「さくらんぼ」「大好きだよ。」「プラネタリウム」「恋愛写真」など、数多くのラブソングを発表してきた大塚愛さん。
2026年10月には「大好きだよ。」のMVについて、彼氏役は当時のマネージャーで「実際の彼氏だった」とするX投稿が拡散され、過去の恋愛にも改めて関心が集まっています。
ただ、確認できる情報をたどると、「大好きだよ。」の元彼説には一次情報による裏付けがなく、一方で大塚愛さん本人が実際の恋心から生まれた曲について明かした例もあります。恋愛遍歴とともに、ラブソングの「実話」と「噂」を整理します。
大塚愛の恋愛遍歴は?公表されている相手はSU
大塚愛さんの歴代彼氏についてはネット上にさまざまな説がありますが、実名を伴って交際が確認できる代表的な相手は、RIP SLYMEのSUさんです。
それ以前については、大塚さん自身が「好きだった人」の存在を語ったことはあるものの、相手の名前は明かしていません。「歴代彼氏○人」といったネット情報を、そのまま事実として扱うのは注意が必要です。
- 2004年:「大好きだよ。」MVの男性をめぐり、後年ネット上でマネージャー・元彼説が広がる
- 2007年:「ポケット」の制作につながった「好きだった人」がいた
- 2009年:RIP SLYMEのSUと「aisu×time」で共演
- 2009年12月25日:SUとの交際開始と報道
- 2010年6月25日:SUと結婚
- 2011年3月:長女が誕生
- 2018年11月:SUとの離婚を発表
「大好きだよ。」MVの彼氏役は本当に元彼だった?
2026年10月、Xで「大好きだよ。」のMVについて、彼氏役は当時のマネージャーで、MVの中だけでなく実際の彼氏だったという趣旨の投稿が拡散されました。
「大好きだよ。」は2004年10月20日に発売された大塚愛さんの6枚目のシングルです。MVでは、大塚さんと男性が恋人同士のように過ごす姿が描かれています。
この男性については、少なくとも2009年ごろにはネット上で「当時のマネージャー」とする情報が存在していました。一方、その古い投稿でも「恋人だった」という部分は回答者自身の推測として書かれています。
今回確認した範囲では、大塚愛さん本人や所属先、信頼できる報道などによって、MVの男性が実際の交際相手だったと確認できる一次情報は見つかりませんでした。
そのため、「大好きだよ。のMVに登場した男性=大塚愛の元彼」と断定することはできません。長年ネット上で語られてきた説が、2026年に再び拡散されたと見るのが適切です。
「ポケット」は実際に好きだった男性へのラブレターだった
一方、大塚愛さん自身が実際の恋心と楽曲の関係を明かした例があります。それが2007年11月7日発売の「ポケット」です。
2026年7月30日放送のテレビ朝日系「あざとくて何が悪いの?」で、大塚さんは当時好きだった人から「“ポケット”っていう曲を作ってほしい」と頼まれたことが制作のきっかけだったと明かしました。
大塚さんにとって、相手への「ラブレター」のような楽曲だったそうです。完成した曲を聴いた相手は泣いていたものの、その恋は実らなかったと語っています。
相手が誰なのかは公表されていません。また「好きだった人」と説明しているため、正式に交際していた男性だったと断定することもできません。
「プラネタリウム」は亡くなった元彼の曲ではなかった
大塚愛さんの恋愛にまつわる噂で、長年特に有名だったのが「プラネタリウム」です。
ネット上では「亡くなった元彼を思って作った曲なのではないか」という都市伝説のような話が広まりましたが、この説は大塚さん本人が否定しています。
2025年11月放送のTBS系「テレビ×ミセス」で、この噂について尋ねられた大塚さんは「フィクション」だと説明。番組では、大塚さんが19歳のころに歌詞を書いたノートも紹介されました。
したがって、「プラネタリウム=亡くなった元彼への曲」を大塚愛さんの恋愛遍歴として扱うことはできません。
SUとの出会いから結婚、離婚まで
大塚愛さんの恋愛遍歴の中で、交際が明確に確認できるのがRIP SLYMEのSUさんです。
2人が接近するきっかけとなったのは音楽でした。2009年、大塚さんのラブソング・ベストアルバム「LOVE is BEST」に収録された「aisu×time」で共演しています。
当時の報道によると、2人が交際を始めたのは2009年12月25日。半年後の2010年6月25日に婚姻届を提出しました。大塚さんは結婚発表の際、それまで25日は2人にとって「恋人記念日」だったことも明かしています。
2011年3月には長女が誕生。しかし2018年11月、大塚さんはSUさんとの婚姻関係を解消したことを発表しました。
大塚さんは離婚について、幸せな日々だけでなく「耐え難い毎日」もあったと振り返り、子どもとの生活を守るために決断したと説明しています。
離婚以前にはSUさんとモデル・江夏詩織さんをめぐる不倫交際疑惑が週刊誌で報じられました。ただし、大塚さん自身が「不倫だけが離婚理由だった」と発表したわけではありません。本人の発表と週刊誌報道は分けて考える必要があります。
大塚愛の恋愛ソングは全部実話というわけではない
大塚愛さんには恋愛をテーマにした楽曲が多いため、「この曲にも実在する元彼がいるのでは」と想像したくなるところです。
しかし本人の発言を追うと、すべてを自身の恋愛体験だけで作っているわけではないことが分かります。
「プラネタリウム」のようにフィクションだと本人が説明した作品がある一方、「ポケット」のように実際に好きだった人への思いが込められた作品もあります。
そして「大好きだよ。」のMVについては、彼氏役の男性をめぐる説が長く語られていますが、「実際の元彼だった」という部分の確かな裏付けは確認できません。
実話とフィクションの境目が簡単には分からないからこそ、大塚愛さんのラブソングは時代が変わってもさまざまな想像を呼ぶのかもしれません。2026年になって「ポケット」の制作背景が本人から明かされたように、今後も過去の名曲について新しいエピソードが語られる可能性がありそうです。