。

6人組ダンス&ボーカルグループ・Def Classは、工藤静香さんの楽曲をアレンジした「嵐の素顔(Def Class Remix)」をリリース。公式SNSでは「L字ダンス」を使った企画も展開されています。

さらにDef Classの公式SNSには、ボビー吉野さんから「嵐の素顔」のオリジナル振付を直接教わり、一緒に踊る様子が公開されました。

1989年のオリジナルから30年以上を経て、振付を手掛けた本人が2020年代のダンス&ボーカルグループへ直接伝えているというのは興味深い出来事です。

「嵐の素顔」が現在まで振付込みで記憶されているのは、楽曲の強さはもちろん、一度見たら覚えてしまうダンスの力も大きかったのでしょう。

ボビー吉野さんの経歴を振り返ると、田原俊彦さん、少年隊、光GENJI、工藤静香さん、SMAPらが活躍した時代から現在まで、日本のアイドルダンスを長く支えてきたことが分かります。

そして2026年にはDef Classへ「嵐の素顔」を直接伝授。昭和・平成に生まれた名振付が令和の若い世代にも受け継がれていることは、ボビー吉野さんが残してきた仕事の大きさを改めて感じさせます。

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